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治療について自分が考えて決める大切さ

記事作成日:2015年7月3日
最終更新日:2017年5月1日

がんなど大きな病気に罹った時に治療方法について理解して、自分自身で考えて決めるということは、後悔のない人生を送るために大切なことです。もちろん、医学的なことは医学をちゃんと学んだ人にしかわからないのですが、決断に至るまでに十分情報を得て、自分なりに考えて、納得して選ぶということが大切です。

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医療はまだ完全でも万能でもない

医療技術は進歩していますが、完全でも万能でもありません。現代の医療技術で治療できるもの、治療を遅らせることができるものもありますが、治療が難しいものもあります。手術は体に負担がかかりますし、薬は副作用がある場合もあります。

専門的な事でも知ろうとすることが大切

医療のことはとても専門的なので、専門家ではない人にとってはお医者さんの言うとおりにしていれば大丈夫と思って、何も考えないこともありますが、自分の命に係わることなので、積極的に知ろうとすることが大切です。もちろん、専門的なことは医学をちゃんと学んでいないと理解できない部分はありますが、自分なりに情報を集め、自分なりに考え、自分が納得する選択肢を選ぶことが重要になります。もちろん、専門家であるお医者さんの助言も積極的に受けるべきであると考えられます。

がん治療で副作用とどう向き合うか

がん治療を例にすると、抗がん剤はがんの治療の際に用いられます。しかし、がんを完全に治療できる場合だけではなく、がんの成長を遅らせて、延命を図ったり、病状の緩和を試みるために用いられる場合もあります。また、人によって効果があったりなかったりする場合があります。一方で抗がん剤は重い副作用があるものもあり、がんよりも抗がん剤の副作用に苦しむ場合もあります。

そのため、抗がん剤治療では効くか効かないかという部分にある種の賭けになってしまう側面があります。そのことを全く知らずに治療を開始するのと、知っていて納得してから治療を開始するのでは、自分の治療に対する気持ちが全く変わってくると思います。

延命か普段通りの生活か

例えば、300日生きられた人が治療で延命して600日生きられるようになるかもしれません。しかし治療による副作用で生きられる600日は苦しい日々だったとしたらどうでしょうか。

治療による延命を図らなければ300日しか生きられませんが、最初の200日は普段通り暮らせて、残りの100日が苦しい日々だったらどうでしょうか。

寿命が長いことを選ぶか、普段通り生きられる日が長いことを選ぶか、価値観によって変わってきます。判断する時に十分悩んで決めたのか、人に言われるがまま決めたかでは、その後の気持ちの持ち様が変わってきます。

どちらが良かったかは分からない

別の例を考えてみます。治療によってかえって病状が悪化する可能性がある病気があったとします。手術して成功する確率が50%とか、副作用が強い薬剤が効く可能性が50%といったような事例です。治療を行ったことで寿命が延びる場合もあれば、逆に手術による体への負担や薬剤の副作用で寿命が縮む場合もあります。

自分が治療を選択して寿命を迎える間際に、別の治療を選んでおけばもっと長生きできたかもしれないと後悔することがあるかもしれません。しかし、どちらの方法が良かったか、試すことはできません。タイムマシンでもない限り2つの方法を比較できないからです。ある人にとっては良かった治療法は別の人には当てはまらないかもしれません。

一人一人にとってどちらの選択が良かったのか、事後的にも分からない場合があります。別の選択は仮定の話でしかないので確かめようがないからです。人に言われるままに選んだことと、人の意見を聞きながら自分で考え納得して選んだことでは、自分で納得して選んだ方が後から振り返って後悔が少ないはずです。

だからこそ考えて決めることが大切

病気の治療については専門家であるお医者さんでも意見が分かれることがあります。専門家の間でも議論が別れるのに素人では少し調べたくらいでは判断できないかもしれません。それでも治療方法について、自分で理解しようとして、専門家から詳しい説明を受けて、考え抜いてどうするかを決めることが大切なのではないでしょうか。

お医者さんによって意見が違うので、セカンドオピニオンなどできる限り立場が違う人の意見を聞いて、自分なりに判断することが後悔しないことにつながるのではないでしょうか。よく分からないからとお医者さん任せにしていたら、思うように治らなかった時に、本当にこれでよかったのか、間違った選択をしたかもしれないと悩み、後悔してしまう可能性があります。

医療には間違いもある

日本に限らず世界的に見ても有効だとされていた治療法が後になってあまり効果がないことが分かったり、薬の治療効果を示すデータに疑義が出たり、医療には後になって間違いだと分かることもあります。薬だと思っていたものが実は健康被害を発生させてしまう薬害の問題もあります。

今当たり前に行われていることを盲目的に信じるだけではなく、常にいろんな立場の人の新しい意見を聞いて、情報に敏感になることが自分や家族を守ることにつながる場合もあります。

まとめ

  • 医療は完全でも万能でもありません。治療によっては副作用があり、かえって生活の質を下げてしまう場合もあります。
  • 専門家ではないため限界はありますが自分でも治療のことを知って考え抜いて判断することが大切です。セカンドオピニオンなど複数の専門家から話を聞いて多くの情報を得ることが重要です。

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【治療について自分が考えて決める大切さの記事は終わりです】

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