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借金のメリットとデメリット

記事作成日:2018年11月27日

借金のメリットとデメリットについてです。借金には、お金がなくてもものやサービスが買える、お金が足りなくても支払いに遅れなくて済む、借金を使った投資で儲かることがある、などのメリットがあります。逆に借金は、前借りなので将来使えるお金が減る、利息が発生する、精神的なプレッシャーになる、返済が遅れると不利益がある、などのデメリットがあります。

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借金のメリット

借金のメリットは、買うためのお金が貯まっていなくても必要なものやサービスが買えるということ、一時的なお金の不足に対応できること、借金で投資をするとお金がなくても儲けられることがあります。

借金はお金がなくても欲しいものやサービスが買える

借金のメリットは、お金がなくても欲しいものが買えるということです。借金の本質は、将来の自分のお金を利息を支払って前借りして使うということですが、お金が貯まっていなくても、その時必要なものが買えるのです。

特に大切なのは、欲しいもの(場合によってはサービス)が必要となるタイミングが人生の特定の時期に限られている時に借金が役に立つということです。

ただし、欲望を抑え切れずに衝動的に欲しいものを買い続けていると家計の破綻を招きます。

教育のための借金(奨学金、教育ローン)

例えば、大学教育は基本的に高等学校を卒業した18歳の頃に必要になります。もちろん、歳をとってからでも大学入学は可能ですが、就職等の面では、18歳から大きく時期を外さない方が良いのです。お金が貯まるまで待って25歳から入学するというのでは、就職等に影響が出てきます。そのため、奨学金などの借金をして高校卒業後に入学するというのは意味があるのです。

家を買うための借金(住宅ローン)

他にも住宅ローンが挙げられます。お金が貯まるまで家を買うのを待つと、お金が貯まるのが60歳前後になるかもしれません。しかし、60歳になって初めて家を買っても家を有効活用しきれるか分かりません。せっかくなら、結婚や出産などで家族の時間が大切になるような30代に家をかってその後何十年も使い続けた方が満足度が高いと考えられます。そのため、住宅ローンは意味があるのです。

借金はお金が足りない時に支払い不能にならずしのげる

借金のメリットの1つとして、家計の資金繰りに役立つ、お金が足りない時に支払い不能にならなくてすむ、一時的にしのげる、ということが挙げられます。

お金のやりくりの経験が足りずに、お金を使い過ぎてしまった、支払いがあるのを忘れていた、計画を上手く建てられなかった、急な支払いに備えられなかったというようなことで、一時的にお金が足りなくなっても、借金をすれば支払いを遅らせずに対応できるのです。

例えば、電気代や携帯料金の支払いなどに遅れることなく利用停止にならなくて済みますし、病気やけがでお金が足りなくなっても何とか支払いができるのです。

もちろん、常にお金が足りなくて借金を繰り返したり、失敗から学ばなかったりすれば、家計がいずれ破綻してしまいますが、借金に頼らざるを得なかったことを糧にして、失敗から学ぶことができるのであれば、借金は一時的な救済手段として有効なのです。一時的なお金の不足に対応できるのです。

借金で投資をすれば利息以上の収益が得られることがある

借金のメリットの1つとして、借金で儲けられる場合があるということがあります。借金で投資をした場合に、投資の収益率が借入金利を上回れば儲かるのです。例えば、100万円の借金を借入金利年率5%でして、全額投資をして1年間で108万円(元本に対する収益率は8%)にすることができれば、収益率8%>借入金利5%なので、3%分が儲けになります。

高い成果が期待できる投資案件がある場合には、借金をしてでも投資をすることで、儲かる可能性があるのです。もちろん、目論見が外れれば、投資で損失を出すばかりでなく、利息の支払いにも苦しむことになります。

借金による投資は、金融商品への投資だけに限らず、事業への投資でも同じことが言えます。銀行から事業のために借り入れをして、借り入れた金利以上の利益を事業から上げることで、大きく儲けることができるのです。

そのため、事業をするために借金をすることは悪いことではなく、むしろ儲けるためには当たり前の手段となるのです。

いわゆるレバレッジ効果とも呼ばれるものですが、借金を活用することで手元にある資金以上の投資をすることができ、少ない元手で大きな収益を上げることができるのです。

借金のデメリット

借金のデメリットは、前借りになるので将来使えるお金が減る、利息の支払いが発生する、精神的なプレッシャーとなる、返済が遅れると信用を失ってしまう、ということがあります。

借金で前借りとなり将来使えるお金が減る

借金とは、将来使えるはずの自分のお金を利息を払って今使えるようにする行為です。

ある人の一生の収入の範囲内でやりくりすると考えると、借金をしても返済をしなければいけないため、最終的に自分の本当の意味での収入になるわけではありません。

借りた分は返さなければいけませんが、借りて使ってしまうとその分将来使えるはずのお金を先に使ってしまうことになります。将来得た収入で、既に借金で使ってしまった分の返済をすることになるためです。

例えば、住宅ローンを例に考えてみると、住宅ローンで3,000万円を借りて手元資金と合わせて自宅を購入したとします。将来にわたって、住宅ローンの3,000万円の元本と利息分を支払わないといけないため、将来の収入を住宅ローンの元本と利息の返済に充てることになります。その分、将来自由に使えるお金が減ってしまうのです。

借金で利息分だけ人生で使えるお金が減る

借金をしなければ、自分の人生で得たお金は得た分だけ自由に使うことができます。しかし、借金をすると借金をしたことの手数料として、利息を支払わなければいけなくなります。その分だけ、一生涯で使える自分のお金が減ってしまいます。

住宅ローンを例に考えると、住宅ローンを3,000万円借りて、30年程度で返済すると、利息が合計で1,000万円程度発生することがあります。生涯での収入が3億円の人は、住宅ローンを借りると利息の1,000万円分は利息に消えてしまって自分が好きなように使うことができなくなり、2億9,000万円に使えるお金が減ります(社会保険料や税金等がかかりますが、ここでは単純化のため無視します)。

借金をして、利息を沢山発生させてしまうとその分だけ自分が人生で自由にできるお金が減ってしまうのです。そのため、借金はできる限りしない方が良いのです。お金のやりくりが下手で借金を沢山してしまうと、利息が発生する分だけ更に家計の面で不利になるのです。

借金は精神的なプレッシャーがかかる

借金に慣れてしまうと、借金をしている感覚がなくなってしまうこともありますが、それでもほとんどの人にとって借金は精神的なプレッシャーとなります。

お金を借りていると、返せなくなったらどうしようという不安から逃れられなくなってしまうことがあるのです。特に生活がぎりぎりな人、貯金がほとんどない人、雇用が安定していない人、収入の変動が大きい人などは、借金をしていると、借金の返済に行き詰ってしまう恐怖が精神的なプレッシャーとなってしまうことがあるのです。

借金をしているだけで、借金をしてない人よりも気持ちが沈んでしまったり、社交的でなくなったり、暗くなったりするのです。特に借金をしていると、お金を無駄にできないという思いから交際費を抑えようとして、人付き合いを避けるようになってしまうことがあるのです。

また、毎月返済日が来るのが憂鬱だったり、残高があるかどうか気になったりして、疲れてしまうことがあります。

借金の返済を怠ると信用を失い損害金の支払いが発生する

借金は返済期日が設定されています。返済日にお金がなくて返済ができないと、金銭面での信用を失ってしまい、クレジットカードを作ることが難しくなったり、新たにお金を借りるのが難しくなったり、分割払いで商品を購入することが難しくなったりしてしまいます。返済に遅れると不利益があるのです。

また、住宅ローンなどであれば、優遇金利でなくなったり、自宅が差し押さえられたりしてしまうこともあります。場合によっては仕事にも影響が出てしまうことがあります。

更に、返済が遅れた分だけ遅延損害金の支払いを求められることがあります。お金はあるけど、たまたま不注意で支払い口座の残高が足りなかったということであれば支払いは可能かもしれませんが、お金がなくて返済日に支払えなかったということであれば追加で遅延損害金が発生すれば痛手になります。

借金をすると、返済日にちゃんと返済を続けていかなければいけなくなり、返済が遅れれば更に不利になるのです。

まとめ

  • 借金のメリットは、お金がなくても欲しいものやサービスが買える、一時的なお金の不足に対応できる、投資で儲かることがある、といったことがあります。
  • 借金のデメリットは、前借りなので将来使えるお金が減る、利息が発生する、精神的なプレッシャーになる、返済が遅れると不利益がある、といったことがあります。

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