辞めた方がいい会社・入らない方がいい会社
記事作成日:2015年8月19日
世の中には様々な問題を抱えていて、辞めたほうがいい会社、入らない方がいい会社があります。労働環境が劣悪だったり、パワハラやセクハラが横行していたり、給料が少なかったり、倫理観に反する仕事をしていたりするような場合は早く辞めたほうが良い場合があります。我慢し続けていると人生の貴重な時間を無駄にしてしまうことがあります。
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長時間労働など労働環境が劣悪な会社
まず労働環境が酷い会社は辞めたほうがいい会社です。いわゆるブラック企業と呼ばれる会社ですが、長時間労働である、サービス残業がある、休日が少ない、休憩時間がないか少ない、休日の間も家で仕事をさせられたり電話がかかってくる、休暇が取れない、自腹で交通費などの経費を負担しなければならない、照明が暗い、職場が汚いなどなど労働基準法に反していたり、スレスレだったりする会社はなるべく早く辞めましょう。入ってはいけません。長時間労働は健康を損ない、家族との時間も奪います。
パワハラやセクハラが蔓延する会社
業務上の上下関係などに基づいて上司が高圧的な言動や人格否定、嫌がらせ、いじめ、暴力などによって精神的、肉体的な苦痛を与えるようなことをパワーハラスメント(パワハラ)、性的な言動によって不快な気持ちにさせたり、性的な言動に反発した場合に不利益を与えるようなセクシャルハラスメント(セクハラ)が蔓延しているような会社は辞めましょう。誰も見て見ぬふりをしたり、仕方ないこと思っていたりするような会社は大いに問題があります。
給料が見合ってないと感じる会社
業種や職種、会社の規模などによって給料の水準は変わってきますが、同業他社や同年代の給料などと比較してあまりにも給料が少ないという場合には転職を考えたほうが良い場合があります。自分の仕事に比べて給料が少ないと感じる場合には、不満を抱えたまま働くことになるので、希望する給料がもらえるような会社に転職するのも手です。
人を騙すような仕事をする倫理観がない会社
企業は利益を上げるために活動をします。しかし、時に利益を上げることへの意識が強くなりすぎて、倫理観に反するような販売を行うような会社があります。相場よりも割高なものを売りつけたり、リスクを隠して売りつけたり、お客さんの目的に合わないような物を売りつけたり、不安心理を煽って買わせたり、明確に法令に反していなくても、人をだまして者やサービスを売るような仕事をしている会社は辞めたほうがいいでしょう。図太い神経の人ならやっていけるかもしれませんが、良心の呵責を感じる人は長く続けられないでしょう。
労働環境の安全に配慮していない会社
労働者の安全確保に注意を払っていない会社も要注意です。危険な場所で作業をするのに十分な安全措置を取らなかったり、教育を怠ったり、現場監督を置かなかったりするような場合です。また、長時間労働を放置し、体調を崩す人が続出している職場も問題があります。疲労が蓄積するとミスをしやすくなります。運転や機械を操作する作業の場合は、注意力が散漫となって事故を引き起こしてしまう可能性があります。人手が足りず、少ない人数で仕事に当たらせようとする会社も行き過ぎれば事故の元になります。健康あっての人生ですから、少しでも安全に不安を感じる仕事は避けましょう。
職場の人間関係が悪い会社
仕事は人生の多くの部分を占めるので、できれば楽しく前向きに取り組みたいものです。しかし、職場の人間関係が悪すぎると毎日憂鬱な気持ちで仕事をしなければならなくなります。人を罵ったり、悪口を言ったり、非難したり、嫌がらせをしたりするような人間関係に陥っている会社は苦労を感じることはあっても、心地よさを感じることはありません。人間関係は中に入ってみないと分からないことも多いですが、おかしいと思ったらなるべく早く脱出することを考えましょう。
変な社風や習慣がある会社
毎朝スローガンを唱えたり、独特の習慣があったりして、おかしな社風や習慣がある会社があります。程度が軽ければ、あまり問題ではありませんが、強く違和感を感じるような場合は気を付けましょう。どうしても合わない環境に身を置いてしまうと人間は体や心に様々な変調が表れてくるので、どうしてもついていけないと感じるような会社は、ついていかずに離れるようにしましょう。
精神的プレッシャーが強い会社
仕事にはノルマやプレッシャーはつきものですが、行き過ぎている場合があります。実現がほとんど不可能なノルマがあって達成できないと厳しく叱責される、ミスが許されない職場で些細なことで厳しく注意される、納期が厳しく仕事にゆとりがほとんどない、コンプライアンスや情報セキュリティに力を入れすぎて非合理な行動を強要する、などです。よくありがちですが、あまりに行き過ぎてしまって精神的に強くストレスを感じるような場合は、辞めることも考えましょう。通常の仕事の範囲を超えておかしいんじゃないかと思えるような場合は会社にとどまらない方が良いこともあります。
経営不振に陥っている会社
経営が上手くいっておらず、業績が傾いている会社も危険です。会社の再建のために努力を尽くすことで良い方向に向かう場合がありますが、社内での地位が低い場合は意見をしても聞いてもらえないでしょうし、仕事の裁量がない場合もあるので、どうにもできないということもあると思います。自分が努力しても会社の再建に貢献できず、業績が悪くなっているのであれば、早目に辞めて次の仕事を探した方が良い場合があります。
出世ができない会社
幹部が親族で固められている場合など、一生働いても出世や昇進が望めないような会社では、生きる希望を失ってしまいかねないので活躍の機会がある別の会社に移った方が良い場合があります。非正規職員として働いている場合に、正社員になることを希望しているのに正社員になるチャンスがないなどのような場合にも異なった会社を探した方が良い場合があります。
教育体制が整っていない会社
仕事は人がしているのを見て覚えたり、色々と試していくうちに覚えていくものですが、教育体制が整っておらず、仕事のやり方を聞いても誰も教えてくれない、何をやっていいのか分からないという会社は問題があります。十分に仕事のやり方を指導しない会社では、業務の背景や知識が不足したまま仕事をするので重大なトラブルや事故につながる恐れがあります。また、働く人の成長にもなかなかつながらないので、別の会社で働いたほうが良い場合があります。
尊敬できる人がいない会社
職場を見渡してこういう人になりたい、人間として尊敬できる、というような人がいない場合には、会社を変えたほうが良い場合があります。職場にいる人に人間的な魅力を感じない場合、働いていても楽しくありません。特に尊敬できないような上司の下で働くことになると日々不満を抱えることになります。
身体や精神の健康を損ねる会社
働きたくないという会社で働いていると、不満やストレスがどんどん溜まってしまい、身体の変調やイライラなどになって表れてきます。会社で健康を損ねてしまう理由は人それぞれですが、働いていると健康でいられないというのは問題なので、辞めたほうがいいでしょう。体や心を壊しても会社が面倒を見てくれるわけではありません。会社のために頑張っても会社が守ってくれるようなことはないのです。自分の事を大切にしましょう。
非合理や非効率が通ってしまう会社
合理的でないことや効率的でないことがあっても誰も否定せず受け入れられるような会社も要注意です。会社がどんどん働きづらくなるだけで、一向に改善しなくなるので、救いようが無くなってしまいます。おかしいとおもったことをおかしいというと生意気だと思われてしまい、嫌がらせや注意を受けてしまうような会社には未来がありません。
まとめ
- 世の中には早く辞めたほうがいい会社や入らない方がいい会社もたくさんあります。
- 労働環境が劣悪だったり、パワハラやセクハラが横行していたり、給料が少なかったり、倫理観に反する仕事をしていたりするような場合は早く辞めたほうが良い場合があります。