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専業主婦・主夫がキャッシングなど借金をしないためにできること

記事作成日:2016年10月10日
最終更新日:2023年3月3日

専業主婦・主夫がキャッシングなど借金をしないためにできること

専業主婦・専業主夫の人のクレジットカード、キャッシング、カードローンの利用についてです。クレジットカード、キャッシング、カードローンなどは基本的に収入がないと利用できませんが、配偶者の同意を得て配偶者の収入を考慮してもらえることで利用できる場合があります。しかし、使い過ぎてしまう恐れがあり、お金の問題は家族関係を悪化させてしまう恐れがあるので、特にカードローンやキャッシングなどの借金は避けた方が無難です。

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専業主婦・専業主夫はキャッシングやカードローンなどの借金ができるか

専業主婦・専業主夫は基本的に家事に専念しており、賃金をもらうような仕事をしていない人のことを意味します。そのため、資産家であるなど特殊な事情がない限り、安定した収入がないことになります。基本的に家計の収入は配偶者または他の家族によるものとなります。

そのため、専業主婦・専業主夫の人は、通常安定的な収入が必要とされるクレジットカードのキャッシングやカードローンなどの借金は基本的に難しいのですが、配偶者の同意を得て配偶者の収入を審査で考慮するような場合にはカードローンやキャッシングなど何らかの借金が出来てしまう場合があります。

専業主婦・専業主夫はクレジットカードの使い過ぎにも注意

クレジットカードもキャッシングやカードローンと同様に、専業主婦・専業主夫で無収入の場合でも、家族の収入状況などを審査で考慮してもらうことで発行してもらえる場合もあります。最近ではクレジットカードは重要な決済手段の一つになっているので利用される場面も増えていると考えられ、キャッシングやカードローンよりは心理的な抵抗も少ないと考えられます。

一方、審査次第ですがクレジットカードで分割払いやリボ払いなどが利用できる場合もあります。クレジットカードの一括払い(一回払い)も使い過ぎてしまうと支払いが大変ですが、分割払いやリボ払いは借金と変わらない状況に陥ってしまうことがあるため、特に注意が必要です。

専業主婦・専業主夫は使い過ぎると自分での返済が難しい

専業主婦・専業主夫は基本的に収入がないため、クレジットカード、キャッシング、カードローンを使い過ぎてしまうと、自分自身での返済が困難となってしまい、配偶者に返済してもらわなければならない事態に陥る可能性があります。

クレジットカード、キャッシング、カードローンのいずれでも利用限度枠が設定されるため、際限なく使い過ぎてしまうことはないのですが、無理なく返していける範囲を超えて使い過ぎてしまうことがあるため注意が必要です。

そもそも前提として配偶者の収入が前提でクレジットカード、キャッシング、カードローンが利用できている場合は、配偶者の収入で支払うというのは当然と言えば当然なのですが、配偶者が事前に同意していたとしても使い過ぎが夫婦間、家族の間でのトラブルの原因となる可能性があります。

借金が家族の関係を悪くすることがある

専業主婦・専業主夫の人は基本的に収入がないため家族に内緒にしたまま借金をすることは出来ないと考えられます。そのため、キャッシングやカードローンではなく、友達から借金をしたなどの特殊な事情がない限り、借金を隠していて夫婦間で喧嘩になった、信頼関係が失われたという状況は生じづらいと考えられます。

収入がない専業主婦・専業主婦の人がクレジットカード、キャッシング、カードローンを利用する場合は通常配偶者が知っているはずですが、状況を知っていたとしても借金は気持ちが良いものではないため家庭内不和の原因になりかねません。

夫婦間で意思疎通が十分でなく、伝えていたはずなのに十分に分かっていなかった、何らかの誤解をしていなどの理由からトラブルになることも考えられます。

パート・アルバイトなどをしている主婦・主夫でも返済が難しいことがある

パート・アルバイトや内職などをしている場合(主婦・主夫)でも、収入はそれほど多くはない場合、お金が足りなくて一度借金をすると、借金が増えていくことあります。

使い過ぎてしまった場合、専業主婦・専業主夫の場合と同様に自分だけではどうしようもなくなってしまい、配偶者に頼らなければならない事態に陥る危険性があります。

パート・アルバイトなどで収入がある場合、配偶者に知らせることなく、クレジットカード、キャッシング、カードローンが利用できてしまうことがあるため、配偶者に知らせずに何かのきっかけで借金が発覚した場合、事前に配偶者の同意を得る専業主婦・専業主夫の借金よりも問題が深刻になる可能性があります。

専業主婦・専業主婦の人が借金をする理由

会社員などで収入がある配偶者と専業主婦あるいは専業主夫の夫婦で、専業主婦・専業主夫がキャッシングやカードローンなどの借金に頼らなければならず、使い過ぎてしまう場合、夫婦間のコミュニケーション・意思疎通が不足していることが原因になっていることがあります。

専業主婦・専業主夫が借金をする理由には、食料品や日用品を購入するための生活費が不足している、自分のお小遣いが不足している、子どもの教育費が不足している、ママ友やご近所付き合いのための交際費が不足している、冠婚葬祭のお金が足りない、美容やエステのお金が足りない、欲しいものを買うお金が足りない、遊ぶお金が足りない、趣味や自分のために使うお金が足りない、などの様々な理由があります。

しかし、夫婦で話し合うことでキャッシングやカードローンなどの借金を避けられる場合も多いと考えられます。

専業主婦・専業主夫の人が借金を防ぐ方法

専業主婦・専業主夫の人が借金を防ぐためには夫婦や家族でお金の問題についてよく話し合い、夫婦や家族全員で家計の改善に取り組んでいくことが重要です。話し合いが行われないままでは家計の問題が把握されず状況が悪化していきます。

単なる浪費でなく生活費が足りない場合は夫婦でよく話し合う

単なる浪費ではなく、生活費が足りないためにクレジットカード、キャッシング、カードローンに頼らざるを得ない場合は、家計に問題があるため、一人で抱え込まずに夫婦あるいは家族全員でよく話し合うことが重要です。

迷惑がかかるからと家計の問題を話すのを遠慮してしまったり、怒られる・喧嘩になるからとお金の話がタブーになってしまったり、険悪な状態でお金の話を話せなかったりして、お金が足りてない事を夫婦で話し合えないようになってしまうと、配偶者(夫あるいは妻)にお金が足りないのでもっと家計にお金を入れて欲しいとか、支出を減らして欲しいとか、お小遣いを我慢して欲しいというような話が出来なくなってしまいます。

そうなると、深刻な状態に陥るまでお金の問題が先送りされてしまいかねません。配偶者を頼れないと、クレジットカードやキャッシング、カードローンなどでお金を工面しようとして、配偶者が十分状況を把握しないまま、利用残高が増えてしまうことがあります。

毎月の家計の状況が夫婦の間で共有されていれば、生活費や教育費が足りないことくらいはすぐに分かりますし、お互いがやりたい事のお金が足りないことも分かるはずです。家計について十分に話す機会がないといつの間にか借金が膨らんでしまうことがあります。

お金が足りない時に金融機関から借りることを真っ先に思い浮かべるのではなく、まず家族の中でなんとかならないか考えるべきです。借金を借りてしまうと利息の負担分だけ、家計の状況がより悪化します。

なお、単なる浪費の場合は浪費を控え、無理がない範囲でお金を使うことが重要です。

お金の話が落ち着いて話せるような雰囲気作りが重要

生活費が足りないとか、子どもの学費が足りないといったことは夫婦で話し合えばなんとかなりそうな気もしますが、お金が足りないという話をすると相談をされた配偶者側は「稼ぎが足りないと責められている」ような気持ちになる場合がありますし、逆に配偶者側から「家計のやりくりが下手だからお金が足りていない」、「贅沢をし過ぎている」などと責められてしまう場合も考えられます。

家族の間でお金の話をすることはとても重要なことで、家計の基本でもあるはずなのですが、お金の話になると冷静さを欠いてしまって、どちらかがどちらかを責めるような形になってしまったり、お互い感情的になって喧嘩になってしまったり、聞き流してしまったりしまうことがあります。

借金をしないためだけでなく、家計で困らないようにするためには、夫婦や家族の間でお金の話をダブーにしないで、家計の状況を夫婦や家族で共有することが大切です。何かお金が足りない時は早めに相談をして対策を立てることが大切です。黙っていてやっぱり足りなくなったから借金をしよう、ということでは、借金が膨らんでしまい家計がいつか行き詰ってしまいます。このことは専業主婦・専業主夫に限られたことではありません。

お金が足りないからと安易に借金に頼ろうとすると、家計の状況が悪くなるばかりではなく、夫婦や家族の関係にも悪影響を及ぼしかねません。夫婦の間では、何か困っていることがないかお互いに常に気にかけて困っていることがあれば一緒に悩んで解決方法を考えることが大切です。お金の問題に限りませんが、夫婦の間でお互いが落ち着いて話せるような雰囲気を作ることが重要になります。

隠している借金があるなら家族と相談することを考える

クレジットカード、キャッシング、カードローンなど金融機関などからの借金は収入がないと借りられないため、専業主婦・専業主夫の人が配偶者に黙って借りるということは難しいですが、友人・知人、親戚などからお金を黙って借りているということが無いわけではありません。

むしろ、アルバイトやパートなどで収入がある主婦・主夫の人の方が配偶者に話す必要がないため、家族に打ち明けていない借金を抱えている場合があります。

もし既に専業主婦・専業主夫、あるいは主婦・主夫の人で隠れて借金をしてしまっていているのであれば、状況がそれ以上悪くなる前に配偶者やそれ以外の家族に相談できないか考えることが重要です。ただし、夫婦仲が悪い場合には、お金のトラブルは一段と関係を悪化させてしまう恐れがあるため、他の信頼できる親族に相談するほか、外部の専門家に相談するということも選択肢となる場合があります。

借金は自分一人で問題を抱えていると借金が増えてしまい事態が悪化することも多いので、自分だけで抱えきれないと少しでも不安に思ったら、一刻も早く誰かに相談することが大切です。

お金が足りないなら借金ではなく収入を増やす

もし、専業主婦・専業主夫の人でお金が足りないと感じるのであれば、借金をすることを最優先に考えるのではなく、収入を増やすことを考えることが重要です。勿論状況によっては働くことが難しい場合もありますが、パートやアルバイトをする、自宅でできる仕事をするなどによって収入を増やすことができないか考えることが重要です。

主婦・主婦の人で既に働いている場合、お金が足りないと感じるのであれば、働く時間を増やす、収入が高い仕事を探すなどして、収入を増やすことを考える必要があります。

借金をすれば一時的に手元にお金が入りますが、いつか返済をしなければいけないものです。借金でお金が足りないのをなんとかしようとするのはできる限り避けることが重要です。

まとめ

  • 夫婦間でお金の相談をしづらい雰囲気があると、お金が足りなくなった時に借金に頼ってしまうことがあります。
  • 普段から夫婦でお金のことについて話し合っておくことが大切です。

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【専業主婦・主夫がキャッシングなど借金をしないためにできることの記事は終わりです】

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