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友達にお金を貸す・借りると友人関係が壊れやすい

記事作成日:2018年3月30日
最終更新日:2023年4月2日

友達にお金を貸す・借りると友人関係が壊れやすい

親しい友人にお金を貸す、友達にお金を借りるという、お金の貸し借りは人間関係をおかしくしてしまうトラブルの元となる可能性があります。友達との間でお金の貸し借りが行われると、対等な人間関係ではなくなってしまい、純粋な友達としてかかわることができなくなることがあります。大切にしたい関係だからこそ、お金の貸し借りを避けた方が良いこともあります。友人との間でのお金の貸し借りは避けたほうが良い場合もあります。本当に困っている友達を助けたいなら、お金以外のことで助けるか、いっそあげてしまった方がトラブルを回避できる場合があります。

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お金の貸し借りで対等な人間関係でなくなる場合がある

友達にお金を貸す、友人にお金を借りるというような関係になることの一番の問題は、対等な人間関係でなくなるということです。片方が片方に対して立場が強くなってしまう、借りができてしまうということが起きます。また、しばらくすると貸したお金を返して欲しいという気持ちになり、思ったように返してもらえないと環形がぎくしゃくしてしまいます。

お金の貸し借りをきっかけに対等な友人関係が、債権と債務が介在する関係になり、純粋な友達関係ではなくなってしまうのです。

強固な関係でないと友人関係が破綻する恐れ

本当にお互いが強い信頼関係で結ばれていて、お互いに人間的に懐が広い性格であれば、友人間でもお金の貸し借りは問題ない場合があります。信頼しているからこそ貸せる、借りられるという関係もあると思います。

しかし、そのような友人関係は多くはありません。強固な関係だと思っていても、実は違うということも良くあります。仲が良いだけではだめで、お互いに許容しあえるような性格で、かつ相手の善意を踏みにじらないような心構えが必要です。

とても仲が良いというだけでは、お金の貸し借りをきっかけに人間関係がおかしくなってしまうことがあります。

友達のままでいたいからお金の貸し借りを避けるという選択

友達の間でお金の貸し借りは絶対に良くないと考えている人がいます。お金に対する考え方は人それぞれで、「貸さない=信頼していない」とも言い切れない場合があります。お金の貸し借りが人間関係を破綻させてしまう可能性があることを知っているからこそ、人間関係を大切にしたいからこそ、お金を貸したくないという場合もあります。

トラブルの元にならないよう、敢えてお金の貸し借りを避けるという選択もあります。

友達にお金を貸すのを断る場合は理由をちゃんと話す

友達が本当に困っていて、藁にも縋る思いでお金を貸して欲しいと相談している場合に、お金を貸すのは良くないことだと考えて断ると、断られた相手も信頼されていない、友達だと思われていないと考えてショックを受けることがあります。

お金の貸し借りに対する考え方を丁寧に説明して、お金を貸すことはできないということを友達の立場にも配慮して伝えることが大切です。

もしお金を貸して返ってこなかったらトラブルになる

友達にお金を貸して万が一返ってこなかったら、大半の場合がトラブルになります。返せない事情があるにしても、貸したお金は返すのが原則です。これは借りる立場でも同じです。

友人からお金を借りて、返す予定がであったのに何らかの事情で返せなくなった場合は、貸してくれた友人とトラブルになります。最初から返す気がなかったのかと疑われても、何も言えなくなってしまいます。

お金以外のことで応援することができないか考える

もし友達が本当に困っていて、助けたいという気持ちがあるなら、お金以外のことで助けになれることがないか、応援できることがないか考えてみましょう。精神的に追い込まれているのであれば、話し相手になることで友達の気持ちを和らげることができる場合もあります。

金銭的に追い込まれているときは、視野が狭くなっていることもあるので、友達が気付いていない解決策を提案できるような場合もあります。公的な支援を求めることができる場合もあります。

本当に困窮しているなら返済を求めずあげてしまうという考え方も

友人が何らかの事情で困窮していて、生命に関わるような可能性もあるような事態の場合は、友人にお金を貸すのではなく、いっそお金をあげてしまうという方法もあります。お金を貸すからぎくしゃくするのであって、あげてしまうならプレゼント、寄付、贈与なので、友人関係が破綻するリスクは軽減されます。

お金をあげた友人が感謝しているなら、お返しができるようになった時点で何らかの形で返してくれることもあるかもしれません。しかし、何もお金や物が返ってこなかったとしても、それでいいと思わなければいけません。見返りを期待してあげるのではなく、人助けのためにあげる、寄付をするという考え方です。

お金を貸して返ってこないくらいなら、最初からあげてしまうという方法になります。もちろん、それでお金を何回も要求されてしまうようであれば、やっぱり上手くいかない関係で、貸し手も同様であったと考えられます。そのような場合は見切りをつけなければいけないこともあります。

大切にしたい友人とはお金の貸し借りを避ける

友達にお金を貸す、友達にお金を借りるという、友人とのお金の貸し借りはできる限り避けることが望ましいと考えられます。本当に大切な人間関係であれば、なおさらお金の問題を持ち込まないように気を付ける必要があります。

ちょっとお金を忘れたから、たまたま財布に入っていなかったから、という程度で本当にわずかな金額を借りて、すぐに返すという程度であれば問題にならないことも多いかもしれません。しかし、お金の貸し借りをしてしまったら、人間関係がおかしくなってしまう危険性があることは覚悟しなければいけません。

まとめ

  • 友人にお金を借りる、お金を貸すと、人間関係がおかしくなってしまう可能性があります。大切な関係だからお金の問題を持ち込みたくないと考えている人もいるため、お金を貸さないから信頼していないということでもありません。
  • 困っている友達を助けたいのであれば、お金が以外のことで協力するか、いっそお金をあげてしまうという考え方もあります。

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【友達にお金を貸す・借りると友人関係が壊れやすいの記事は終わりです】

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