借金で利息を負担する価値があることなのか考える
記事作成日:2016年10月10日
借金をしようとする時には、借金をして利息を負担してまで今購入する価値があることなのかを考えましょう。借金は将来のお金の前借りですが、借金した金額だけ返せばいいという訳ではなく、通常は利息が発生します。借金をすることで利息を多く負担する代わりに将来のお金を今使うことができるのですが、借金をする時は利息を負担するだけの価値があることなのかを考えましょう。
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借金をすると利息がかかる
借金をすると金利分だけ利息を支払わなければいけません。借金は将来のお金を前借りして今使うことができる制度ですが、将来のお金を前借りするための費用として、利息が発生します。
利息は借りた金額に金利を掛けた分だけ発生します。借金をしないで自己資金で支払うことができれば利息を負担しなくて済みますが、自己資金が足りない場合や自己資金を手元に取っておきたい場合には利息を支払えば将来のお金を前借りして使うことができるのです。
利息を負担する価値があるだけの借金なのか?
キャッシングやカードローン、クレジットカードの分割払いやリボ払いなどの借金をする場合には、利息を負担してまで今買わなければいけないものなのか、利息を負担してまでお金を借りなければいけないものなのか、借りる前にもう一度冷静になって考えてみましょう。
日常生活で利息を負担する価値があることとは?
欲しいものがあるといったような場合にキャッシングやカードローン、クレジットカードの分割払いやリボ払いで年率で10%を超えるような利息を支払ってまで買わなければいけないようなものはどれだけあるでしょうか?
食べるものを買うお金が無いとか、真夏にクーラーが壊れて熱中症になりそうとか、延滞できない支払いがあるとか、余程の事がない限り我慢できてしまうのではないでしょうか。
支払う利息以上の価値が得られる場合
借金で支払う利息以上の価値が得られる場合には借金をする意味があります。
事業
事業では得られる利益が支払う利息以上になるような場合には、銀行からの融資を受けて投資を行うことがあります。事業の可能性に応じて借金をすることは選択肢の1つです。
投資
ただし、株式投資やFXなど資産運用を行う場合には利益が不確実なものであるため、借金をしても思ったような利益が上げられないことがあるため、資産運用の投資のために借金をすることは危険です。
住宅購入
また、個人では住宅購入や教育での借金が考えられます。住宅購入をするためには価格を抑えたとしても、自己資金で賄うために2,000~3,000万円のお金が貯まるのを待っていると、住宅を購入できる時期がかなり遅くなってしまうことがあります。本当に必要な時期に住宅が購入できない可能性があるため、時間を得るために利息を支払うということが考えられます。
教育
教育は、大学進学をすることで生涯賃金が利息以上に得られる場合もありますし、語学の勉強や資格の取得によって利息以上に給与が増える場合もあります。費用対効果で利息を負担する価値があると判断できるのであれば、借金も選択肢になりえます。
まとめ
- 借金をしようと思う場合には、借りる前に利息を負担してまで借金をするべきものなのか考えましょう。
- 借金をしてまで欲しいと思っているものでも冷静に考えてみると、利息を支払ってまで今買わなければいけないものばかりではないことに気づくはずです。