簡単にすぐ借りられるカードローンやキャッシングは金利が高い
記事作成日:2019年1月16日
最終更新日:2023年4月29日
カードローンやキャッシングは簡単にすぐ借りられて便利だと感じられるかもしれませんが、便利な分だけ借入金利が高くなる傾向があります。手間がかからず、簡単に、手軽に借りられるほど、金利が高く設定される傾向があります。簡単に借りられるのでその分だけ返済の遅延などが発生しやすくなるため、貸す側が回収し損ねないように高めに金利を設定してバランスを取っているのです。お金を借りなければいけない状況は望ましいものではありませんが、お金を借りなければいけない場合には、簡単さや手軽さで借金を選ぶのではなく、手間がかかっても借入金利の条件が良い借金を選ぶようにすることが重要です。
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簡単にすぐ借りられるカードローンやキャッシングは金利が高い
手続きが簡単で書類を準備しなくても借りられる借金、どこかに出かけなくても家に居ながら借りられる借金、審査の結果が出るまでに時間がかからずすぐ借りられる借金は金利が高い傾向があるため要注意です。簡単に借りられる借金は、簡単である代わりに金利が高くなることが多いです。
手続きや手間が省かれている分、審査の時間が短くなっている分だけ、簡単で手軽に借りられてしまいますが、貸す側の貸し倒れのリスク、貸すコストも高くなり金利が高めに設定される傾向があります。
手続きや審査の時間が省かれて簡単に借りられるということは、貸す側が借りる側を十分に見極めることができなくなることにつながり、返済が苦しくなって返せなくなってくる人が多めに出てくることになるため、回収不能に備えて高めの金利が設定されるのです。一般的に借金は審査が緩くなればなるほど、金利は高めになるのです。
簡単さや手軽さで高金利のカードローンやキャッシングを選んではいけない
借金は後ろめたさを感じてしまうことがあるため、あまり煩わしい手続きに悩まされないで簡単に借りてしまえる方が気持ちの面で楽だと感じるかもしれません。お店に出向いて借り入れの手続きをしたり、借金のための書類を準備したり、審査が出るまで長い時間待ったりするよりも、面倒な手続きなしに素早く借りられた方が気が楽なのです。
貸す側も借りての心理状態をよく理解していて、できるだけ借りやすくすることで心理的な抵抗感を減らし、たくさん借りてもらえるようにしています。
そのため、お金を借りる時は手続きが簡単で審査の結果がすぐに出るカードローンやキャッシングを選んでしまいがちですが、高い金利で苦しめられてしまうことになるのです。簡単さや手軽さで借金を選ぶと利息負担で苦しんでしまうことになります。お金を借りる時は気軽に借りるのではなく慎重になった方が良いのです。
すぐにお金が必要な状況に陥らない
審査に必要な時間が短くすぐに借りられる借金は金利が高くなってしまいます。そのため、急にお金が必要になったというような場合には、金利が高いカードローンやキャッシングしか選択肢がないという状況に陥ってしまいがちです。お金がすぐに必要なのであれば、じっくりと準備をして審査を受けるということができないからです。
つまり、すぐにお金が必要な状況に陥ってしまうと、金利が高い借金をせざるを得なくなります。そのため、急にお金が必要になってしまい融資結果が出るまで待っている時間がない、というような状況に陥らないような備えが重要になります。
お金が不足しそうな時は直前になって慌てるのではなく、前もって見越して借り入れの準備をしておくことが大切です。また、不測の事態に備えて貯金など緊急時の資金を準備しておくことも効果的です。
慌ててお金を借りなければいけない状況になると借金を選んでいられなくなってしまいますので、お金を借りる場合は時間的な余裕をもてるようにすることが大切です。
お金を借りるなら手間がかかっても金利が低い条件のものを選ぶ
お金をどうしても借りなければいけないのであれば、手間がかかっても金利が低い条件のものを選ぶようにしましょう。間違っても簡単に借りられるからという理由で高金利のカードローンやキャッシングを選ばないようにしましょう。
簡単に借りられるからと高金利の借金をするのではなく、利息負担を軽くするためできる限り低い金利で借りられないか模索することが大切です。
一般的には、低い金利で借りるためにはしっかりと手続きを踏まなければいけない場合が多く、融資のために必要な書類もいくつか必要になることが普通です。審査結果もすぐに出るわけではなく、数日、場合によっては一週間以上かかることがあります。審査が取ってからも実際に借り入れができるようになるまで更に時間がかかることもあります。
同じカードローンやキャッシングでも、準備しなければいけない書類が多く、手続きに手間がかかるものほど、借入金利を低く抑えることができる傾向があります。手間がかかっても金利が低い条件で借り入れを行うようにすることが大切です。
特に公的な機関が行う融資(日本金融政策公庫の融資、生活福祉資金貸付制度など)は手間や時間がかかる場合が多いですが、低い金利で借り入れできる場合も多いため真っ先に検討した方が良いことがあります。
まとめ
- 簡単で手軽にすぐ借りることができるカードローンやキャッシングは便利な分、金利が高く設定される傾向があります。借りやすい借金は、返済が滞る可能性が通常より高くなるため、金利を高く設定して回収不能に備えるためです。
- どうしてもお金を借りなければいけない場合は、手軽さや借りるまでの速さで借金を選ぶのではなく、金利など借り入れの条件で選ぶようにすることが重要です。