キャッシング・カードローン・リボ払いは最終手段
記事作成日:2018年4月28日
最終更新日:2022年8月18日
消費者金融や信販会社のカードローン・キャッシング、クレジットカードに付帯するカードローン・キャッシング、クレジットカードのリボ払いや分割払いは金利が高い一方で、簡単に利用できる仕組みが用意されているため安易に使ってしまいがちです。しかし、カードローン、キャッシング、リボ払いは金利が高いため、家計が苦しい時に利用するとやりくりがますます難しくなってしまいがちです。お金が困った時にキャッシング・カードローン・リボ払いは最初に手を出すものではなく、他に何とかする方法がないかを考えることが大切です。
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カードローン・キャッシング・リボ払いは簡単に利用できてしまう
カードローン・キャッシング・リボ払いは簡単に利用できる仕組みが用意されているため、安易に利用してしまいがちです。カードローンやキャッシングは驚くほど早く融資を受けることができますし、クレジットカードを申し込むと最初から付帯している場合があります。ATMに行けばお金を借りることができますし、自分の口座に借金をしたお金を振り込んでもらうこともできます。
クレジットカードのリボ払いは、店頭でリボ払いというのは気が引けるかもしれませんが、自宅に帰ってから後で一括払い(1回払い)をリボ払いに簡単に変更できてしまいます。
しかし、利用しやすいからといって、本当に利用する人にとってメリットがある、利用する人にとって優しいものとは限りません。カードローン・キャッシング・リボ払いはたくさん使ってもらうために、利用しやすくなっていますが、利用者にとってデメリットもあるのです。
カードローン・キャッシング・リボ払いの金利はとても高い
消費者金融や信販会社のカードローン・キャッシング、クレジットカードに付帯するカードローン・キャッシング、クレジットカードのリボ払いの金利はとても高いことに注意が必要です。
収入が高くて審査結果が非常に良いなど例外を除けば、カードローン・キャッシングやクレジットカードのリボ払いの金利は年率で10%を超え15~18%程度になることが多いです。
しかし、年率で10%を超える借金というのはとても負担が重いことを意識することが必要です。お金が足りなくて、何とかしないといけないような人が、年率10%を超える借金をしてしまうと、ますますお金が足りなくなります。お金を返す当てがないのであれば、なおさら高い金利で借金をしてはいけません。
カードローン・キャッシング・リボ払いは最終手段
カードローン・キャッシング・リボ払いは、お金がない時に最後に検討すべき最終手段で、他にお金を用意するためにできることを全てしたのに、もうどうしようもない、他に手段がないという場合に初めて利用するかどうかというようなものであって、一番に利用するものではありません。
理由は金利がとても高いからです。世の中には自治体の融資やカードローン以外の銀行の融資(目的ローン)などカードローン・キャッシング・リボ払いなどよりもはるかに低い金利で借りられる方法、(不用品を売却するなど)お金がない時にお金を用意する方法がいくつかあるにもかかわらず、一番負担が重いカードローン・キャッシング・リボ払いを最初の選択肢にしてはいけないのです。
最終手段に頼るということは手遅れの状態になっている可能性も
しかも、もうカードローン・キャッシング・リボ払いをしないとどうにもならない状況というのは、家計が行き詰っている可能性があるため、カードローン・キャッシング・リボ払いをしても一時しのぎにしかならないこともあります。お金が足りない根本的な理由を何とかしない限り、家計が回らなくなってしまうことがあります。
収入が足りていない、支出が多すぎるなど家計の問題があるのであれば、カードローン・キャッシング・リボ払いで一時的に支払いができても根本的な問題を解決しない限り、状況が悪化していくだけなのです。
カードローン・キャッシング・リボ払いを使うのは極めて例外的な場合のみ
カードローン・キャッシング・リボ払いを使う機会があるとすれば、他のありとあらゆる方法が上手くいかなくて、かつカードローン・キャッシング・リボ払いで高い利息を負担しながら時間を稼ぐことで、ほぼ確実にカードローン・キャッシング・リボ払いで借りたお金を返済できるだけのお金の当てがある、というような極めて例外的な場合です。
確かに特殊な状況ではカードローン・キャッシング・リボ払いで一時的にお金を工面することで、状況が好転することがあるかもしれません。しかし、通常の場合は、カードローン・キャッシング・リボ払いを利用するとますます苦しくなってしまうことが多く、利用を控えることが望ましいと考えられます。
まとめ
- カードローン・キャッシング・リボ払いは利用しやすい仕組みが整っていますが、金利が高いため安易に利用すると家計のやりくりが大変になってしまうことがあります。
- カードローン・キャッシング・リボ払いは最後に検討すべき最終手段であって、お金が足りなくなった時に最初に頼るものでは無いと考えることが大切です。