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キャッシングをキャッシングで返すことをしない

記事作成日:2017年4月6日
最終更新日:2022年8月14日

キャッシングをキャッシングで返すことをしない

キャッシングをキャッシングで返すことをしてはいけません。キャッシングの返済をキャッシングで行うような状態になってしまっているということは、もう返すのがきつくなってしまってきているということに他なりません。自転車操業を続けていても状況が悪くなっていくだけなので、一刻も早く悪循環から抜け出すために動く必要があります。

なお、ここではキャッシングとしていますが、カードローンでカードローンを返すことも同じ状態です。1回払いでの返済ばかりではなく、リボ払いなどでの返済でも同様に苦しい状況に陥ることがあります。

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キャッシングの利息がかかってしまう

キャッシングをキャッシングで返すことをしているとキャッシングの利息負担が重くのしかかってきます。キャッシングは高金利であることが多いですが、キャッシングでキャッシングを返すということをしていると、常に何かのキャッシングを借りているという状態になってしまうため、キャッシングの高い利息がかかり続けてしまうことになります。

キャッシングで借りる金額が膨らんでしまう

キャッシングをキャッシングで返すような状況であるということは家計の収支にゆとりがない状態であることが多く、キャッシングの利息も払えないばかりか、生活費も足りないため、キャッシングをキャッシングで返す際などに、キャッシングの返済金額に足りない利息や生活費の分を上乗せして借りることになり、キャッシング金額が膨らんでしまうことがあります。

精神的に追い詰められてしまう

キャッシングでキャッシングを返済するような自転車操業状態になってしまうと、精神的にゆとりがなくなってしまいます。次の返済のお金は準備できるだろうか、いつまで返済が続くのだろうか、キャッシングができなくなってしまったらどうしよう、お金を返せなくなったらどうしようなど、不安なことで頭がいっぱいとなり、常に借金のことを考えるようになってしまいます。

頭の中の大部分をキャッシングの返済が占めてしまうと、心にゆとりがなくなり常に追い詰められたようになってしまいます。精神状態が悪くなると、返済でミスをしてしまう可能性もありますし、働いている時にも支障が出てしまうことがあります。

借りる先がそのうち無くなってしまう

キャッシングをキャッシングで返すことを続けていくと、利息が含まれたり、生活費の不足分を上乗せして借りたりして金額が増えてしまうことがあります。そうなると今まであったキャッシングの利用限度額の範囲内では足りなくなってしまって、新たな借入先を探さなければいけなくなってしまうことがあります。

キャッシングの借り入れをしようと思っても、次第に借りる先が無くなっていってしまうことがあります。キャッシングでキャッシングを返すようなことをしているということは既に複数の会社借りる状態となっていることが多く、審査に通らなくなったり、思ったような金額で審査が下りなかったりするのです。

複数の借入先から借りると返済日程の管理が大変に

キャッシングをキャッシングで返すということを続けていると、次第に借入先が増えていきます。キャッシングに限らずカードローンも含めてですが、1社や2社のうちはまだ良いのかもしれませんが、3社以上になってくると何日にいくら返済しなければいけないのか、段々と混乱してってしまいます。毎月の支払いはキャッシングだけではないため、他の費用など支払いもあり、支払い管理が大変になってしまいます。

あまりに返済日程が複雑になってしまって、返済を忘れてしまったり、返済でミスしてしまったりすると、延滞となり追加の借り入れができなくなって、やりくりが一気に難しくなってしまうことがあります。また、延滞金(遅延損害金)も支払わなければいけなくなってしまうことがあります。

キャッシングをキャッシングで返す悪循環から抜け出すために

キャッシングをキャッシングで返す、あるいはカードローンをカードローンで返すのは自転車操業の状態で悪循環に陥っていることが多いです。そのままでいるとキャッシングをキャッシングで返す悪循環から抜け出すことができず、ただひたすら状況が悪化していくだけのことが多いです。

支出の見直しや節約で支出を減らす

キャッシングでキャッシングを返す状況に陥っている原因が支出が多過ぎることであるなら支出を減らすことが大切です。固定費を見直したり、節約で変動費を抑えたりして、家計の収支を改善することが大切です。

転職や働く時間を増やして収入を増やす

収入が少ないためにキャッシングをキャッシングで返す状態になっているならば、収入を増やすことが大切です。転職でより給与が高い仕事に就くか、働く時間を長くして収入を増やすなどすることが大切です。

金利が低い別の借金に借り換える

キャッシングは金利が高いので、可能であれば金利が低い別の借金に借り換えることが大切です。カードローン(金利が低いもの)やフリーローン、おまとめローンなどに借り換えて金利を下げることができれば利息負担が軽くなり返済に余裕が出ることもあります。

専門家に相談し債務整理を検討する

キャッシングでキャッシングを返すような場合には、返済が困難になってしまっている場合もあります。キャッシングの返済がもう難しいというような場合には、専門家に相談して債務整理を検討した方が良いこともあります。

まとめ

  • キャッシングをキャッシングで返すことをしていても、キャッシングの利息の支払い負担が重くのしかかり、状況が悪化していくことが多いです。
  • 一刻も早くキャッシングをキャッシングで返すような悪循環から抜け出すように家計の収支の改善を図るか、金利が低い別の借金に借り換えるか、専門家に債務整理を相談するかするようにしましょう。

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【キャッシングをキャッシングで返すことをしないの記事は終わりです】

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