クレジットカードやカードローン審査の厳しさ
記事作成日:2016年2月14日
クレジットカードやキャッシングやカードローンなどの融資での審査の厳しい、易しい、通りにくい、通りやすい順番について説明しています。基本的に返済不能となりにくい人には低い金利で貸し出し、返済不能となりやすい人には高い金利で貸し出すということになります。ただし、個別の会社などによっても事情は大きく異なるため、あくまで参考としてお考え下さい。
スポンサーリンク
分かりやすい厳しさの目安は借入金利
審査の厳しさを判断する上で分かりやすい指標となるのが金利です。借りる金利が低いほど審査が厳しくなり、借りる金利が高いほど審査が緩くなります。
なぜならば、返済をきちんとする人を厳格に選別するような厳しい審査を行っていれば、返済不能となるリスクが下がるため、金利が低くても、貸し倒れが少ないため十分に設けられるからです。一方で、審査を緩くすると、返済ができない人でも審査に通る可能性が高くなるため、貸し倒れが多くなります。
銀行のカードローンやクレジットカードは厳しい
一般的に、クレジットカード、カードローン、キャッシングなどの審査は銀行のものほどが厳しくなる傾向があります。一方で、消費者金融会社によるクレジットカード、カードローン、キャッシングなどの与信は審査が緩くなる傾向があります。
クレジットカードや割賦販売(分割払い)などを中心に業務を行っている信販系、小売業者の関連会社などの流通系の業者の審査は銀行と消費者金融の中間のようなイメージになります。信販系は流通系よりも審査がやや厳しいというイメージがありますが、会社による違いも大きいため、一概には言えないことに注意が必要です。
ただし銀行のカードローンは総量規制の対象外
一般的には銀行の審査は厳しくなりやすいのですが、貸金業法の総量規制の対象外となり、いわゆる年収の3分の1という制限がないため、貸金業法の総量規制の対象となる融資では借りられなかった場合でも、借りられるような例外的な場合があります。
例えば、本人の収入が安定していてかなり高収入である場合、過去の返済実績があり信用力が高い場合など例外的な場合には、総量規制の対象となるカードローンで借りられなくても、銀行のカードローンが借りられるということが起きえます。
広告に積極的で伸び盛りの場合は審査が緩い傾向
審査の厳しさを判断する上では、会社が残高を伸ばしたいと考えている場合は、一般的に審査が緩くなりやすいという傾向があります。
分かりやすいのが、広告を積極的に出している場合、大規模なキャンペーンを実施している場合、誕生して間がないサービスの場合です。残高を伸ばす場合には、金利を優遇するということも考えられるのですが、厳格な審査をしていると審査でどんどん弾いてしまうため残高が増えづらいためです。
ゴールドカードなどグレードが高いと審査は厳しい
同じ会社であっても、通常のクレジットカードよりもゴールドカードなどグレードが高い場合には審査は厳しくなる傾向があります。カードローン商品でも残高が大きくなるほど審査は厳しくなります。その場合は、通常のクレジットカードの利用によって返済実績を作ると、グレードが高い商品の審査に通りやすくなります。
まとめ
- クレジットカードやキャッシングやカードローンなどの融資での審査は銀行ほど厳しくなりやすく、消費者金融は甘くなりやすい傾向があります。
- また、借入金利が低い場合ほど審査は厳しくなりやすいです。