使い過ぎを防ぐにはクレジットカードなど後払いで買うのをやめる
記事作成日:2016年10月10日
最終更新日:2023年11月1日
お金の使い過ぎを防ぐには後払いとなるクレジットカードで買うのをできるだけやめるということが考えられます。キャッシュレス決済が普及しているため、クレジットカードを使わなければならない場面もあるかとは思いますが、もしクレジットカードなどの後払いによってお金を使い過ぎてしまう癖があるのであれば、後払いをやめることが効果的な場合があります。後払いはその時お金を持っていなくても買えてしまうため、使い過ぎてしまうことがあるからです。
クレジットカードを使い過ぎてしまって支払いが厳しい、1回払いを後から分割払いにしたり後からリボ払いにしたりして何とかしのいでいる、というような場合には、まず使い過ぎを防ぐためにクレジットカードで購入することをひかえることが重要です。しかし、クレジットカードでの購入をやめようとしても、家計の収支が赤字の場合はお金が足りなくてどうしてもクレジットカードに頼ってしまい、なかなかやめられない場合もあります。
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使い過ぎないためにはクレジットカードなどによる後払いをやめる
キャッシュレス決済などの普及に伴って、直接クレジットカードを使うに限らず、コードを利用した決済などでも後払いがしやすくなりました。その場では支払いを行わず、後で支払うことができる方法も利用しやすくなりました。しかし、計画的に利用しないと、後払いは使い過ぎてしまう恐れがあります。
クレジットカードを使い過ぎてしまって、分割払いやリボ払いの残高が膨らんでしまっている、支払いのためにキャッシングやカードローンの残高が増えているという場合は、借金地獄に突き進んでいて非常に危険な状態です。まずはこれ以上借金を増やさないためにクレジットカードやキャッシング・カードローンの利用を止めることが必要です。
分割払いやリボ払い、キャッシングやカードローンの借金で苦しんでいる場合の第一歩は新しい借金をしないようにすることです。しかし、単にもう使わないと思うだけでは、なかなかうまくいかないことがあります。
クレジットカードではもう買わないと思っても失敗する場合
クレジットカードで買い過ぎてしまって、もうクレジットカードでは買わないと思っていてもクレジットカードの利用が止められずに深みにはまってしまう場合があります。
クレジットカードの利用を止められない理由
クレジットカードの利用がやめられない背景には、意思が弱くてつい買い物をしてしまうということもありますが、収入よりも支出が多くて赤字家計になっているため、クレジットカードやキャッシング・カードローンを利用しないと家計が回らなくなってしまっているというようなこともあります。いわゆる自転車操業状態で大変危険な状態で、家計の見直しが必要となります。
お金が足りないならカード払いか借金をしてしまう
もう使わないと思って、クレジットカードなどの後払いを止められる場合はまだ傷が浅い状況であると考えられます。贅沢を止める、我慢をするだけでクレジットカードなど後払いに頼らなくて済むのであれば、後払いをしないように心掛けることが重要です。
しかし、生活費が足りていない場合は、各種支払いがままならず、クレジットカードの利用を止められなくなってしまう自転車操業の状態に陥ってしまいます。
気持ちだけの問題ではない場合も
クレジットカードの利用を止められない理由を、意志が弱い、我慢できない、といったような気持ちの問題だととらえてしまうと、クレジットカードの利用を止められない本当の原因を見過ごしてしまう可能性があります。収入と支出のバランスが崩れていて支払いができないのであれば、クレジットカードで払うか借金するしかないのです。
そのため、収支のバランスが崩れてしまっている家計の見直しをセットで行わないと、意志の強さとは関係なく支払いができないため、クレジットカードや借金に頼ってしまうのです。
クレジットカードの利用を止めて家計も見直す
クレジットカードを止めてもお金を支払わざるを得ない場合は、クレジットカードを使うか、その支払いのためキャッシングやカードローンなどの借金をするかということになってしまいます。支出が膨らみ過ぎてしまって、収入が支出に追いついていないような場合はクレジットカードを使わないと心に決めるだけでは不十分で大胆な家計の見直しが必要です。
クレジットカードを利用して支払っていた分だけ収入が足りていないのであれば、クレジットカードを利用していた分だけ収入を増やすか支出を減らす必要があります。クレジットカードを利用していただけ支出を減らすことができれば、クレジットカードで支払いを行わなくても現金の支払いができる範囲で収まります。
まとめ
- クレジットカードを使い過ぎてしまっている場合は、これ以上クレジットカードを利用しないと決めるのが第一歩となります。
- しかし、決意だけでは不十分な場合があります。クレジットカードを使わないためには、クレジットカードを使っていた分だけ収入を増やすか支出を減らさなければいけません。贅沢を止めるだけで支出が減るならまだ幸せですが、生活費が足りてない場合は大胆な家計の見直しが必要になります。