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住宅ローンの返済に不安を感じたら借りない

記事作成日:2016年7月4日
最終更新日:2022年7月16日

住宅ローンの返済に不安を感じたら借りない

住宅ローンを借りる時に返済が大丈夫かどうか不安に思うことがあります。家計が苦しくなるかもしれない、返済できないかもしれないといったような不安を感じた時は、本当に住宅ローンを借りて良いのかどうか資金計画を振り返り慎重に考え直すことが重要です。不安に感じた気持ちを直視しないまま住宅購入に突き進んでしまうと大変なことになる場合があります。今後の家計の状況を考え直してみて不安が解消されない場合は借りてはいけません。少なくとも借りる金額を抑えられないか見直した方が良いでしょう。

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返済が不安な気持ちを無視しない

住宅ローンを借りて住宅を購入しようとする場合には大きな金額が動くため、申込書を記入する時や契約書の印鑑を押す時などは不安な気持ちを抱いたり、緊張したりすることがあります。

住宅購入で不安を持つこと自体はよくあることですが、返済に不安を感じる場合はそのままにしてはいけません。住宅ローンを借りたら家計のやりくりが行き詰ってしまうのではないかという不安な気持ちがあるならば、多分大丈夫だろう、というように目を背けて無視してはいけません。

もし返済に不安があるのであれば、不安な気持ちを無視しないで考え直すことが重要です。そういう直感は案外当たるものなので、絶対に無視してはいけません。契約の直前でも不安に思うのであれば、もうちょっと時間が欲しいということを説明して、契約まで時間を置くべきです。不安な気持ちがあるまま契約してはいけません。

住宅購入は気持ちが舞い上がりやすい

住宅購入は人生の一大イベントなので気持ちが舞い上がってしまうことがあります。モデルルームなどで良い物件を見てしまうと、欲しいという気持ちが強くなって、家計の不安な気持ちを頭の片隅に追いやろうとしてしまうことがあります。特に高くて買えないだろうと思っている時に、住宅ローンで何とか買えてしまうということが分かると、買いたい衝動が強まってしまうことがあります。

住宅購入を検討している時はなかなか冷静になれないことも多いので、なるべく気持ちを落ち着けて不安な部分にも目を向けることが大切です。

特に夫婦2人で舞い上がっている場合には、相手を心配させないように遠慮して不安な気持ちを切り出せないことがありますが、返済に不安を感じるなら素直に打ち明けることが大切です。

不安な気持ちを抑えたまま購入すると後悔する

なんとなく不安だ、返せないかもしれない、というような気持ちを抱えたまま、良い物件だからと購入に突き進んでしまうと購入してからしばらくして後悔してしまう可能性があります。

住宅購入はやり直しが難しいので、誤った判断をしてしまうとその後の人生を大きく変えてしまいかねない結果になってしまいます。家計の収支が何十年も崩れたままということになりかねません。

売りたくてもなかなか売れない場合がある

家計が苦しいので返済不能になる前に住宅を売ろうとしても、売却価格が住宅ローンの残債を下回ってしまい、思うように売れずに時間だけが過ぎてしまうことがあります。そして家計のやりくりが行き詰ってしまうことがあります。

余裕がない家計になってしまうことがある

返済ができるかどうか不安を抱えるほどの住宅ローンを借りてしまうと、返済が始まったら余裕がない家計になりがちです。返済の負担が重いため、なかなか家計にゆとりが出ず貯金もままならない状態になってしまうことがあります。住宅以外の教育費や老後の生活資金などのお金を回せなくなってしまうこともあります。

返済不能になれば家を手放さなければいけなくなる

住宅ローンの返済が家計にとって重くのしかかり、返済ができなくなってしまうと、結果として家を手放さなければいけなくなってしまうことがあります。無理をして住宅ローンを借りても返済不能で家を手放すのであれば意味がないので、住宅ローンの借り入れは無理のない範囲に抑えておくことが重要です。

不安な気持ちになったら不安の原因を突き詰める

住宅ローンを借りようとする時に不安な気持ちになったら契約をしてしまう前に不安を直視してなぜ不安なのかを突き詰めて考えましょう。

返済に不安があるなら、住宅ローン借り入れ後の家計の収支を予測して計算してみてバランスがとれているかどうか、貯金をするゆとりがあるかどうか確認してみましょう。住宅購入後に管理費や修繕費、固定資産税、火災保険料、地震保険料など維持費が発生することを忘れないようにしましょう。

また、毎月の家計の収支だけではなく長期的に見て問題がないか、ライフプランを作って人生の収支をシミュレーションしてみることが重要です。教育費や老後の生活費用など重要なライフイベントの時にお金が足りなくなったりしないか、貯蓄が底をついて赤字になることがないかを確認する必要があります。

不安が解消できないなら購入を見送る

このまま住宅購入に踏み切った場合、返済が厳しそう、家計に余裕がない気がする、といったように不安が解消できない場合には思い切って購入を見送ることも必要です。素晴らしい物件だったのかもしれませんが、家計が破綻するのであれば買ってはいけません。不安な気持ちを残したまま住宅購入に踏み切ってはいけません。どうしても住宅を購入したいのであれば、別の物件を探して価格を下げ、借入金額を減らすことが重要です。

まとめ

  • 住宅ローンを借りる時は返済していけるかどうか不安に感じる事があります。
  • もし返済を不安に感じたなら不安な気持ちを無視しないで、不安になっている原因を突き詰めて考えることが必要です。もし返済が厳しそうなら住宅購入を見直すべきです。

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【住宅ローンの返済に不安を感じたら借りないの記事は終わりです】

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