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ボーナス時増額返済で抑えた毎月返済金額に惑わされない

記事作成日:2016年7月9日
最終更新日:2022年7月15日

ボーナス時増額返済で抑えた毎月返済金額に惑わされない

戸建てやマンションなど住宅を購入する際に、購入した場合の毎月の返済金額の例が紹介されていることがありますが、思っていたよりも安く、家賃を下回るような場合には、お得だと思い購入したい気持ちが高まることがあります。しかし、ボーナス時の増額返済が前提になっている場合があるので注意が必要です。

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販売側は毎月の負担が少ないと思わせたい

住宅ローンを借りて住宅を購入する場合、販売側が安くて負担がないように見せるために、ボーナス時の増額返済を前提に住宅ローンのシミュレーションを行う場合があります。毎月の返済金額は低めに抑えられていますが、ボーナス時には10~30万程度の金額を増額して返済することになっている場合があります。

住宅ローンを借りる人は毎月の家賃と住宅ローンを比較して、買っても大丈夫か、負担は重くならないかを考えることが多いので、ボーナス時の増額返済をする前提にして毎月の返済金額を低く見せることで、安いと思ってしまうことがあります。

ボーナス時の増額返済がない場合を計算する

支払いタイミングの違いによる利息の変化を無視する前提で、ボーナスが年に2回とすると、ボーナス時の返済金額の増額分÷6だけ毎月の返済金額が抑えられています。

例えば、毎月の返済が8万円で、6月と12月の返済が26万円だとすると、6月と12月は26-8=18万円だけ増額返済されていますが、18÷6=3万円だけ毎月の返済が抑えられています。ボーナス払いがなければ毎月11万円の支払いということになります。半年間の返済金額を合計して6で割っても本来の毎月の返済金額を確認できます。

ボーナス時の増額返済は注意が必要

毎月の返済金額が軽くなるならボーナス時の増額返済でもいいかもしれないと思うのは危険です。今までボーナスがちゃんともらえていたからといって今後もボーナスがもらえる保証はありません。景気が悪くなるなどして勤務先の業績が悪化した場合、ボーナスが突然無くなってしまうことや、大きく減ってしまうことがあります。また、ボーナス時の増額返済をするとボーナスのうち自由に使える金額が減ってしまいます。

ボーナス時の増額返済に惑わされない

ボーナス時の増額返済で毎月の返済金額が軽くなるのは良いのですが、毎月の家計のやりくりにゆとりが出る分お金遣いが緩んでしまう可能性があります。しかしボーナスで補填しているだけに過ぎず、借り過ぎていることもあります。もし、ボーナス時の増額返済がなければ、毎月の家計のゆとりがないため支出をしないように気を引き締めていたかもしれません。

ボーナス時の総額返済をする、しないにかかわらず、結局払わなければいけないお金なので、毎月の返済金額が低く抑えられているからといって、負担が軽いと錯覚してはいけません。

住宅を購入すると住宅ローン以外にも負担が増える

住宅を購入する時は家賃よりも安い住宅ローンの返済金額ということが強調される場合がありますが、住宅を購入すると住宅ローン以外の負担も増えます。マンションの場合であれば、管理費や修繕積立金、駐車場代、固定資産税がかかります。戸建ての場合には自分で修繕をしなければいけないほか、固定資産税が必要です。戸建ては管理費は発生しませんが、家のトラブルはすべて自分で解決のための手配をしなければいけません。

毎月の返済金額以外の住宅の維持費や関連する費用を含めて負担がどれくらい増えるか計算しなければいけません。

まとめ

  • 住宅ローンを借りる場合にボーナス時の増額返済を前提とした毎月返済金額を見て、これなら大丈夫と思ってしまうことがあります。
  • しかし、ボーナス時の増額返済がない場合はいくらなのかを計算し、本当に返済が大丈夫な金額なのか冷静に考えることが必要です。また、ボーナスがカットされたら途端に家計が行き詰まる可能性もあります。

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【ボーナス時増額返済で抑えた毎月返済金額に惑わされないの記事は終わりです】

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