銀行の自動車ローンは販売店のローンよりお得な場合も
記事作成日:2016年7月9日
最終更新日:2022年7月1日
自動車をローンで購入する場合、自動車販売店(ディーラー)が紹介する自動車ローンを使うという場合が多いですが、実は金利が高く損をしている場合があります。自動車販売店(ディーラー)が紹介する自動車ローンは銀行など金融機関の自動車ローンよりも金利が高いことがあるため、ローンで自動車を購入する場合はローンの金利を比較することが重要です。
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銀行や信用金庫などの金融機関も自動車ローンを扱っている
自動車ローン(マイカーローン)は自動車販売店(ディーラー)だけでなく銀行や信用金庫などの金融機関も普通に取り扱っています。銀行の店舗の窓などには自動車ローン、金利何パーセントというようなポスターが貼ってあるのを見たことがある人も多いと思います。今では、インターネットで審査を申し込むことができ、審査結果が比較的短期間で分かる場合もあります。
銀行などの金融機関の自動車ローンは金利が低いことも
銀行などの金融機関が取り扱っている自動車ローン(マイカーローン)は、自動車販売店(ディーラー)の自動車ローンよりも金利が低い場合があります。また、金融機関の間でも金利に差があるのでローンで自動車を購入する場合、比較してみることが重要です。
自動車をローンで購入する場合、商談の流れでそのまま自動車販売店(ディーラー)のローンを借りることになり、そもそも銀行の自動車ローンの存在自体を知らないこともあります。
販売促進を強化している時は販売店のローンもお得に
自動車販売店(ディーラー)が販売促進を強化している時期は、自動車の売上を伸ばすために値引きを拡大するだけではなく、自動車ローンの低金利キャンペーンを行う場合もあります。自動車販売店(ディーラー)が販売促進を強化している場合には、銀行などの自動車ローン並みか、より低い金利で自動車ローンを借りられる場合もあります。
面倒と思わずに自動車ローンも比較する
自動車を買おうという場合は新車でも中古でも、販売店(ディーラー)で自動車ローンを購入した方が手続きの面では楽なことが多いため深く考えず販売店(ディーラー)が勧める自動車ローンをそのまま利用するということが多いはずです。
しかし、銀行などの金融機関で自動車ローンを借りる場合には、金融機関にもよりますが見積書などの書類が必要となるため、同時並行で商談を進めるのが面倒になってしまいがちです。しかし、面倒と思わずに自動車ローンを比較することで利息を節約することができます。
自動車の値引き交渉をするならローン金利も比較する
自動車を購入する時には節約方法として、ライバルとなる自動車販売店(ディーラー)を回って見積もりを取って値引き交渉を行うことが知られています。自動車の値引きは数万円から数十万円にもなる場合があります。もし、自動車の値引き交渉をするなら、ローン金利も比較して更に負担を軽くすることを考えましょう。
計算を簡単にするため毎月の返済などを考慮しないで考えると、例えば金利が年率で1%違えば200万円借りると1年では2万円利息が違います。2%なら4万円です。実際には毎月返済していくので返済分だけ利息は減りますが、何年間か返済が続けば利息はもう少し増えることになるので、ローンの選択によっては利息が数万から十数万円違うこともあります。
自動車の値引き交渉で得られる以上の利息の減額効果があることもあるのです。
繰り上げ返済の手数料に注意
自動車ローンを借りる場合には、一部繰り上げ返済や全部繰り上げ返済の手数料がいくらになるかも事前に確認しておきましょう。繰り上げ返済をする予定の場合、繰り上げ返済手数料が高い自動車ローンを選ぶと結果的に損をする場合もあります。
また、繰り上げ返済の手続きもインターネットなどで簡単にできるかどうかなども確認しておいた方が良いでしょう。
自動車ローンを借りるなら金利を意識しよう
自動車ローンも他のローンと同じように借金です。借金で重要なのは金利です。自動車も例外ではありません。自動車をローンで買う場合には、必ず自動車ローンの金利を比較するようにして、不要な利息を払わなくて済むようにしましょう。
まとめ
- 自動車をローンで購入する場合には、自動車販売店(ディーラー)の自動車ローンを利用することが多いですが、銀行などの金融機関でも自動車ローン(マイカーローン)を扱っているので必ず金利を比較するようにしましょう。
- 銀行などの金融機関が扱っている自動車ローン(マイカーローン)は自動車販売店(ディーラー)が扱う自動車ローンよりも金利が低い場合があります。