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目的別ローンの種類

記事作成日:2017年4月12日
最終更新日:2022年7月5日

目的別ローンの種類

目的別ローンの種類についてです。個人向けローンで、資金用途(お金の使いみち)がある特定の目的に限定されているローンを目的別ローンと言いますが、目的別ローンの種類について説明しています。目的別ローンの目的に当てはまる場合には、目的別ローンを利用することで、カードローンやフリーローンを借りるよりも低めの金利でお金を借りることができます。リフォーム、教育、自動車、ブライダル(結婚)、メモリアル(葬儀)、メディカル(医療)、ビューティー(美容)、旅行、介護などの多様な目的別ローンがあります。

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リフォームローン

リフォームローンは自宅のリフォームなどに関するローンです。住宅ローンの一形態として位置付けているような金融機関もあります。自宅のリフォーム、例えばシステムキッチンやユニットバス、トイレなどの設置・交換、耐震性能を向上させるための改築工事、太陽光発電設備(ソーラーパネル)の設置、外壁塗装、バリアフリー工事などの用途に利用できます。

教育ローン

教育ローンは子どもの教育費用のためのローンです。金融機関にもよりますが、幼稚園から小学校、中学校、高等学校、大学、大学院など各種学校の入学金、授業料、施設費用などのほか塾などの費用に使うことができる場合もあります。

また、教育ローンは社会人の自己啓発のためにも利用することができる場合があります。スクールローンなどとして用意されていることもあります。資格取得や社会人向けの大学院や留学費用などのために利用することができます。

自動車ローン(マイカーローン)・バイクローン

自動車ローン・マイカーローンは自動車や自動二輪車(オートバイ)の購入費用のためのローンです。場合によっては、自動車関連費用の車検や修理費用の支払い、付属機器の購入費用、運転免許取得費用の支払いにも使えることがあります。バイクローンはバイクを購入するためのローン商品です。

ブライダルローン(結婚費用ローン・結婚式ローン)

ブライダルローンとは結婚に関する費用を支払うためにお金を借りることができるローン商品です。結婚式(挙式)や披露宴の費用、婚約指輪や結婚指輪の購入費用、新婚旅行の費用などの支払いに使うことができます。結婚式の支払いは高額となることも多いためブライダルローンがあります。

離婚ローン

ユニークな目的別ローンとして離婚に関する費用を支払うためのローン商品もあります。あまり縁起が良いものではありませんが、慰謝料や弁護士費用の支払いなどに利用することができます。ただし、広く取り扱われているわけではないため、該当商品が利用できない場合は、フリーローンなどで代用することになるとみられます。

メモリアルローン・葬儀ローン

メモリアルローンや葬儀ローンはお葬式などに関するローンです。ローンによっても資金用途は異なりますが、葬儀(葬式)費用のほか墓地や墓石の購入費用、仏壇の購入費用、永代供養などための費用の支払いに利用することができます。

医療ローン・メディカルローン

医療ローンは医療に関するローンで、メディカルローンなどとも呼ばれます。ただし、メディカルローンはお医者さんの事業資金を融資する場合の商品名としても用いられるため注意が必要です。先進医療費や不妊治療など各種治療費、入院・手術・検査費用、出産費用などに利用できます。美容関係に利用できる場合もあります。

先進医療ローン

医療ローンは医療に幅広く使えるローンですが、先進医療に特化したローンもあります。先進医療は全額自己負担での治療となるため、先進医療費を支払うためのローンがあります。お金がないからと言って治療を諦めなくてもよくなるのがメリットです。

デンタルローン(歯科治療ローン)

デンタルローンとは歯科治療に関するローンです。デンタルローンと呼ばれることもありますし、医療ローンとして提供される場合もあります。インプラントや矯正など歯科治療には保険適用外の治療があり、高額な費用が発生することがあるため、歯科治療に関するローンが用意されています。

ビューティーローン(美容ローン)

ビューティーローンとは美容に関するローンです。ビューティーローン、女性ローンなどと言ったような呼び方をされることが多いですが、美容整形やエステなどのために利用ができるローンです。医療ローンとして提供されることもあります。

トラベルローン(旅行ローン)

トラベルローンとは旅行費用に関するローンです。国内や海外への旅行費用の支払いに利用することができます。航空券の支払いや宿泊費用、パック商品の購入費用などに充てることができます。

介護ローン

介護ローンとは、介護に関する費用を借りることができるローンです。介護ローンは介護施設への入居費用、介護用品のための住宅改良費用、介護用品・機器の購入費用などのために使うことができます。

高額な商品を購入するためのローン

高額な商品を購入するために個別に用意されているローンもあります。例えば、ロードバイクを購入するためのロードバイクローン、高額なカメラ購入のためのカメラローン、楽器を購入するための楽器ローン、パソコンなどを購入するためのパソコンローン等があります。

住宅ローン

通常は目的別ローンという分類ではなく独立のローンとして位置付けられますが、住宅ローンも広い意味では目的別ローンの一種であるといえます。住宅ローンは住宅を購入するための費用で、土地や建物の購入代金のために借りるローンです。他のローンよりも借りる金額が多い一方で、金利は低い傾向にあります。通常は購入する土地や建物を担保として提供することになり抵当権が設定されます。

アパートローン

アパートローンも広い意味では目的別ローンの一種であると言えます。アパートの取得に関するローンで、借りたお金はアパートのための土地や建物を取得するための費用に使われます。アパートの収益性に注目して融資が行われます。通常は住宅ローンよりも高い金利で融資が行われます。

多目的ローン

多目的ローンはフリーローンと同じような意味で使われる場合もありますが、通常はフリーローンとは違い、フリーローンほど自由ではないけれど、比較的様々な目的に使うことができるローンの事を指します。

具体的には、上記のトラベルローンやブライダルローンなど該当する目的別ローンがない場合や、引っ越し費用や家具・家電の購入費用、スポーツ・レジャー費用、ペット関連費用などです。

一般的に、目的ローンよりは金利が高い傾向がありますが、フリーローンよりは金利が低くなる傾向があります。

まとめ

  • 目的別ローンとは、お金の使いみちが特定の目的に限定されたローンです。
  • 目的別ローンには、リフォームローン、教育ローン、自動車ローン、ブライダルローン、メモリアルローン、メディカルローン、デンタルローン、ビューティーローン、トラベルローン、介護ローンなどの種類があります。また、多目的に利用できる多目的ローンもあります。

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【目的別ローンの種類の記事は終わりです】

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