40代の借金の返し方と借金をしないための考え方
記事作成日:2016年10月9日
40代の借金の返し方と借金をしないための考え方です。40代になると収入の増加を期待できないような場合もあるため、収入面ではなく、支出面での家計の見直しが重要になってきます。節約できる部分は節約して、支出を切り詰めていくことによって返済のためのお金を確保することが重要になります。教育費は膨らみやすいので、教育費の負担が可能かどうか慎重に見極める必要があります。
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40代では収入アップが期待できない場合も
40代になると収入の増加が頭打ちとなってほとんど期待できなくなるような場合があります。また、40代になるとよほどアピールできるようなものがないと収入アップの転職が難しくなります。残業をしたり、副業を始めたりするなどしないと収入の増加が期待できないため、収入を増やすことで借金を返すということが難しくなってきます。もし、結婚している場合で専業主婦をしているのであれば、働きに出て共働きとなることで収入を増やすことができます。
40代は子ども関連の支出が増えやすい
40代は支出が膨らみやすい時期です。子どもがいる場合には、子供が成長して塾などの習い事の費用などの負担が増えてきます。私立の学校に進学する場合には授業料などの負担も重くのしかかってきます。また、大学進学時期になると大学受験のための予備校の費用や大学受験の費用、入学費、授業料などの支出も増加します。
40代の借金と対策
40代の借金理由は独身の場合は生活費が足りないからといった理由が多くなり、他には住宅取得のために住宅ローンを借りる場合や自動車や家具・家電の購入のためにお金を借りる場合や旅行やレジャーのためにお金を借りる場合があります。40代になったら新しい借金をしないようにして、手元にあるお金の範囲内で生活できるように、購入を我慢することも大切です。
40代の夫婦などの場合には、借金をする理由として住宅購入が最も多くなりますが、自動車や家具・家電などの購入のためや教育費のために借金をしている場合があります。購入する前に本当に必要なのかどうか、代わりに安いもので何とかならないかを考えて、慎重にお金を使うようにすることが大切です。
住宅ローンで選択を誤ると借金で苦しい状況が続く
40代で住宅を取得する人もいますが、結婚して夫婦となっている場合には30代で住宅を取得する人が多くなります。30代の住宅選びで無理をしてしまって、多額の住宅ローンを抱えてしまっていると40代でも返済の重さに苦しみ続けることがあります。
住宅購入は一度決めてしまうと後から取り返しがしづらく、住宅ローンの返済負担も減らすことが難しいですが、住宅ローンの借り換えなどで負担を減らせないか調べてみましょう。どうしても苦しいのであれば自宅を手放すということも選択肢となりますが、まずは住宅以外で支出を減らせないか見直しが必要です。
40代は支出を減らすことで借金返済につなげる
40代になると将来の収入が増えづらくなる時期となる一方で、支出は増加するため、支出面を抑えて切り詰めていくことで借金返済につなげていきます。40代で借金に苦しんでいる場合には、放置しておくとどんどん苦しくなってしまう可能性があるため、我慢してでも支出を抑えて借金返済のためのお金を捻出していくことが重要です。
まずは固定費を中心に節約をできることがないかを探して、どうしてもお金が足りないのであれば食費や遊ぶためのお金など変動的な支出で切り詰めていける部分がないか探しましょう。
独身は40代で住宅取得する場合があり住宅ローンに注意
独身の人でも40代になると住宅を取得する人が増えます。40代になると結婚をする人が減りライフスタイルが固まってくることもあり、老後を見据えて住宅取得に踏み切る人が増えるのです。独身の女性であっても40代になると住宅を購入する人が増えます。
独身の人が40代で住宅取得する場合には、比較的貯金があることが多く、住宅ローンで無理をない場合も多いのですが、やはり贅沢をしないように身の丈に合った住宅を選択することが重要になります。40代で収入が安定していても、経営が傾いたり、突然のリストラにあったりして、収入が激減するリスクはあるのです。
収入の範囲で生活しお金が無いなら諦める
40代になって新たな借金を抱えてしまうと挽回できるチャンスが限られているため、老後の生活まで影響してしまうことがあります。40代になったら、お金が無い時は借金をしてまで買うのではなく、諦める、我慢するということが重要になってきます。20代や30代の時以上に我慢が重要になり、お金がある範囲内で生活していくことを心掛けていくことが重要になります。
借金返済のため健康を維持することも重要
40代になると会社員としては働き盛りで会社の中での役割も重要となることがありますが、働き過ぎで体や心の健康を損なわないように気を付けなければいけません。体や心の健康を損ねてしまって働くことができなくなったり、十分な能力を発揮できなくなってしまうと、長い目で見て損をしてしまうからです。健康には十分注意しましょう。
借金を脱出するためには見栄を張らないで交際費を抑える
親族との集まりや友人・知人との飲食、冠婚葬祭などで見栄を張ってしまって支出が膨らんでしまうようなことがあります。お付き合いがあるという部分は仕方がないのですが、家計に余裕がないのであればお付き合いの中でも抑えられる支出は抑えていくことが大切です。交際費のために借金をしてしまうような状態は非常に危険です。
借金をしないよう非常用のお金を準備する
非常用・緊急用のお金を準備しておくことも借金防止のためには有効です。急な支出が発生した場合に、お金が足りなくて借金をしてしまうこともあるので、常に手元にある程度のお金を残しておいて急な支出に備えるようにすると、借金をしなくても済みます。貯金が全くないと、予定外の支出が発生すると借金に頼ってしまうことになります。
まとめ
- 40代になると収入の増加が期待しづらくなる場合があるので、借金返済のためには支出を切り詰めていくことが重要になります。
- 40代では新しい借金をしないように、収入の範囲内で生活する、お金が無いなら諦めるということを徹底することが大事です。