借金で懲りた経験をバネにお金に対する意識を変える

記事作成日：2016年12月7日
最終更新日：2023年6月3日

借金をした人の中には借金の辛い経験をバネにお金に対する意識を変えてお金を貯められるようになる人がいます。しかし、借金で苦しんでもお金のやりくりが上手くできず、借金で苦しみ続けてしまう人、債務整理をしてもお金で苦しみ続けてしまう人もいます。

借金で辛い経験をした、もうこりごりだというのであれば、苦しかった気持ちを忘れないようにしてお金に対する意識を変えていくことが大切です。借金にはもうこりごりという気持ちを忘れないようにして、懲りた経験をバネに、お金の使い方、お金に対する意識を変えていくことが大切です。

借金生活で失ったものを考える

借金をすると様々なものを失ってしまいます。過ぎ去った過去をやり直すことができませんが、教訓にすることはできます。借金をしたことで失ったものがたくさんあるということを理解できれば、もう借金を二度としないようにしようと考えられるようになるはずです。

お金

借金をするとお金を失います。お金がないからといって借金をすると益々お金が無くなります。借金は将来のお金の前借りです。借金は将来の自分のお金を借りる行為なので、将来自分が使えるお金が無くなります。そして、利息で更にお金を失ってしまいます。借金をしたら利息を支払わなければいけません。ただでさえお金が無いのに利息を支払わなければならないとなったらさらにお金に困ってしまいます。

時間

借金をすると借金の事を嫌でも意識してしまいますし、借金を返すためにお金を稼がなければならず、その分の時間を失ってしまうことになります。また、借金返済のため毎月預金口座の残高のチェックや返済のために入金など借金のために時間を使わなければいけません。人生な貴重な時間を借金のために無駄にしてしまうのです。

精神的なゆとり

借金はお金や時間を奪うだけではありません。借金をしてしまうと、返済に追われてしまって重苦しい気持ちになってしまいますし、前向きに物事を考えられなくなってしまうことがあります。借金は精神的なゆとりも奪い去っていきます。周りとの人間関係にも悪影響を与えてしまう可能性があります。

チャンス

借金があるせいで、友達付き合いを減らしたり、自己投資に踏み切れなかったり、結婚に踏み切れなかったり、子どもを持つことをためらってしまったり、起業や独立などのチャンスを逃してしまったりしてしまうこともあります。借金は人生の機会を逃してしまうことにもつながる恐れがあります。

なぜ借金をしてしまったか見つめ直し行動を変える

借金をしたのであれば、借金をした原因があるはずです。なぜ借金をしてしまったのか原因・理由を振り返ってみて、自分の行動を見つめ直すことが大切です。借金を返済中であればいままでと同じような生活をしていては借金から抜け出すことはできません。借金で苦しんでいるのであれば、借金から脱出できるように何か行動を変える必要があります。

借金生活から抜け出したいと強く意識する

借金で失ったものがいかにたくさんあるか、借金生活がいかに苦しいかということが分かり、借金生活に懲りていれば、借金生活から一刻も早く抜け出したいと思えるはずです。

もう借金生活にはこりごりと思えるなら、お金に対する意識を変えようと思えるはずです。お金を使う時には今までよりも慎重になれるはずです。

借金を返したら二度と借金しないと誓う

借金を完済することができたら、二度と借金をしないと誓い、借金生活に戻らなくて済むように行動しましょう。借金をすることがどれだけ辛いか、借金の事ばかり考える生活はいかに大変なことか、借金を返済している間はどれだけやりくりが苦しいかを思い出せば、借金なんかもうしたくないと思えるはずです。

まとめ

借金をすると色々なものを失ってしまいます。借金でいやな思いをしないためには、借金で懲りた辛い経験をバネにお金に対する意識を変えることが大切です。
借金で失ったものがどれだけたくさんあるかを考えたら、もう借金はしたくないと思えるはずです。