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借金は急いで返したり返し過ぎたりすると困ることがある

記事作成日:2017年11月2日

借金は少しでも早く返済する方が利息負担が少なくなります。そのため、できるだけ多くの金額を返済する方が基本的にはお得です。しかし、借金を急いで返したり、多く返しすぎたりすると、かえって損をしてしまう場合、困る場合があります。お金を返済しすぎて手元のお金が無くなりやりくりに困ってしまうような場合、有利な条件の低金利の借金を返済した後に高金利の借金をしてしまう場合、団体信用生命保険付きの借金を返済した後に万が一の事態(保険事故)が起きてしまう場合などです。クレジットカードの分割払いやリボ払い・カードローン・キャッシングで借りたお金を一括返済した場合のデメリットについて説明します。

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再度借り直せない借金は慎重に返済する

何度でも借りられる借金は調整がしやすい

カードローン・キャッシング、クレジットカードのリボルビング払いのように利用限度額が設定され、限度額の範囲内で何度でも繰り返し借りられる、借り直せる借金はたくさん返済しすぎてしまって手元にお金がなくなってしまった場合、無理して返し過ぎたと思えば、再び少し借り直すことで返済金額を調整できます。

そのため、ギリギリまで返して、足りなくなった分だけお金を戻すために再び借りるという返済方法ができます。家計がぎりぎりで余裕がないけれど、少しでも多く返したいという場合に考えられる方法です。

最初に1度だけ借りる借金は再び借りるには申し込みが必要

しかし、カードローン・キャッシング、クレジットカードのリボルビング払い以外の通常の借金・ローンは、最初に一度借りたら、完済まで単に返済していくだけで、通常は再び借り入れることが想定されていません。もし、再び借りるのであれば、借り入れを申し込み、必要な手続きをしなければいけなくなります。

再び借りられない借金を返し過ぎると調整が難しい

再び借り直すことが困難な借金は勢いで繰り上げ返済をしたり、毎月の返済金額を多めに設定すると、返済額が多くなり借入残高は早く減っていきますが、返しすぎてしまった場合の調整が難しくなります。返済の負担が大きすぎた結果、家計の収支が崩れて、お金が足りなくなってしまうこともあります。

お金が足りず、高金利の借金でお金を工面するというようになると、余計な利息を支払うことにもなりかねません。家計の返済能力に応じて、家計のやりくりが困らないように返済していくことも大切です。

カードローンなどの利用限度額が突然なくなるリスクに注意する

カードローン、キャッシング、クレジットカードのリボルビング払いなどの利用限度額は、毎月の返済を期限通り行っていて、適切に利用していても、突然減額されたり、利用停止になったりしてしまうことがあります。利用条件が厳しくなり、利用限度額が一方的に減らされてしまうこともあるのです。

利息をできるだけ払いたくないとの思いから、手元にある現金を一部繰り上げに充てていると困る場合があります。もし、お金が足りなくなったらその分だけまた借り直せばいいと思っていると、いつのまにか利用限度額が減っていて借りられなくなっていることがあるのです。

必要なお金は手元に残して、いざという時の支払いに備えておくようにすることも大切です。

低金利の借金は無理して返済すると損することがある

低金利の借金と高金利の借金

貸与型奨学金、住宅ローン、自動車ローン、教育ローンなどのようにカードローンやキャッシング、クレジットカードのリボルビング払いと比較すると相対的に金利が低い借金を無理して期日前に一括返済・繰り上げ返済したり、毎月の返済額を多めにして早く返済しようとしたりする場合には注意が必要です。

低金利の借金を返して高金利の借金をしてしまう

返済した後で家計が苦しくなってしまい、お金を借りないとお金が足りないという状況に陥ってしまった場合に、カードローンやキャッシング、クレジットカードのリボルビング払いを利用して借金をすると高い金利になってしまうからです。

低金利の借金の返済は家計の返済能力の範囲内で

家計がぎりぎりで借金を無理に期日前に返したり、多めに返したりすると、やりくりに行き詰ってしまう時は手元にどのくらい現金を残すべきか慎重に検討しましょう。返済期限よりも前の繰り上げ返済・一括返済、毎月の多めの返済額の設定は借金を早く完済し、利息を抑えるためにとても有効なのですが、家計の返済能力を超えた返済は後々困るリスクもあります。

団体信用生命保険付きの借金の返済は要注意

団体信用生命保険は万が一の時に借金が完済される

住宅ローンなど借入金額が多く、借入期間(返済期間)が長い借金は、団体信用生命保険と呼ばれるような保険が付いていることがあります。団体信用生命保険は、お金を借りている人が万が一死んでしまった場合などに、借入残高相当の保険金が支払われ、借り入れが完済されて残債が残らないようにする保険です。

借金を返済後に万が一のことがあると大損をする可能性がある

例えば、住宅ローン残高が1,000万円ある人に、定年退職で受け取った退職金を原資に一括で繰り上げ返済を行った直後に、亡くなってしまった場合は、完済により住宅ローンの残高がなくなると同時に団体信用生命保険も終了するため、残された家族が困ってしまう場合があります。

もし一括で繰り上げ返済をしなければ、団体信用生命保険により残高は0になる一方、返済に使う予定だった1,000万円が手元に残るのです。借金を返せるお金があるからと言って急いで返済することで、結果的に大損をしてしまう場合もあるのです。

借金返済は大事ですが手元に現金を残すことも大事

借金を早く返すことで将来の利息の支払いを減らすことができるため、借金を早く返せるのであれば早く返した方が良いです。しかし、借金を返すことで手元から現金が失われてしまうため、手元にどのくらい現金(預金なども含む)を残しておくのかも考えておくことが大切です。

借金の返済のコツは、まず毎月の収支を黒字にしてもう借金をしなくても済むような状態にすることです。期限前の一括返済・繰り上げ返済を無理して行ったり、毎月の返済金額を家計の返済能力を超えた金額に設定したりすると、借金返済で家計の収支が赤字になってしまいます。

まず、毎月の収支を黒字で安定させて、それから期限前の一括返済・繰り上げ返済を行ったり、毎月の返済金額を調整したりして、早期完済を目指すようにするのです。

まとめ

  • 借金は少しでも早く返済する方が利息負担が少なくなるため、早期返済を目指すのが基本です。
  • しかし、借金を急いで返したり、多く返し過ぎたりすると、かえって損をしてしまう場合、困る場合があります。

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【借金は急いで返したり返し過ぎたりすると困ることがあるの記事は終わりです】

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