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借金がなかなか減らない時は

記事作成日:2015年8月24日
最終更新日:2023年10月18日

借金がなかなか減らない時は

借金がなかなか減らない時の対策についてです。キャッシングやカードローン、クレジットカードのショッピングのリボ払いなどを利用していて、返済を長い間続けているにもかかわらず、借金の残高が思ったほど減っていないことがあります。借金がなかなか減らない時の対処法についてまとめています。残高を減らすために重要なのは毎月の返済額のうち元本の返済に充当される部分をできるかぎり増やすことです。

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毎月返済額のうち元本部分の金額を確認する

借金返済をしていれば、毎月何日にいくら返済しなければならないということは把握しています。何日にいくら返すか分かってないと、残高不足や支払い漏れなどで延滞になってしまうからです。しかし、毎月返済額のうち、元本部分がいくらで、利息部分がいくらか、ということは正確に把握していない場合があります。例えば毎月10,000円を返済していても7,000円が利息部分で3,000円が元本部分であれば、10,000円を返していても、借金が減っていくのは3,000円分です。

借金の毎月の返済では利息部分が大きな割合を占めているため、なかなか借金が減っていきません。

毎月の返済額を増やす

借金がなかなか減らない時は毎月の返済額を増やすことが重要です。返済の力があるのであれば、毎月の約定返済額を増やすことが望ましいと考えられます。銀行口座から引き落とされる金額などを増やして強制的に返済額を増やすことが出来れば借金は早く減っていきます。先取り貯金と同じ要領で、使う前に分けてしまうことで確実に返済に回せます。

しかし、生活がぎりぎりで余裕がないという時は、毎月の支払いに加えて、可能な時に追加繰り上げ返済を行うように心掛けることが重要です。一部のカードローンやキャッシング、クレジットカードではコンビニなどのATMで追加繰り上げ返済ができるようになっています。ATMからの返済が出来なくてもお客様窓口に連絡して一部繰り上げ返済がしたいと伝えれば、基本的には口座振り込みなどで返済ができるよう対応してもらえます。

金利が高いなら借り換えを検討する

毎月同じ額を返済しているのであれば、借入金利が少ないほど支払額の中の利息部分が少なくなるので元本部分の返済が多くなり借金が早く減っていきます。借入金利が高いと支払額の中の利息部分が多くなるので元本部分の返済が少なくなり、完済が遠のいてしまいます。借入金利が高い場合には、他のカードローンなどに借り換えることで金利が下げられないか検討しましょう。

金利を下げることが出来れば、同じ毎月の返済額であっても利息部分に充てられる金額が減り、元本部分の返済に充てられる金額が増えるため返済を早めることができます。

残高スライド方式なら毎月返済額を維持する

借金の毎月の返済額が残高スライド方式で決まる場合があります。借金の額が多いほど返済額は増え、借金が減ると返済額も減っていくという方式です。借金を返していくと毎月の返済額が減るので楽に感じられますが、毎月の返済額が減るということは元本部分の支払いが減るということなので、当然借金が減るスピードは遅くなってしまいます。

残高スライド方式になっている場合で、毎月返済額が減ってしまう時は返済額が維持されるように返済額を増やしてもらうようにしましょう。問い合わせ窓口に連絡すれば毎月返済額を増やす方法について教えてくれます。

返済しては借りるということを繰り返さない

返済を続けていくためには家計の見直しが重要です。家計にゆとりがないと繰り上げ返済ができませんし、赤字が続いていれば借金を追加でしてしまうことにもなりかねません。毎月の生活が苦しくて返済をしながらまた借りてしまう、ということを繰り返していると借金は減っていかないどころか、増えていってしまうことさえあります。

毎月のお金のやりくりが上手くいっていない場合には家計を見直す必要があります。収入を増やすか、支出を減らして、家計の収支のバランスをとることが大切です。

まとめ

  • 借金がなかなか減らないと感じる時は毎月支払い額の元本部分が少ない可能性があります。
  • 毎月の返済額を増やしたり、金利が低いローンに借り換えたりすることで早く借金を返すことができます。

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【借金がなかなか減らない時はの記事は終わりです】

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