借金返済のためには地道な努力を続ける

記事作成日：2015年9月10日
最終更新日：2023年5月13日

借金の残高が多い場合、完済までには時間がかかります。借金を抱えてしまって身動きが取れなくなってしまっている時は債務整理も選択肢に入りますが、自分で返済していく場合には地道な努力を重ねて少しずつ返済をしていくことになります。特に、金額が膨らんでいる場合は長い道のりとなります。借金の返済では一発逆転のようなことはなかなか起こらないので、完済まで耐えて我慢することも必要になります。努力の継続が重要です。

家計の改善を続ける

借金の返済には家計の改善が欠かせません。借金が多額の場合には何年も返済を続けていくことになるため家計の改善は継続して行くことが重要となります。毎月の返済が何とかいっていると借金を抱えていてもついついお金を使い過ぎてしまうことがあるかもしれませんが、借金返済中は徹底的に家計の支出を抑えなければいけません

長い期間の間には気が緩んでしまうことがあるかもしれませんが、お金を使い過ぎないように注意する必要があります。

働いてしっかりと稼ぐ

借金を完済するまで、収入が途切れないよう確保することが重要です。働いてしっかりと稼ぎ続けることが大切です。仕事を頑張って昇給や昇格ができるようにするとか、新たな知識を身につけて仕事の幅を広げるとか収入を増やす努力をすることも大切です。ただし、自己投資だからといって、変な教材を高値で買ってしまうような無駄づかいをしないように気を付ける必要があります。

また、借金返済は長い期間続くため、途中で勤務先の経営不振によって給与・賞与のカット、リストラなどに見舞われてしまうかもしれません。そのような場合も影響を最小限にとどめられるよう行動していくことが重要です。特に失業してしまうと返済が困難になってしまうため、次の仕事を早く見つけられるようできることは全てやりことが大切です。

新たな借金をしない

借金は余裕がない人がするため、お金が足りなくなるとまた借りてしまうということがあります。カードローンやキャッシングは利用限度額の枠内であれば何回でも借りられるため、返しては借りるという悪循環に陥りやすいです。借金で苦しむことになってしまったら、新しい借金はしないと心に誓い新たに借金をしないことが大切です。

どうしてもお金が必要という時もありますが、他の手段がないか、本当に必要なものか考えて、できるだけ避けましょう。どうしてもやむを得ない場合は、借金の元本が毎月減っていくような範囲内にとどめておきましょう。返済しても、お金が足りなくてまた借り入れてしまい残高が増えてしまうか、ほとんど減らないのであればかなり厳しい状況です。

焦らず着実に毎月残高を減らしていく

借金の金額が高額になってしまうと、1回分（一月分）の返済ではあまり残高が減っていきません。しかし、しっかりと返済を続けていき積み重ねていくことで借金の残高は確実に減っていきます。

思うように減っていかないことを嘆くのではなくて、減っている分を喜び、励みにすることが大切です。焦りは禁物です。借金返済は長い戦いになります。着実に毎月残高を減らして行くことが大切です。昨日より今日は良くなっていて、明日は今日よりも良くなっているというように、徐々にでも前進することが大切です。

返済を続けられれば楽になっていく

借金の元本や利息の返済で身動きが取れなくなっている場合でも、カードローンやキャッシング、リボ払いの場合は借金は残高にスライドする形で毎月の返済額が減少していくことが多いです。仮に毎月の返済額が変わらなくても返済を続けていくと元本部分が減っていくので利息返済額は減り、元本返済分が増えていきます。そうなると借金の返済が加速していきます。

新たな借金をしないのであれば、借金返済を続けていくと徐々に楽になっていきます。諦めずに頑張り続けることが重要です。

まとめ

自力で借金を返済していくのであれば、完済までの道のりは長く、地道な努力の積み重ねが必要になります。
焦らずに毎月確実に借金の残高を減らしていくことが重要です。返済を続けていけば利息が減っていくためいつか楽になります。