毎月の返済金額は定期的に見直す
記事作成日:2015年9月22日
最終更新日:2023年9月26日
クレジットカードのリボ払い、キャッシング、カードローンなど借金の返済を上手に進めていくためには返済金額を定期的に見直すことが大切です。特に借金がなかなか減っていかないような場合には返済金額を増やしていくことが大切です。返済金額のうち元本に相当する金額が少ない場合は、返済金額を増やして、元本部分が減っていくようにすることが重要です。
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毎月の返済総額だけでなく内訳にも注目
借金をしていると、毎月の返済金額や返済日は通常強く意識しています。しかし、どのくらいが元本部分の返済でどのくらいが金利部分の支払いなのかは強く意識していない場合があります。
調べてみると、返済している金額の大部分が金利の支払いで、元本返済はほんのわずかということも良くあります。元本部分の返済が多いほど借金の残高は減っていきます。借金は返済総額だけでなく、内訳にも注意することが重要です。
残高がなかなか減らないなら返済金額を増額
借金の返済をしているのに思ってように残高が減っていかないという人は、毎月の返済金額を増額できないか見直すことが大切です。金利が高い借金をしている場合は、毎月の返済金額の中で金利負担が大きくなっていて、元本返済にあてられている部分が少なくなっていることがあります。
元本返済部分が少ないと残高は減らず、返済が長期化してしまいます。返済金額を増額して、元本を減らしていくことが重要です。
残高スライドでは返済すると返済金額が減る
特に注意が必要なのは残高スライド方式の場合です。残高スライド方式では借金の残高によって毎月の返済金額が変動します。そのため、返済が進むほど返済金額が少なくなってしまい、元本返済が思ったように進まない場合があります。
残高スライド方式で返済金額が少なくなってしまった場合は、毎月の返済金額を増額するようにして、返済ペースが落ちないようにすると完済がより近づきます。
毎月の返済金額を定期的に見直す
借金を上手に返していくためには毎月の返済金額を定期的に見直すことが重要です。もちろん一部繰り上げ返済でも良いのですが、一部繰り上げ返済は手間がかかることも多いため、頻繁にするのが面倒になることがあります。ATMでは一部繰り上げ返済の入金を扱っておらず、電話などで申し込んだ上で口座振り込みをしなければいけない場合もあり、手間がかかることがあります。細かい話をすれば電話代の負担も発生します。
毎月の返済金が鵜の増額であれば、先取り貯金と同じように強制的に返済されるため、自動的に多めに返済される仕組みを作ることが大切です。毎月の返済金額の変更はインターネットから申し込める場合もありますし、サービスセンターやお客様窓口に電話をして変更する場合もあります。
一度変更すれば、次に変更するまでは変更内容が継続するので、定期的に見直すことで上手に借金を返済することができます。
まとめ
- 借金の毎月の返済金額は総額だけでなく、内訳にも注意して元本部分と金利部分がそれぞれいくらなのか把握しておくことが重要です。
- 借金の残高がなかなか減っていかない時は、毎月の返済金額を見直してみることが大切です。特に残高スライド方式では返済が進むと返済金額が減ってしまい、返済ペースが速くならないことがあるため注意が必要です。