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主な預金の種類と使い分け方

記事作成日:2015年5月10日

主な預金の種類と使い分け方について説明しています。良く使われるのが普通預金や定期預金ですが、お金を貯めるためには積立預金も便利です。しかし低金利が続いているため、預金にはほとんど利息が付かず、定期預金に利息目当てで預金をするのはあまりメリットがありません。積立預金は先取り貯金をするのに便利です。

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主な預金の種類

金融機関の預金には次のようなものがあります。各預金とも代表的な内容を説明していて、細かい部分は金融機関によって異なる場合がありますのでご注意ください。

普通預金

普通預金とは預け入れが自由で、給与(給料・賞与など)の振込先や各種支払いの口座振替に利用することができる預金です。自由度が高い預金なので日常生活のお金のやりくりを行うことなどに使います。

ただし、預金金利は他の預金と比べると低いことからお金を貯める、お金を増やすことには向いていません。

決済用普通預金、普通預金無利息型

決済用普通預金、普通預金(無利息型)とは、基本的には普通預金と同じですが、無利息であること、預金保護制度により全額が保護されるということが違いとなっています。

通常の普通預金でも預金保護制度により1金融機関で1人元本1000万円までは保護されるため、多額の預金があってペイオフ対策をしなければならない場合でなければ利用する機会はないかもしれません。

貯蓄預金

貯蓄預金とは普通預金と同じように出し入れが自由で、預金残高に応じて預金金利が自動的に高くなる預金です。普通預金と貯金預金の間で指定した振替日に自動的に資金を振り替えるスイングサービスが利用できる場合があります。ただしスイングサービスは手数料が発生する場合もあります。普通預金との違いは給与の振込先や各種支払の口座振替には通常利用できないことです。

若干普通預金よりも金利が有利になることがありますが、預金残高次第では変わらない場合もあり、低金利環境では貯蓄預金のお得感はほとんどありませんが、使ってわいけないお金を分けるという意味では活用ができます。

定期預金

定期預金とは一定の期間を預けることを条件に普通預金よりも高い金利となる預金です。満期となる前に解約することができますが、金利は引き下げられて計算されます。期限前の解約でも金融機関の破たんなどの場合でなければ元本は保証されていて金利が少なくなるだけで済みます。

普通預金よりは自由に使いづらくなるため、貯金に活用することができます。また、総合口座サービスの場合は定期預金を担保として、普通預金が不足した際に当座貸越を受けることができる場合があります。

積立預金

積立預金とは毎月決められた振替日に同じ金額を普通預金などから自動で振り替えていくもので、積み立てたお金は通常定期預金になります。追加の入金や途中の引き出しも手続きをすれば可能です。通常は手数料は発生しません。

自動的に振り替えられるので先取り貯金など自動的に貯金をする仕組みを作る時に便利です。また、定期預金となるので引き出すために普通預金よりは手間がかかるという点でも、貯金に向いています。

通知預金

通知預金とは一定の据え置き期間は預ける必要があり、引き出す際には一定の時点までに金融機関に引き出す旨を通知する必要がある預金で、短期の運用に用いられますが、個人で使用することはあまりないと思います。

当座預金

当座預金とは小切手や手形を振り出して支払いを行うための預金です。個人事業主や法人がビジネスで使うことが通常で、日常生活では口座振り込みで用が済んでしまうため、使うことはないと思います。決済用のお金で、利息は付かないことになっています。

納税準備預金

納税準備預金とは原則として国税・地方税の納付のための預金で、利息は非課税となります。ただし、納税以外の目的で払いだした場合は税金がかかります。

預金の使い分け方

日常生活をしていく上では、給与の振込口座や支払いの振替口座として普通預金を使います。そして貯金など普通預金に入れたままだと都合が悪いお金を定期預金などで分けるというような使い方をしますが、別の普通預金で貯金をしても問題ありません。

銀行は住んでいる地域の支店やATMの数などによっても利便性が変わってきますので、自分の生活環境にあった銀行の預金を使うのが一番いいです。

ネット銀行の預金は普通の銀行などよりも利率が高いことが多いので預金での貯金を考える場合は積極的に活用しましょう。

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