家計簿の集計は月1回でも大丈夫
記事作成日:2015年6月12日
家計簿をつけるというと何かとても大変なことのような気がします。しかし、それほど大変なものでもありません。日々やることはレシートをもらうこととレシートをもらわなかった場合の支出を何かにメモしておくことで、月に1度まとめて集計すれば十分家計を把握できます。家計簿は1度きりではあまり意味がなく、継続することに意味があるので、自分がやりやすいやり方で継続することが大切です。
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日々やること
支出の記録を残す
家計簿をつけるといっても毎日家計簿に記入する必要はありません。日々やることはお金を使った時は必ずレシートをもらうことです。レシートがない場合は携帯電話やスマートフォンに入力しておくか、メモ帳や手帳に記録しましょう。
なくさないなら紙切れに金額を書いておくのでもOKです。レシートをなくならないようにまとめてとっておきます。この時点でレシートの種類によってクリアファイルなどに使い道ごとに振り分けると良いのですが、手間なら単に集めるだけでOKです。
月の終わりにやること
財布と電子マネーの残高を確認する
財布の中身のお金は日々増えたり減ったりと変わっていくので財布の金額だけは正しく把握する必要があります。
忘れてしまったら最終日以降に使ったお金を使ってないことにして逆算していけば分かりますが面倒なので、なるべく忘れないようにしましょう。電子マネーも残高を調べるようにしておきましょう。
通帳を記帳する
通帳に記帳をすると口座振替の公共料金などの支出がわかります。また、銀行口座のお金の残高も分かります。銀行口座は通帳があれば月の終わりの残高も後から確認できるため、月の終わりが少し過ぎてからでも、分からなくなるという問題はありません。
レシートや口座からの支出を集計する
月の終わりになったら集めたレシートを集計します。携帯電話やスマートフォン、メモ帳や手帳、紙切れに書いたメモなども忘れないようにしましょう。そしれ銀行口座から口座振替で払ったお金も全て集計すれば支出が把握できます。
家計簿では支出日はあまり重要ではないので、最低限支出金額だけ分かれば大丈夫です。
クレジットカードの使用記録も把握します。クレジットカードは使った月の支出に含めるべきですが、帳尻を合わせるためには調整が必要となりお金の流れが分かりづらくなるので料金の請求月に使ったことにしてもいいです。
集計結果は家計簿に記録します。
1年続けると家計のことがよくわかる
家計簿は1か月、2か月といったような短い期間で終わらせるのではなく、できれば最低1年は継続してください。1年継続すると、半年や1年に1回しか支出が発生しないような特別支出が把握できますし、収入や支出の季節的な変動が分かります。
特に光熱費は冬に高額になる傾向があります。また、年末調整や確定申告があり所得税の支払い状況なども分かるので、家計の状況が正確に分かります。1年間続けると年間の支出が集計できるので年収と比較がしやすくなりますし、イメージもつかみやすいです。
続けると時系列で比較ができる
家計簿を1か月や2か月しか続けないと、前月と比べてどうなったか、去年の今頃と比べてどうだったのかということが良く見えてきません。2か月あれば前月と比較できますが、季節的な要因や特別支出などで家計の収入や支出はぶれることもあり、単純な比較はできません。
しかし、家計簿を長く続けることでデータが集まってくると家計がどのように変化したかを理解することができます。節約などの効果もすぐに表れるものから、時間をおいて効果が出るものもあるため、長い目で見て家計がどう変わったかを確認するということはとても大切です。
まとめ
- 家計簿はレシートを集めておけば月1回の集計でもちゃんとつけられます。
- 家計簿を継続してつけることで年間の支出や家計の変化が分かります。