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家計把握、家計簿をつける時のポイント

記事作成日:2015年5月9日
最終更新日:2015年5月16日

家計把握、家計簿をつける時のポイントについて説明しています。分かりやすくするコツ、続けていくためのコツを紹介しています。無理に型にはめようとしないで、自分がやりやすいように家計簿をつけることが重要です。また、無理に帳尻を合わせようとする必要もなく、多少計算が合わなかったりしても問題はありません。

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家計把握、家計簿を続けていくためには

家計の把握、家計簿をつけることを続けていくためには、なるべく労力と時間をかけずに簡単な方法でやるということです。労力や時間をかけてしまうと最初のうちは目新しさや新たな発見から楽しくできますが、次第に億劫になってきます。なるべく手間をかけない方法で続けていきましょう。

人の分け方が合うとは限らない

家計の把握をする、家計簿をつける時は他人のやり方に無理やりあてはめないようにすることも大切です。生活スタイルや家計の状況は人それぞれなので、自分のやりやすいようにやればいいのです。

人によってお金の使い方は違う

人それぞれライフスタイルは違います。どんなことにお金をたくさん使うのかは人それぞれです。全く外食をしない人もいますし、自動車に全く乗らない人もいます。お金の使い方が違うので、家計把握のやり方、家計簿のつけ方も変わってくるはずです。

市販の家計簿の費目にこだわらない

市販されている家計簿では色々な費目が書かれていますが、無理に合わせる必要はありません。市販の家計簿の費目の分け方だとぴんと来ないかもしれません。

費目を考えるのが面倒であれば、市販の家計簿の費目に一番近いものに分けて、市販の家計簿では合わないと思えば自分で費目を勝手に決めてしまえばいいのです。

自分の生活に合わせた費目を

家計を把握する目的は、自分の収入や支出を把握することです。他人は他人なので、他人の費目の分け方が必ずしも自分にぴったりとは限りません。大切にしていることや価値観は違うはずなのですから。自分が多くお金を使っている費目、自分が大切にしていることに関する費目、自分の目標ややりたいことに関係している費目を中心に把握すると分かりやすくなります。

費目は管理しやすい数で

費目は数が少ないと家計把握の目的を果たせませんが、多くても管理が難しくなります。やりやすい程々の費目訳にしておくと続けやすいです。

費目は大まかにしすぎない

家計簿をつける目的は、家計の収入や支出を把握して、やりくり、節約をしていくことです。あまりに費目が大まか過ぎると何が問題なのか、どこにお金が消えているのか、使途不明金はどれくらいあるのかが分かりづらくなります。そのため、費目が大まか過ぎて少なすぎるのは良くありません。

費目は細かくしすぎない

費目の分類は細かくしすぎない方がいいと思います。細かくすると確かにお金の使い方を細かく知ることが出来ますが、毎月必ず発生するわけではない費目も出てきますし、毎月の費目の金額の変動も大きくなりやすく、予算を立てて目安を作るのにも苦労します。さらに細かい把握をしても意味がほとんどないことの方が多いです。何より煩雑になってつけるのが面倒になります。

固定的な費用以外は費目を少なく

毎月固定的に発生する費用、例えば住居費、光熱費・上下水道代、通信費、保険料、税金・社会保険料、授業料、自動車関係費(ガソリン代を除く)、諸会費、新聞代、ローン返済費用などは金額がはっきりしていて、請求書や預金通帳などで記録が残りやすいため後からでも把握しやすいため、ある程度費目数が増えても把握できると思います。

しかし、毎日、毎週のように支出がある項目、固定的に発生する費用でないもの以外のやりくりをしていく費用については費目数を増やしすぎない方がいいです。

よくわからない場合は最初は例えば、食費、日用品費、その他の3項目くらいでもいいです。食費と日用品費は生活費というように統合して、別の費目を追加してもいいです。費目が少ない、分かりづらいと感じる場合は生活スタイルに応じて費目を追加していきます。美容関係にお金をかける場合は美容費、服などを買う場合は被服費、外食や付き合いが多い場合は外食費などと言った感じです。

支出の分類にこだわらない

支出の分類はついついこだわりたくなってしまいますが、悩む時間がもったいないです。気楽に考えて、手間をかけないようにしましょう。

支出を分類することに時間を費やさない

支出の中には「これは何費なんだろう?」と悩むようなものがあるかもしれません。まめな人ほど、微妙なものがあると家計簿の費目の分け方が悪いんじゃないかとか、何費に分類するんだろうとか考え込んでしまうかもしれませんが、あまり細かいことまで気にしてしまうと、家計を把握することに時間を使いすぎてしまいますし、気持ちが萎えてしまうかもしれません。支出の分類は適当、おおざっぱでもよいので、手間をかけすぎないようにしましょう。

レシートの中身を細かく分解しなくても大丈夫

レシート1枚1枚の内容を細かく分解して食費はいくら、日用品費はいくら、といったように分けて集計するようなことがありますが、なかなか大変な作業なので、時間が無ければ主な支出で分類して問題ありません。色々なものをまとめてレジに持っていった時に、一番食費の額が大きそうなら全部食費、という分け方でも問題ありません。

ごちゃまぜ費目も活用

日常のやりくりする費用は数を増やさない方が管理しやすいし、使い道に幅があった予算の方がやりくりもしやすいはずです。そのため、ごちゃまぜ費目を活用してもいいです。食費と日用品を合わせて生活費、子供への支出を全部まとめて子供費など生活に合わせてごちゃまぜ費目を作ると把握しやすくなる場合があります。

お小遣いは総額を把握

例えば、お小遣いは1万円とした場合、1万円を家計から支出したことは把握しますが、その1万円の使い道まで細かく管理しないという方法もあります。細かく把握することは手間がかかるもの、管理を緩めたいものについては、総額だけを把握しておくというのもありです。特にお小遣いで有効です。ただし、使い道が分からないので、把握していないお金が増えてしまうと結局家計全体が分からないので、一部分にとどめておきましょう。

最初は合わせることより続けることを優先

最初はなかなかぴったり合わない

家計を把握しようとしても、最初のうちは支出を計算して銀行口座やお財布の現金の動きと合わせようとしてもぴったり合う事の方が珍しいと思います。

合わない理由を考えることが大切

計算が合わない場合、何か大きな問題が潜んでいることも多いため、合わない原因を考えることはとても大切です。しかし、どうしても分からないことともあります。理由を考えてもわからなければ、最初のうちは小さい金額が合わないことを気にし過ぎなくても平気です。

合わない金額は使途不明金か雑収入で処理する

合わなかった金額は、使途不明金あるいは雑収入とでもして合わなかった金額分を追加し、無理やり合わせましょう。

慣れるまでは続けることを優先

本来は家計をちゃんと把握することができていればぴったりと合ってくるので、合わないという事は何かを漏らしているということになります。

しかし、金額の重要性を考えると、1円など少額のズレよりも効率を重視すべき場合があります。小さい金額まで合わせることにこだわって面倒になって続けられなくなるよりは、アバウトでも続けることの方が大切です。続けることで見えてくることもあります。

最初の頃は漏れているものが多いと思うので、計算を合わせることにこだわりすぎる必要はありません。きっちり合わせなくても気にしないようにして、続けることを優先しましょう。

支出日は重要ではない

家計の把握は基本的に1か月単位で行います。そのため何日に使ったかという事よりもどの月に使ったが大切になります。3日に使ったか5日に使ったかは重要ではないため金額が分かっていれば使った日を思い出す必要はありません。

締め日は自由に決めていい

家計の把握は基本的に1か月単位ですが、締め日は自由に決めて問題ありません。例えば給料日を1か月の始まりとしても大丈夫です。個人事業主の人が個人事業と合わせる形で家計簿をつける場合は1日始まりの方が何かと便利だと思いますが、特別な理由がなければ、締め日は自由に決めて問題ありません。

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