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20代の1か月の支出額(生活費)

記事作成日:2016年3月16日
最終更新日:2016年3月21日

20代の1か月の費目別の支出金額や支出割合のデータや特徴を、1人の世帯(男女別)と2人以上の世帯に分けて紹介しています。家計の支出については、主な統計に総務省が実施している全国消費実態調査と同じく総務省が実施している家計調査がありますが、全国消費実態調査の方が調査対象数が多く年齢別のデータが詳しいため、全国消費実態調査のデータを紹介しています。また、20代のデータは30歳未満のデータであるため、一部10代が含まれますが便宜上20代として紹介していますのでご了承ください。

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20代の1か月の支出額(生活費)の平均

20代の1か月の支出金額の費目ごとのデータです。

20代の1か月の支出(生活費)
(単位:円)
世帯種類(参考)
全年齢
全世帯
1人の世帯
(独身など)
2人以上
の世帯
男性女性
1か月の支出271,605162,893161,811253,328
食料(外食以外)49,84619,96416,47337,420
外食12,13817,20310,62712,553
住居19,52439,11842,44736,970
光熱・水道17,8827,8828,48615,336
家具家事用品8,6863,0632,3077,619
被服・履物10,4515,1179,07210,248
保健医療11,0391,1943,2399,834
交通6,2447,7005,8345,676
自動車19,0927,35113,00220,107
通信12,4126,8089,66917,718
教育9,239308195,218
教養娯楽26,66124,61019,19919,631
交際費17,5778,5307,0579,874
仕送金5,2561,35527600
その他28,3555,69513,55230,288
住宅ローン返済17,2037,274014,236

(注)1人の世帯は2014年10~11月の平均、2人以上の世帯は2014年9~11月の平均です。項目は分かりやすさの観点から別の表現に言い換えているものがあります。また、一部項目は計算で算出しているものがあります。住宅ローン返済は全国消費実態調査では消費支出とされていませんが、消費支出と合算し支出としています。30歳未満の集計には10代が一部含まれていますが、ここでは20代とまとめて記載しています。

(出典)総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」を加工して当サイトが作成

20代の1か月の支出(生活費)の費目別割合

20代の1か月の支出金額の費目ごとの割合のデータです。

20代の1か月の支出(生活費)の費目別割合
世帯種類(参考)
全年齢
全世帯
1人の世帯
(独身など)
2人以上
の世帯
男性女性
食料(外食以外)18.4%22.8%16.7%14.8%
外食4.5%10.6%6.6%4.9%
住居7.2%24.0%26.2%14.7%
光熱・水道6.6%4.8%5.2%6.1%
家具家事用品3.2%1.9%1.4%3.0%
被服・履物3.8%3.1%5.6%4.1%
保健医療4.1%0.7%2.0%3.9%
交通2.3%4.7%3.6%2.2%
自動車7.0%4.5%8.0%8.0%
通信4.6%4.2%6.0%7.0%
教育3.4%0.0%0.5%2.1%
教養娯楽9.8%15.1%11.9%7.7%
交際費6.5%5.2%4.4%3.9%
仕送金1.9%0.8%0.0%0.2%
その他10.4%3.5%8.4%11.9%
住宅ローン返済6.3%4.5%0.0%5.5%

(注)1人の世帯は2014年10~11月の平均、2人以上の世帯は2014年9~11月の平均です。項目は分かりやすさの観点から別の表現に言い換えているものがあります。また、一部項目は計算で算出しているものがあります。住宅ローン返済は全国消費実態調査では消費支出とされていませんが、消費支出と合算し支出とし、100%になるように計算しています。30歳未満の集計には10代が一部含まれていますが、ここでは20代とまとめて記載しています。

(出典)総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」を加工して当サイトが作成

20代の1か月の支出額(生活費)の特徴

20代の1か月の支出は金額で見ると、1人の世帯(独身など)と2人以上(夫婦など)の世帯で少し傾向が違っていますが、共通しているのは住居費の負担が重いということです。ここでの住居費には持家の人などが含まれるため、家賃負担が無い人もいますが、賃貸暮らしの人も多いため平均すると金額は多くなり、支出のかなりの比率を占めています。

20代の1人暮らしの男性の支出の特徴

支出の特徴

1人暮らしの男性では、住居費以外では外食費や教養娯楽費が多くなっています。仕事で忙しい場合などは自炊をしないで外で食べる機会が増えるため外食費が膨らみやすくなります。教養娯楽費は20代の男性の場合には遊びに行く機会も多いことが影響しているとみられます。

支出に占める費目別の割合で見ると、住居、食料と外食、教養娯楽などの比率が高くなっています。

支出を抑えるポイント

賃貸の場合は家賃の安いところを選ぶようにして、自炊をして外食を抑えると家計が楽になります。

20代の1人暮らしの女性の支出の特徴

支出の特徴

1人暮らしの女性では、住居費が高額になっていますが、女性の場合はセキュリティ面などにも配慮する必要があるため、住居費を削り過ぎると安心・安全面で不安になってしまうことがあるので住居費が抑え辛い場合があります。他の費目では、被服・履物の費用や通信費の支出が多めになっています。

支出に占める費目別の割合で見ると、住居、食料、教養娯楽などの比率が高くなっています。

支出を抑えるポイント

洋服などの支出は抑え辛いかもしれませんが、着ない服を買わないといったことに気を付ければ多少は支出を抑えることができます。また、通信については携帯電話代が高くなりがちですが、格安SIMやプラン見直しで支出を抑えると家計が楽になります。

20代の2人以上の世帯(夫婦など)の支出の特徴

支出の特徴

2人以上の夫婦などの世帯では、1人暮らしの世帯よりも人数が増えている分、支出も多くなっていますが単純に2倍になっているわけではありません。住居費の他には外食や光熱・水道、被服・履物、自動車、通信などの支出が多くなっています。

支出に占める費目別の割合で見ると、住居、食料、その他、自動車などの比率が高くなっています。

支出を抑えるポイント

光熱水道費は無駄遣いをしないように省エネを心がければある程度減らすことができます。2人になるため洋服などの支出が多くなりがちですが、不要なものを購入しないように気を付けることが重要です。通信も格安SIMやプラン見直しで支出をある程度抑えられます。

支出額のデータの注意点

平均のデータなので、費目ごとに支出がある世帯と支出がない世帯が含まれることに注意が必要です。例えば、持家の世帯は家賃を払う必要がないため住居費があまりかかりませんが、持家でなく借りている場合には住居費が高くなります。平均すると持家の人とそうでない人が両方含まれることに注意が必要です。支出金額や支出割合はあくまで平均値ですので参考程度にお考え下さるようお願いします。

まとめ

  • 総務省統計局の「平成26年全国消費実態調査」によると、20代では住居費や食費、外食費などの支出が多くなっています。
  • 世帯別の特徴では1人暮らしの男性では教養娯楽費などが、1人暮らしの女性では教養娯楽費や被服・履物費、自動車関連費などが、2人以上の世帯では、自動車関連費や通信費などが相対的に多めとなっています。

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【20代の1か月の支出額(生活費)の記事は終わりです】

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