生活に役立つお金の知識と情報です。
※本サイトは広告を掲載しています。

50代の1か月の支出額(生活費)

記事作成日:2016年3月19日
最終更新日:2016年3月21日

50代の1か月の費目別の支出金額や支出割合のデータや特徴を、1人の世帯(男女別)と2人以上の世帯に分けて紹介しています。家計の支出については、主な統計に総務省が実施している全国消費実態調査と同じく総務省が実施している家計調査がありますが、全国消費実態調査の方が調査対象数が多く年齢別のデータが詳しいため、全国消費実態調査のデータを紹介しています。

スポンサーリンク

50代の1か月の支出額(生活費)の平均

50代の1か月の支出金額の費目ごとのデータです。

50代の1か月の支出(生活費)
(単位:円)
世帯種類(参考)
全年齢
全世帯
1人の世帯
(独身など)
2人以上
の世帯
男性女性
1か月の支出271,605213,455213,049390,842
食料(外食以外)49,84631,59532,19864,306
外食12,13819,9217,98414,179
住居19,52422,76519,01816,704
光熱・水道17,8829,90812,00823,023
家具家事用品8,6864,7507,21410,972
被服・履物10,4518,01212,55914,937
保健医療11,0395,83111,00912,382
交通6,2449,1506,2279,605
自動車19,09212,78512,40032,307
通信12,4129,82510,05619,290
教育9,2390026,935
教養娯楽26,66125,05721,56629,897
交際費17,57713,64619,64419,910
仕送金5,25611,7398,40120,462
その他28,35514,53621,59544,810
住宅ローン返済17,20313,93611,17031,123

(注)1人の世帯は2014年10~11月の平均、2人以上の世帯は2014年9~11月の平均です。項目は分かりやすさの観点から別の表現に言い換えているものがあります。また、一部項目は計算で算出しているものがあります。住宅ローン返済は全国消費実態調査では消費支出とされていませんが、消費支出と合算し支出としています。

(出典)総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」を加工して当サイトが作成

50代の1か月の支出(生活費)の費目別割合

50代の1か月の支出金額の費目ごとの割合のデータです。

50代の1か月の支出(生活費)の費目別割合
世帯種類(参考)
全年齢
全世帯
1人の世帯
(独身など)
2人以上
の世帯
男性女性
食料(外食以外)18.4%24.1%18.9%16.5%
外食4.5%9.3%3.7%3.6%
住居7.2%10.7%8.9%4.3%
光熱・水道6.6%4.6%5.6%5.9%
家具家事用品3.2%2.2%3.4%2.8%
被服・履物3.8%3.8%5.9%3.8%
保健医療4.1%2.7%5.2%3.2%
交通2.3%4.3%2.9%2.5%
自動車7.0%6.0%5.8%8.3%
通信4.6%4.6%4.7%4.9%
教育3.4%0.0%0.0%6.8%
教養娯楽9.8%11.7%10.1%7.7%
交際費6.5%6.4%9.2%5.1%
仕送金1.9%5.5%3.9%5.2%
その他10.4%6.8%10.1%11.5%
住宅ローン返済6.3%6.5%5.2%7.9%

(注)1人の世帯は2014年10~11月の平均、2人以上の世帯は2014年9~11月の平均です。項目は分かりやすさの観点から別の表現に言い換えているものがあります。また、一部項目は計算で算出しているものがあります。住宅ローン返済は全国消費実態調査では消費支出とされていませんが、消費支出と合算し支出とし、100%になるように計算しています。

(出典)総務省統計局「平成26年全国消費実態調査」を加工して当サイトが作成

50代の1か月の支出額(生活費)の特徴

50代の1か月の支出は金額で見ると、全年代を通じて最も高くなり、2人以上の世帯では30万円台後半となっています。一方で、1人の世帯(独身など)の支出は20万円台前半とそれほど高額にはなっていません。内訳の傾向は1人の世帯(独身など)の男性と女性、2人以上(夫婦など)の世帯で大きく違っています。

50代の1人暮らしの男性の支出の特徴

支出の特徴

50代の1人暮らしの男性では、食費、外食費、住居費、教養娯楽費の支出額が多くなります。支出割合を全年齢全世帯と比較すると、同様の傾向がありますが、仕送金も相対的に多くなっています。1か月の支出は20万円台前半となっていますが、収入と比較すると支出は少なくなっている場合が多いため、老後資金を貯める絶好のチャンスと言えます。

支出を抑えるポイント

家計にゆとりがある場合も多いため、食費や外食費、教養娯楽費が多くなりがちですが、メリハリをつけて支出を抑えることが重要です。また、住まいについても生活水準に見合った部屋を選ぶことで支出を増やさないようにすることが大切です。浮いたお金をどんどん貯金に回していくことが重要です。

50代の1人暮らしの女性の支出の特徴

支出の特徴

50代の1人暮らしの女性では、食費や住居費、教養娯楽費、交際費などの支出額が多くなります。支出割合を全年齢全世帯と比較すると、住居費、被服・履物(服飾)費、保健医療費、交際費、仕送金が相対的に高くなっています。

支出を抑えるポイント

家賃が家計を圧迫しないように住居選びは住居費の負担を考えて慎重に行うことが大切です。また、被服・履物の支出が多くなりがちですが、不要な物、使わない物を購入しないように気を付けましょう。

50代の2人以上の世帯(夫婦など)の支出の特徴

支出の特徴

50代の2人以上の夫婦などの世帯では支出金額がかなり多くなり、40万円に近い金額となります。1人暮らしと比較すると全般的に支出が多くなりますが、特に食費、自動車関係費、教育費、教養娯楽費、その他費、住宅ローン返済費などが多くなります。支出割合を全年齢全世帯と比較すると、自動車関係費、教育費、仕送金、その他費、住宅ローン返済費の比率が高めになります。

支出を抑えるポイント

収入が多くなりますが、支出金額も膨らみやすいので、無駄な支出をしていないか意識することが大切です。住居費や自動車関係費、教育費など家計を圧迫しやすい固定費が負担になりやすいので、固定費を増やさないように購入前・決定前に慎重に検討することが重要です。購入した後、決めた後では簡単にやり直せないので注意が必要です。

支出額のデータの注意点

平均のデータなので、費目ごとに支出がある世帯と支出がない世帯が含まれることに注意が必要です。例えば、持家の世帯は家賃を払う必要がないため住居費があまりかかりませんが、持家でなく借りている場合には住居費が高くなります。平均すると持家の人とそうでない人が両方含まれることに注意が必要です。支出金額や支出割合はあくまで平均値ですので参考程度にお考え下さるようお願いします。

まとめ

  • 総務省統計局の「平成26年全国消費実態調査」によると、50代は全年代と通じて最も支出額が多くなります。
  • 50代の世帯別の特徴では1人暮らしの男性では食費や外食費、住居費、教養娯楽費など、1人暮らしの女性では住居費や交際費など、2人以上の世帯では、自動車関係費、教育費や住宅ローン返済費などで相対的に負担が大きくなっています。

スポンサーリンク

【50代の1か月の支出額(生活費)の記事は終わりです】

「貯金と家計|お金を貯める」のページに戻る



SNSでシェア・ブックマーク・後で読む

Twitter Facebook LINE はてな Pocket
最近よく読まれているページ
家計・節約のおすすめページ

ページの先頭へ