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60代のライフイベント

記事作成日:2015年8月17日

60代では定年で退職し老後の人生が始まることが最も重要なライフイベントです。通常は収入が大きく減少し年金中心の生活へと移っていくため、老後の資金計画や時間の使い方が重要になります。退職金や自身の介護や相続などについても大切なテーマになります。特に退職金はまとまった大きなお金になるので、慎重に扱うことが大切です。

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定年・退職

60代になると定年を迎え、会社を退職することになります。人によっては働き続けることを選択して、継続して雇用されるような場合もあります。働き続けることで収入が得られ、社会とのつながりができるというメリットがあります。

特に老後資金が不足しているような場合は、できる限り長く働くことで老後資金を少しでも増やすことができます。ただし、体力面から以前と同じようには働けなくなっていることが多いため、負担がかからないように働いていくことになります。

また、退職をすると時間ができるため、どのように過ごすのかを考えておく必要があります。仕事だけで生きてきた人は、退職をすると急に生きる元気を失ってしまうようなことがあるようです。寿命が延びているため、老後の人生も長くなっているので時間をどのように使うかは重要なテーマです。

退職金を大切に使う

人によってはまとまった金額の退職金を手にすることがありますが注意が必要です。特に住宅ローンが残っている場合には退職金で完済してしまうような場合がありますが、住宅ローンを完済することで手元のお金が少なくなってしまう場合があります。老後はまとまった収入はなかなか得られないので手元にお金を残しておくことも重要です。

退職金で資産運用を行う場合には、安易な運用で大切なお金を失ってしまわないように気を付ける必要があります。資産運用の経験がほとんどない場合は、リスクが低い資産を中心とした運用を心がけましょう。

銀行などで勧められる投資信託などは必ずしも家計の状況に適しているわけではないため、銀行のお勧めを鵜呑みにするのではなく、自分で考えて資産運用を行いましょう。

自身の介護

60代になると健康面で様々な不安が出てきます。大きな病気に罹ってしまうこともありますし、介護が必要な状態に陥ってしまう可能性もあります。

自分自身の介護の問題についても健康なうちに考えておくことが大切です。介護が必要になった時はどうするのか、老後の住まいはどうするのかなどについて家族も交えて話し合っておくことが大切です。

老人ホームなどは金銭的な負担が大きい場合もありますが、老後は大きな資金を得られる機会がほとんどないため、高額の支出は慎重に行わなければいけません。

自身の相続

60代では自分自身の相続についても重要なテーマとなってきます。まとまった資産がある場合には生前贈与などを行いながら相続準備を早目に行っておくことが大切です。

子供が2人以上いる場合には、死後に揉めないようにあらかじめ相続について家族で集まって話し合っておくことが大切です。

葬式の費用などもあらかじめ準備しておくことが出来れば、残された家族の経済的な負担を軽くすることができます。

リフォーム

自宅の傷みが激しい場合や体が不自由になった場合などはリフォームを検討することになります。自分自身の介護のことや相続発生後のことも考えて、リフォームプランを考えましょう。

独特の仕様にしてしまうと、自宅を売却する必要が生じた時になかなか売れなかったりするので、気を付けましょう。

まとめ

  • 60代では定年で退職し老後の人生が始まることが最も重要なライフイベントです。
  • 退職金の扱いや自身の介護や相続などについても大切なテーマです。

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【60代のライフイベントの記事は終わりです】

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