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子供のいない夫婦の割合と子供を産む理由・産まない理由

記事作成日:2017年4月26日
最終更新日:2017年5月14日

子供がいない夫婦の割合や子なしを理想と考える夫婦の割合、子供を産む理由、子どもを産まない理由のデータや子どもがいないメリットやデメリットについてです。子供なしの夫婦は最終的には1割よりも少なくなるとみられますが、子供がいないことが理想だと考えている夫婦はごくわずかで、子供がいないことを望んでいた夫婦ばかりではないことが確認できます。

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子供のいない夫婦の割合

子どもがいない夫婦の割合についてです。国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」から、夫婦のうち妻の年齢別に見ると、妻が20代の夫婦ではおよそ3割程度が子供がいないということになっています。

妻が30代になると既婚で子なしの夫婦の割合は低下していき、妻が40代になると子供のいない夫婦の割合は1割弱になります。子なし夫婦の割合は最終的には1割弱まで低下するということになります。

敢えて子供を産まない選択を選んだ、子どもを持たないでいようと考えた場合も含まれていますし、子供が出来なかった、子どもが欲しかったけれど持てる状況ではなかったというような場合も含まれています。

子供のいない夫婦の割合(2010年)
妻の年齢子供がいない夫婦の割合
20~24歳29.5%
25~29歳30.1%
30~34歳22.5%
35~39歳12.0%
40~44歳8.8%
45~49歳7.5%

(備考)不詳を除いた割合です。「~19歳」の区分はサンプル数が少ないため省略しました。

(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」のデータを元に当サイトが作成

子供がいらない夫婦の割合

結婚していても子供がいらないと考えている夫婦の割合についてです。国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」によると、夫婦にとって理想的な子供の数を0人と答えた夫婦は全体で僅か3.0%となっています。

子供0人が理想の夫婦の割合(2010年)
妻の年齢子供0人が理想の夫婦の割合
20~24歳2.3%
25~29歳0.8%
30~34歳2.5%
35~39歳3.3%
40~44歳3.6%
45~49歳3.3%
全体3.0%

(備考)不詳を除いた割合です。「~19歳」の区分はサンプル数が少ないため省略しました。

(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」のデータを元に当サイトが作成

50代以降に子供のいない夫婦は最終的には10%を少し下回る水準になるとなるとみられますが、夫婦ふたりきりの子供のいない夫婦であっても、最初から子供がいらない、子どもを持たないことを積極的に選んだ夫婦はばかりではないとみられ、実は子供が欲しかったけど、最終的に子供を作らないことになってしまう場合も相当数いるとみられます。

子供のいない夫婦の割合と子供なしが理想な夫婦の割合

(注)不詳を除いた割合です。「~19歳」の区分はサンプル数が少ないため省略しました。

(出典)(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」のデータを加工して当サイトが作成

子供を産まない選択・子どものいない人生について

子供を産まない選択をし、子どものいない人生を歩むことも人生の選択肢の1つです。やむを得ず子供がいない人生になることもありますし、自分の意思で子どもを生まない選択をすることもあります。

国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)で子供を持つかどうかについて「結婚したら、子どもは持つべきだ」という考え方について賛成か反対かを調べています。

調査結果によると独身男性、独身女性、既婚女性の賛成の割合は7割前後となっていて、多くの人が「結婚=子供を生む」というように考えていることが確認できますが、反対の割合も3割前後あります。

結婚したら子供を持つべきという考え方に賛成の割合
回答者賛成割合反対割合
独身男性77.5%22.5%
独身女性68.8%31.2%
既婚女性69.7%30.3%

(注)2015年6月1日現在の調査。賛成には調査での「まったく賛成」と「どちらかといえば賛成」の合計値。反対は「まったく反対」と「どちらかといえば反対」の合計値。「不詳」を除いて集計しました。独身男性と独身女性の対象は18~34歳未婚者、既婚女性は対象は初婚どうしの夫婦で50歳未満の女性です。

(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)を基に当サイトが加工して作成

子供を産まない理由・作らない理由・欲しくない理由

子供を産まない理由、作らない理由、欲しくない理由には様々なものがありますが、国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」、「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」では子供を産まない理由に関して、持つつもり(予定している)子どもの数を実現できない理由や、理想とする子ども数より実際に予定している子ども数が少ない理由について調査しています。

子どもを産まない、持たない理由としては、やはり経済面で不安があることや年齢・健康面で問題があることなどが挙げられています。

予定している子ども数を実現できない理由

予定している子供を産めない可能性がある理由としては、年齢や健康、収入、仕事などが原因として挙げられています。子供を産むためにはやはり年齢や経済的な面が問題になってきます。

予定している子供数を実現できない理由(2010年)
理由割合
年齢や健康上の理由で子どもができないこと53.1%
収入が不安定なこと38.9%
自分や夫の仕事の事情25.7%
保育所など子どもの預け先がないこと16.2%
家事・育児の協力者がいないこと14.5%
今いる子どもに手がかかること12.5%

(備考)複数回答です。不詳・予定した子供を持てるとした回答を除いた割合です。

(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第14回出生動向基本調査(夫婦調査)」のデータを元に当サイトが作成

理想の子供数より実際に予定している子供数が少ない理由

調査では、理想としている子供の数と予定している子供の数が違う理由についても調べています。理想とする子ども数はあっても、実際に予定することもの数は何らかの理由で少なくなることがあるのです。理想とする子供数より実際に予定している子供数が少ない理由としては、経済面でお金がかかるという回答が最も多くなっています。

理想とする子ども数より実際に予定している子ども数が少ない理由(2015年)
理由割合
経済子育てや教育にお金がかかりすぎるから56.3%
自分の仕事に差し支えるから15.2%
家が狭いから11.3%
年齢高年齢で生むのはいやだから39.8%
末子が夫の定年退職までに成人してほしいから7.3%
健康欲しいけれどできないから23.5%
健康上の理由から16.4%
育児育児の心理的・肉体的負担に耐えられないから17.6%
夫の家事・育児への協力が得られないから10.0%
夫が望まないから8.1%
環境子どもがのびのび育つ環境ではないから6.0%
夫婦自分や夫婦の生活を大切にしたいから5.9%

(備考)複数回答です。不詳を除いた割合です。

(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」のデータを元に当サイトが作成

子供を産む理由・作る理由・欲しい理由

次は逆に子供を産む理由、作る理由、欲しい理由についてです。国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」では子供を持つ理由について調査しています。

子供を産む理由としては、子どもがいると生活が楽しく豊かになるという回答が最も多いですが、結婚して子供を持つことは自然なことであるとか、好きな人の子どもを持ちたいとったことも理由に挙げられています。

夫婦が子供を持つ理由(2015年)
子どもがいると生活が楽しく豊かになるから78.4%
結婚して子どもを持つことは自然なことだから48.7%
好きな人の子どもを持ちたいから37.7%
子どもは将来の社会の支えとなるから20.8%
子どもは夫婦関係を安定させるから20.0%
子どもは老後の支えになるから19.5%
夫や親など周囲が望むから13.5%
子どもを持つことで周囲から認められるから5.3%

(備考)既婚の女性に対する調査で、複数回答です。不詳を除いた割合です。

(出典)国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」のデータを元に当サイトが作成

子どもがいない人生のメリットとデメリット

子供を産まない子どもがいない人生のメリットとデメリットについてです。子どもがいないということは一見寂しいようにも感じますが、子どもを持たない選択をした場合、子どもを持てなかった場合の、子どもがいない幸せについて考え、前向きになることが大切だと考えられます。

子どもがいないメリット

自ら子供を持たない選択をした場合も、何らかの理由で子どもが持てなかった場合もあるかもしれませんが、前向きに子どもがいないメリット、子どもがいない幸せを考えると次のようなものが挙げられます。

子育てをしなくていい

子どもがいないということは子育てをしなくても良いということになります。子育てはとても楽しいもの、幸せなことと感じられる部分もありますが、一方で子供にかかるお金は莫大な金額になりますし、子どもの世話にかかる時間や労力もかなりのものになります。親は自分の時間、体力、気力、お金などを投じて子供を育てていくのです。

子育てのストレスで疲れ切ってしまうこともあります。夫婦の関係が険悪になってしまうこともあるかもしれません。しかし、子どもがいなければ子育てをしなくても良いため、子育てに投じるはずだった時間、体力、気力、お金などが浮くのです。

夫婦で仕事を続けやすい

子どもがいないということは、子育てをする必要がないということで、妊娠や出産、子育てをしないのであれば、特に妻は仕事を続けやすくなります。生きがいを感じられるような仕事があって、どうしても仕事を妊娠や出産、子育てで中断したくないという場合には、子どもがいないことで仕事を続けやすくなる部分もあります。

もちろん、子どもを持っても仕事を続けていくことができる場合も多いのですが、周りの協力がないと上手くいかないことも多いです。子どもがいない場合には、夫婦で仕事を続けやすいというメリットがあります。

お金を貯めやすく自由に使える

子供がいると子どもの食費・日用品費や教育費などが発生して家計の負担になります。しかし、子どもがいなければ子どもの食費や教育費の負担はしなくて済むため、子どもにかかるはずだったお金が浮き、別の用途に使うことができるようになります。また、成人した子供たちに援助をする必要もありませんし、遺産として財産を残す必要もありません。

子どもがいない夫婦は子どもがいる夫婦よりも、仕事を続けやすく、子どもへの支出も無くなるため、お金を貯めやすく、お金を比較的自由に使うことができるようになります。子どもがいない夫婦は、子どもではなく、夫婦が自分たちのためにお金を使うことができるのです。

子供のことを色々と心配しなくていい

子供がいると子供のことで親は色々と心配になります。子どもが小さい頃は子どもが病気になれば親は心配になってしまいますし、発育や健康面は大丈夫かとあれこれ悩むことになります。子どもが就園・就学すると、友達付き合いは上手くいっているか、勉強はついていけているか、いじめに遭ってないかなどを悩むことになります。

思春期から高校・大学の頃にかけては、子どもとの関係に悩むことになるほか、子どもの進学や子どもの就職などについて心配することになります。子供が成人してからも子どもの結婚や子どものことなどで悩むことになります。

子どもがいることによって得られる幸せもたくさんありますが、子どもの心配や悩みがついて回ることになります。親の心配は尽きないのです。

子どもがいなければ広い家は必要ない

子どもがいない夫婦2人きりの場合には、家も広い家が必要なくなります。住宅は広くなれば広くなるほど購入でも賃貸でも負担が増えますが、子どもがいないと広い家が必要なくなるため、住居関連の費用を抑えることができるようになります。

また、子どもが生まれる予定がないのであれば、家族構成の変化も想定する必要がなくなり、住宅購入がしやすくなります。

離婚など夫婦関係が悪化しても問題にならない

子どもがいると何らかの理由で夫婦の関係が悪化した時に、子供に迷惑を掛けてしまうから、辛い思いをさせてしまうからという思いから、離婚に踏み切れず、辛い状況を我慢し続けてしまい、ますます夫婦関係がこじれてしまうことがあります。

もし子供がいない場合には、夫婦の関係が悪化しても、子供を巻き込むことがありません。

子どもがいないデメリット

子供がいないデメリットについてです。やはり子供という家族を持てないということがデメリットになります。

子供がいないと寂しく感じてしまう

子どもがいないと寂しく感じてしまうことがあるかもしれません。子を持つことには大変なこともありますが、家族の繋がりから得られる幸せというのも素晴らしいものです。子どもがいないと子どもがいる家族にはなれないわけで、家族の幸せを感じる機会が減ってしまい、寂しく感じてしまうことがあります。

両親に孫の顔を見せてあげられない

夫婦が子どもを産まない選択をしたとしても、夫婦の両親は孫の顔を見たいと思っているかもしれません。表面上は夫婦の子どもを持たない選択を受け入れてくれても、夫婦の両親はどこかで寂しく感じているかもしれません。両親に孫の顔を見せてあげられないということは気持ちの上では辛く感じてしまうかもしれません。

親族・親戚と会いづらくなってしまう

夫婦は子どもを持って当然という考え方を持っている人もいます。地域や家庭にもよりますが、子どもを作らないの?という問いかけをするような親族・親戚がいる場合もあります。子どもがいないと、子どもは?と聞かれるのが嫌になってしまい、子供がいる親族や親戚と会いづらくなってしまうことがあります。

子供がいる友人と気まずくなる

友人が結婚して妊娠・出産すると、気まずくなってしまうようなことがあります。子どもがいない夫婦と子どもがいる夫婦では話が合わなくなってしまい、友人関係が上手くいかなくなってしまうことがあります。子どもがいる夫婦はどうしても子どもの話が増えてしまいますが、子どもがいない夫婦とはぎこちなくなってしまうことがあるのです。

子どもがいる夫婦を見ると辛い気持ちになる

本当は子どもが欲しかったけど、やむを得ず子供を断念したような場合には、子どもがいる夫婦を見ると辛く感じてしまうことがあるかもしれません。自分では納得して子どものいない人生を受け入れたつもりでも、心のどこかで不満を感じているかもしれません。

子供がいないと老後が心配になる

子どもがいないと老後が心配になることがあります。子供がいれば、何か万が一のことがあったら頼りにできますし、本当に困ったら助けてくれるかもしれません。しかし、子どもがいないと助けてくれる人、身を寄せる人がいなくなってしまって、老後の生活に不安を感じてしまうことがあります。

まとめ

  • 子供がいない夫婦の割合は妻が20代の場合は30%程度ですが、30代にかけて低下し、40代では10%を下回ります。子供の理想数が0人と考えている夫婦はごくわずかです。
  • 子供がいない人生の幸せは、子どもにかかる時間やお金を夫婦のために使えるということです。逆に子供がいないことで寂しいと感じることがあるかもしれません。

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【子供のいない夫婦の割合と子供を産む理由・産まない理由の記事は終わりです】

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