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大学を中退(退学)するメリットとデメリット

記事作成日:2017年11月22日

大学を中退するメリットとデメリットについてです。大学を途中で退学することでやりたいことを自由にできるようになるため起業したり海外留学したりすることができます。また授業料の支払いをやめることができます。一方で大学を途中で退学すると大卒の学歴が得られなくなり、就職活動や生涯賃金で不利になってしまいます。また、大学の人間関係を失うことや、社会的な評判を下げてしまうことがあります。加えて貸与型の奨学金を借りている場合は、返済が問題となることもあります。

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大学を中退(退学)するメリット

大学を中退するメリットについてですが、大学での生活を辞めることになるため、時間が自由になる、授業料などの学費の支払いが不要になるということが挙げられます。大学生活を送るうちにやりたいことが見つかったということなら前向きな理由になり得ます。ただ、後ろ向きな理由で中退してしまうとメリットを感じられないこともあります。

大学中退でやりたいことを自由にできるようになる

大学を中退することで大学に通う必要がなくなるため、大学に通っていた時間を自由に使うことができるようになります。やりたいことがあるならば、やりたいことに専念できるのです。

例えば、起業をしたい、誘われた会社で働きたい、社会貢献がしたい、海外に留学したいといったように自分が望むことが自由にできるのです。大学の学風や、学部・学科で学ぶ内容が合わないという場合は他の大学などに編入・再入学することもできます。

もし大学に通うことが意味がない、大学で学ぶ意味がない、大学生活が苦痛だと感じるような場合は、そのまま大学に大学し続けて時間を無駄にするよりも有効に時間を活用できるようになります。

若い時期はあっと言う間に過ぎていってしまうため、挑戦したいことがあるのであれば、思い悩んだり迷ったりして時間を過ごしてしまうより、思い切って行動した方が良い結果をもたらすことがあります。

ただし、辞めてからどうするかを良く考えずに何となくやめてしまうと、働く先を見つけられず、苦しい生活を強いられるリスクがあります。また、社会経験の少なさから起業を甘く考えてしまい失敗する可能性があります。

中退で興味がなくなった学業を続ける必要がなくなる

大学での学業は、性に合う人と合わない人がいます。人はそれぞれ性格や考え方、好みが違うので大学を面白いと感じるか苦痛と感じるかは個人差が大きいです。人によっては大学に入ってから、合わないと感じて苦痛やストレスしか感じなくなってしまう人もいます。

大学を中退することで、興味が持てなかった大学生活、面白みを感じられない大学生活から解き放たれて、学業に関する苦痛やストレスから逃れることができます。

ただし、大学生活が肌に合わなかった人は、社会生活に適合しづらい性格である可能性があります。大学で上手くいかなった場合は、社会に出てからも上手くいかない可能性があります。会社組織で生きていけるのかどうか、どんな生き方がいいのかをよく考えておく必要があります。

退学すれば授業料の支払いが必要なくなる

大学を中退することで、中退手続きが完了した後の授業料や教材費など各種学費の支払いが必要なくなるため、大学に通い続ける意義が薄いと感じている場合は金銭面でメリットがあります。無駄だと感じていることにお金を支払い続けるくらいなら、別のことにお金を使った方が良い場合があります。

既に支払った授業料の返還には制限があることも多いため、一部支払った授業料が無駄になる可能性がありますが、将来の支払いを止めることができます。

奨学金を借りている人は奨学金の借り入れを続ける必要がなくなるため、貸与型の奨学金の残高が増えていくのを止めることができます。将来の返済の負担を少し軽くすることができます。

大学を中退(退学)するデメリット

大学を中退することで、大学卒業の可能性を失うことになります。大学卒業という学歴が得られなくなり、就職活動・生涯賃金の面で不利になる可能性が高まります。

また、大学での貴重な人間関係を失ってしまったり、社会的な評判を落としたりするリスクもあります。場合によっては大学中退は、その後の人生を揺るがすほどのデメリットとなってしまうことがあります。

大学中退では大学卒業という学歴が得られない

大学を中退すれば、当然ながら大学を卒業したという学歴(学士)を得ることができません。日本は学歴社会ですので、学歴の有無が就職、出世、給与・賃金、結婚、人間付き合いに影響する可能性があります。

また、何かのきっかけで大学院で学びたい、修士号や博士号を取得したいと思った場合、基本的に大学卒業程度の学歴が求められるため、大学を中退した場合にはそのままでは大学院に進学することができません。何らかの方法で大学卒業程度の能力があると認めてもらうか、大学に入り直す必要があります。

大学中退は就職活動で不利になる

大学を中退することの大きなデメリットの1つが就職活動が不利になるということです。大企業を中心に就職活動では学歴が非常に重視されるため、希望する企業や職種に就職できない可能性があります。

大学卒業が応募の前提・条件となっている場合には、そもそも就職のチャンスすら得られないということになりかねません。新卒でないと入社しづらい企業や組織・団体もあるため、会社員として働きたいと考えている場合には、可能性を相当狭めてしまう可能性があります。

また企業は応募してきた人が長く働き続けてくれるかどうか、途中で投げ出さないかということを見極めようとするため、大学を中退していると書類審査や面接での印象が悪くなってしまう恐れがあります。

退学中退は生涯賃金が低くなる可能性がある

日本では中卒か高卒か大卒かで生涯賃金に差が出てきます。高校卒業よりも大学卒業の方が賃金・給与水準は高くなるため、高校卒業の人は大学に行かないで4年間長く働いても、大卒の人よりも生涯賃金が低くなってしまうことが多いのです。

大学中退は高校卒業と同じか高校卒業と大学卒業の中間として評価されるため、大学を卒業した人よりも生涯で得られる賃金・給与が少なくなってしまう可能性があります。

大学を卒業することが一般的になっている現状では、大学を卒業していないということは生涯賃金の面で大きなデメリットとなりうるのです。

中退で大学の人間関係を得られなくなる・失う恐れがある

大学を中退すると、中退してしまってからは大学で新たな人間関係を得ることができません。大学では多様な考え方や背景を持つ同じ年代の人が集まって、学業という同じ目標に取り組むため、生涯の友人や人生の伴侶と出会うこともあります。しかし、大学を辞めてしまうと人間関係を構築できる貴重な機会を捨ててしまうことになります。

また、大学に入学してから中退するまでに構築していた人間関係を失ってしまう可能性があります。大学を退学することについて友人は理解してくれるかもしれませんが、大学を退学して接点が薄れてしまうと人間関係が疎遠になってしまう可能性があります。また、退学したことで気まずくなってしまう可能性もあります。

大学を中退することで人間関係の面で損をしてしまうリスクもあるのです。

大学中退は社会的な評判を下げてしまうことがある

大学という学歴があるのか、大学を中退したのかということは、就職活動の場面以外にも影響することがあります。就職してからの人付き合いなどでも、大卒か大学中退かは与える影響が異なります。大学を中退したということで、最後までやり切れなかった人、途中で努力を怠ってしまった人というレッテルを貼られてしまう可能性もあります。

大学を中退する理由は人それぞれで、中退することで結果的に人生が良くなることもありますが、他の人が中退をどうとらえるかは分かりません。理由を説明することで分かってくれる人もいますが、印象だけで決めつけてしまう人もいます。

大学中退ということが人によっては悪い印象を与えてしまい、社会的な評判を下げてしまうことがあることはリスクとして意識しておく必要があります。

中退は逃げぐせや諦めるくせがつくこともある

大学での講義や実験、ゼミナール、フィールドワーク、演習、論文執筆、研究活動は、意義を見出せなかったり、将来役に立つかと思い悩んだり、成果が出ずに興味が失せてしまったりすることがあるかもしれません。

学業は、楽しいと感じたり、面白いと感じたりすることもありますが、努力や苦労を重ねていかなければ成就しない部分もあります。少し壁にぶつかったからと言って安易に退学を選んでしまうと、大学での学業だけでなく、人生でも逃げぐせや諦めるくせ、投げ出してしまうくせがついてしまう可能性があります。

面白くなければ辞めてしまえばいいと考えてしまうと、踏ん張って頑張らないと乗り越えられない場面で投げ出してしまって、成長できなかったり、成果を出せなくなったりしてしまいます。

退学する場合でも、やれるだけやった、努力をし尽したと思えるまでは踏みとどまってみた方が良いこともあります。

奨学金を借りていたら無駄になる・支払いが始まる

大学に通うために貸与型の奨学金を借りている場合には、中退してしまうと大学で勉強するために借りていたお金を無駄にしてしまうことになります。

また、貸与型の奨学金を借りている場合は、大学を中退すると一定期間が過ぎてから奨学金の返済が始まります。基本的に一括で全額を返済することは求められず、分割払いで少しずつ返してくことになりますが、中退してから働かないままでいると奨学金の返済に困ることがあります。

もし貸与型の奨学金を借りている場合、大学を中退したらどのように奨学金を返していくのか中退前によく考えておく必要があります。中退の場合には仕事を探すのが不利になる場合があるほか、大卒よりも給与・賃金水準が低くなりがちなので、経済面で問題が生じないか想定しておくことが大切です。

大学の中退を考えるならメリットだけでなくデメリットも考える

大学を中退したいと考える理由には様々なものがありますが、前向きな理由で辞めようという場合でも大学中退のメリットだけでなく、デメリットにも目を向けて冷静になって考える必要があります。

大学を中退するメリットのことしか考えてないと、中退してからデメリットに直面して、後悔してしまうことがあります。

大学の中退を考えるのであれば、中退するメリットだけでなく、中退するデメリットについてもよく考えて、デメリットよりもメリットの方が大きいか、メリットを過剰に高く評価(過大評価)していないか、デメリットを過剰に低く評価(過小評価)していないか、デメリットから目を背けていないかを見つめ直すことが大切です。

大学の中退ではなく休学や在学を続けることと比較する

大学を中退したい思った場合には、他の方法・手段がないか考えることも大切です。大学に通うのを一旦辞めたいという場合には、大学を完全に辞めてしまうのではなく、一時的に休む休学という手段もあります。

また中退(退学)や休学ではなく、今大学を辞めたいと感じている原因を解決して大学に在学し続けることはできないかも落ち着いて考えることが大切です。

まとめ

  • 大学を中退するメリットとして、やりたいことが自由にできるようになる、授業料などの支払いが必要なくなるといったことが挙げられます。
  • 一方で大学を中退するデメリットして、大学卒業という学歴が得られなくなる、就職活動が不利になる、生涯賃金が低くなりやすくなるといったことが挙げられます。また、奨学金を借りている場合は返済の問題も出てきます。

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【大学を中退(退学)するメリットとデメリットの記事は終わりです】

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