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幼稚園受験のメリットとデメリット

記事作成日:2018年4月1日

志願者が多く入園するためには受験が必要となることが多い、地域で人気がある幼稚園、有名な幼稚園、系列の学校がある(附属の)幼稚園を受験するメリットとデメリットについてです。なお、幼稚園受験としていますが、認定こども園の1号認定(教育のみを希望、保育を希望しない場合)の場合も同様に該当することがあります。認定こども園の2号認定、3号認定の場合は保育を希望する場合ですので、保育所と同様に地方自治体が保育の必要性に応じて入園を決定するため以下の内容は該当しません。

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幼稚園受験のメリット

幼稚園受験をするメリットについてです。附属かそうでないかにかかわらず、幼稚園受験一般のメリットについてです。

個性・特色がある幼稚園に入園できる

幼稚園受験をすることで、希望する幼稚園に入園することができます。個性・特色がある幼稚園は地域でも人気がある場合があり、幼稚園受験をしないと入園できない場合があります。また、系列の小学校がある幼稚園も人気がある場合があり、やはり幼稚園受験を行わないと入園できないことがあります。

幼稚園受験をすることで、家庭の教育方針にあった希望する幼稚園に入園することができるのです。

受験対策のための学習は教育効果になる

幼稚園受験では幼稚園によって様々な内容のテスト(考査・試験)が行われますが、幼稚園受験の内容として、子どもが1人で自由に遊んだり、他の志願者と遊んだり、保護者と子が遊んだりする様子などを観察する行動観察、絵やものなどを交えながら口頭で質問をする個別テスト(口頭テスト)、ものを持ち運んだり体を動かしたり指示した通りの行動ができるかどうかの指示行動、運動能力をみる運動テスト、絵を描くテストなどがあります。

幼稚園受験のために幼児教室・塾や家庭で対策を行いますが、幼稚園受験のための学習は一定の教育効果があり、子どもの成長を促すことに役立ちます。

本人と保護者(親)が判断されるため親の努力が成果に結びつく

幼稚園受験の時点では本人の成長も限られているため、本人だけでなく本人の家庭環境、すなわち家庭環境を形成する保護者(親)も面接などでの重要な判断材料となります。

幼稚園受験では本人だけでなく、親の振る舞いなどが合否を分けることがあるため、親が努力すれば直接的に幼稚園受験を成功に導くことができる場合もあるのです。

小学校受験は基本的に本人が重視されるため、親の努力で結果に好影響を与えられる幼稚園は親にとってみれば成果が結びつきやすいと言えます。

保育所とは異なり保育の必要性で合否が決まらない

幼稚園は保育所(保育園)や認定こども園の2号認定・3号認定とは異なり、親が働いているかどうかなど子どもの保育の必要性で入園するかどうかが決まるではなく、親や子に対する選考によって入園の合否が決まることになります。

あくまで幼稚園が実施する考査(入試・テスト)による選抜で一定の基準に達しているか、いないかで判断されるため、親の就業状態などに左右されません。

子どもの教育・進路について考える機会となる

幼稚園受験を経験することによって子どもの教育・進路について考える良い機会となります。どのような幼稚園に通わせないのか、小学校以降の進路はどのように考えているのか、家庭での学習をどうするかなどを幼稚園受験を通じて考えることになります。

また、幼稚園受験で行われる面接では幼稚園を選んだ理由や家庭の教育方針などを問われることがありますが、家庭の教育方針を整理する良い機会となります。

受験に失敗しても子どもへの影響が少ない

幼稚園受験は上手くいかないこともあります。しかし、幼稚園受験の時点では、子どもは幼稚園受験の意味をはっきりと理解しておらず、受験に失敗しても不合格による子どもへの影響が少ないと言えます。

系列の学校がある附属幼稚園受験のメリット

同じ系列の大学・高等学校・中学校・小学校がある(附属)幼稚園受験のメリットについてです。

系列への小学校進学が可能になる

系列の小学校がある場合、幼稚園に入学すれば内部進学制度によって系列の小学校に進学できる場合があります。もちろん、無条件で系列の小学校に進学できるわけではない場合も多いですが、何らかの考慮をされることがほとんどで、外部から小学校受験をする場合よりも有利な場合がほとんどです。

進学したい小学校がある場合は、系列の幼稚園からの内部進学は魅力的なメリットです。

小学校受験よりも受験の負担や難易度が低い傾向がある

幼稚園受験は小学校受験よりも受験勉強の負担や受験の難易度が低い傾向があるため、小学校受験をするよりも幼稚園受験をした方が楽、入学しやすい場合があります。

幼稚園の時点では、まだ教育に本腰を入れていない家庭も多いこと、小学校と比べるとわざわざ遠距離から通う人は少ないことなどから、受験者数が抑えられやすいことが要因です。

また、幼稚園受験の段階では子どもの成長段階も低く、教育できることも限られるため、小学校受験よりも相対的に受験対策の負担が少ないといえます。

受験機会を幼稚園受験と小学校受験の2回に増やせる

小学校進学が当面の目標になっている場合、内部進学が可能な系列の幼稚園受験をすることで、小学校に入るためのチャンスが幼稚園受験と小学校受験の2回得られることになります。小学校受験だけの場合は、小学校受験1回だけということになります。

幼稚園受験のデメリット

幼稚園受験をするデメリットについてです。附属かそうでないかにかかわらず、幼稚園受験一般のデメリットについてです。

幼稚園受験対策が経済的な負担になる

幼稚園受験の対策は家庭内でできる部分もありますが、競争が激しい幼稚園を受験する場合にはお受験に対応した幼児教室や塾に通って対策を行うことが一般的です。

幼稚園受験のための幼児教室や塾の授業料は受験を目的としない通常の幼児教室や塾と比べると高額となる傾向があり、金銭的な面で負担となります。

子どものやる気を引き出す必要がある

幼稚園受験のためには幼児教室や塾、家庭での学習・対策が必要になりますが、子どもが幼児教室や塾に通うのを嫌がったり、家庭で学習をすることを嫌がったりすることがあります。

子どもの気持ちを受験対策に向けて、嫌がらずに頑張ってもらうために労力が必要となる場合があり、苦労する場合があります。

幼稚園が遠い場合は通園が大変

幼稚園受験をする場合、必ずしも近所の幼稚園ではなく離れた幼稚園を受験する場合があります。自宅と幼稚園の距離が離れている場合、通園が大変になる場合があります。

幼稚園バスによる送迎がある場合はあまり負担となりませんが、幼稚園バスがなく、電車やバスなどの公共交通機関や自家用車での送迎が必要となる場合は通園するための負担がかかります。

家族の間で教育方針の対立が起こる場合がある

幼稚園受験について家族の間で意見の衝突が発生する場合があります。多くの場合は夫婦間で受験したいという意見と受験は必要ないという意見が対立する場合ですが、夫婦の親(子の祖父母)と夫婦(子の親)の意見が対立する場合もあります。

例えば、子の父親は経済的負担を懸念して幼稚園受験を渋る場合がある一方、母親はより良い教育を受けさせたいため幼稚園受験を希望するといったような場合です。

話し合いによって意見が一致し、協力して幼稚園受験をすることができる場合は良いですが、意見が対立したままとなってしまうことがあります。

系列の学校がある附属幼稚園受験のメリット

同じ系列の大学・高等学校・中学校・小学校がある(附属)幼稚園受験のデメリットについてです。

内部進学者と外部入学者で学力に差が生じることがある

幼稚園から小学校への内部進学制度がある場合、内部進学した子と外部から小学校を受験して入学した子で、大きな学力差がついてしまうことがあります。

特に小学校受験の倍率が高く、競争が激しい場合、合格するために相当な努力をしなければいけなくなるため、外部から受験をして入学することは優秀な子ばかりになってしまうことがあるためです。

そうなると小学校の時点で学力差がついてしまい、内部進学者は勉強に追いつけなくなってしまう場合があります。内部進学をする場合でも外部からの受験者と同程度に小学校受験対策に相当する勉強・学習をしなければいけない場合があります。

内部進学ができない場合もある

系列の小学校に内部進学が可能な場合でも、希望者全員が内部進学できるとは限りらないことがあります。何らかの選考・選抜が行われる場合があり、希望通りに内部進学できなかった場合には、小学校以降の進路を考え直さなければならず、幼稚園受験の労力が報われなくなってしまいます。

内部進学が狭き門の場合は人間関係がぎくしゃくする

系列の小学校への内部進学が狭き門となっていて、希望しても内部進学できない人が多く出てしまう場合、幼稚園での人間関係に影を落とすことになります。

内部進学者が確定するまではお互いがライバルのため、保護者同士、子ども同士の関係が複雑になってしまいますし、内部進学者が決定した後は、内部進学できた人とできなかった人で溝が生じることになります。

希望者のほとんどが内部進学できるわけではない幼稚園の場合、受験が近づくにつれて雰囲気が悪くなることがあるため要注意です。

教育方針や雰囲気が合わない場合は進路変更が大変

ほとんどの在園者が系列の小学校に内部進学をするような幼稚園の場合は、幼稚園に入園した後で幼稚園や小学校の教育方針や雰囲気が合わないと感じた場合、進路変更をすることが大変な場合があります。

まとめ

  • 幼稚園受験のメリットには、特徴がある教育を行っている幼稚園に入園できる、幼稚園受験が子どもの教育・進路を考える良いきっかけとなる、受験対策の学習で教育効果が得られるなどがあります。系列の小学校がある場合、内部進学が可能となる、小学校受験よりも幼稚園受験の方が難易度が低いなどのメリットもあります。
  • 幼稚園受験のデメリットには、受験対策にお金がかかる、子どものやる気を引き出す必要がある、通園が大変になることがあるなどがあります。系列の小学校がある場合、内部進学後に外部入学者と学力差が出る場合がある、内部進学できない場合がある、幼稚園や小学校に合わなかった場合が大変などのデメリットがあります。

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