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社会人や学生の一人暮らしのメリットとデメリット

記事作成日:2017年3月27日

社会人や大学生などの学生の一人暮らしのメリットとデメリットについてです。1人暮らしのメリットは自由に行動できることや親の干渉を受けないことなどが挙げられます。一方で、1人暮らしのデメリットとしては、家事全般を自分でやらなければいけない事や、住居費などの負担が重くなってしまうことなどが挙げられます。

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社会人や学生の一人暮らしのメリット

社会人が大学生が1人暮らしをするメリットについてです。

一人暮らしなら自由に行動できる

1人暮らしの大きなメリットと言えるのが自由に行動ができることです。実家暮らしの場合には、親の目もあるので外出などもどこか気を付けないければいけない部分もあり、自由にはならない部分もあります。

特に女性の場合には、帰ってくる時間に門限がある場合もありますし、外出の時には誰と会うのか、どこにいくのかを聞かれるような場合もあります。

一人暮らしなら家族に気を遣わず自分のペースで生活できる

1人暮らしの場合には、家族に気を遣わずに、自分の好きなペースで生活ができます。実家暮らしの場合には、食事の時間は他の家族と合わせなければいけないことも出てきますし、睡眠時間も他の家族とずれると起こしてしまったり起こされてしまったりするので気を遣わなければいけません。

お風呂のタイミングも他の家族のお風呂のタイミングに影響を受けます。洗面室やトイレも他の家族が使っていれば使えません。一人暮らしなら自分の好きな時間に好きなことができます。

一人暮らしなら親から干渉されづらくなる

1人暮らしであれば、親と同居することがなくなるため、親から干渉されづらくなるということがメリットになると考えられます。

実家暮らしで同居していると、親は子を心配するあまり、日常生活や人付き合いなど様々な場面で意見を言ったり、注意をしたりしますが、一人暮らしになると親と別居になるため、日常生活や人付き合いの状況が親からは分かりづらくなるし、直接顔を会わせる機会も激減するため、干渉されづらくなります。

一人暮らしなら家族と適度な距離感を保てる

人間は距離が近すぎると、かえって上手くいかないことがあります。距離が近すぎる関係は、お互いの嫌な部分が目立ってしまったり、すぐにけんかや言い争いになってしまったりすることがあるなど、近いことによる問題点もあります。

逆に適度な距離感を保つことで、心にゆとりを持って接することができるようになり、かえって良い関係を築けることがあります。一人暮らしをすると家族と適度な距離感を保てるようになって家族関係が改善することもあります。

一人暮らしなら好きな場所に住めて引っ越しもしやすい

1人暮らしであれば、家賃などの制約はありますが、ある程度自由な場所を選んで住むことができます。会社に近くて通勤が便利な場所、自然が豊かでのんびりした場所など自分が好きな場所に住めるのです。

また、一人暮らしの場合は、引っ越し代などがかかりますが、自分の意思で自由に引っ越しができ、勤務先が変わったり、気分転換したいと思ったりしたような場合に、住所が変えやすいのです。

一人暮らしは部屋を自分好みの空間にできる

実家暮らしの場合は、住まいを自分の好みに合わせて、飾りつけをするというようなことは難しいことがあります。家具の配置なども他の家族に配慮することになります。

しかし一人暮らしであれば、賃貸契約などの制約は受けますが、借りている部屋は自分好みの空間にすることができます。自分が好きなものを飾ったり、家具などを自分が好きなレイアウト・配置にしたりするのも自由です。

一人暮らしなら家事が身に付きやすい

1人暮らしの場合には、実家暮らしと違って料理・洗濯・掃除などの家事全般は自分がいわなければいけなくなります。実家にいると親が家事をやってくれるので、自分ではほとんど家事をしなくても何とかなってしまうことがあります。

しかし、一人暮らしの場合には、自分が家事をしなければ、誰も家事をやってくれないので、自分が家事をやらざるを得なくなってしまいます。そのため、料理・洗濯・掃除などの家事能力が身に付きやすくなります。必要に迫られてしなければいけなくなるということは大事なのです。

一人暮らしなら金銭感覚や家計管理の能力が身に付きやすい

1人暮らしになるとお金や家計の管理は全て自分が行うことになります。社会人の場合は自分の収入の範囲で、家賃、光熱水道代、食費など生活のためのお金を支払う必要があります。また、預金口座の管理などもしなければいけません。お金が無くなれば生活できなくなるということも理解しやすいです。

仕送りや奨学金・教育ローンなどで暮らす学生も同様で、自分で働いたお金ではない場合もありますが、得たお金の範囲内で生活しなければいけません。そのため、一人暮らしは家計管理の能力や金銭感覚が身に付きやすいのです。

一人暮らしは親から経済的・精神的に自立しやすい

1人暮らしをすると親から離れて住むことになります。そのため、自分の身の回りの事は自分ですべて行うようになりますし、親の干渉を受けず、自分の考えに基づいて生活を送っていくことになります。つまり親から精神的に自立・親離れをすることになります。

社会人であれば基本的に自分の収入の範囲内で暮らすことになるため、親からの仕送りなどの支援は必要なくなり、経済的に自立することになります。

なお大学生であれば通常は親の仕送りを受けて暮らすため、経済的には自立とは言えず、不完全な部分が残りますが、精神的には自立に近づいていくことになります。

一人暮らしなら自立していると周りから見られることがある

1人暮らしをしている人は周りから自立している人だと見られる傾向があります。実際に一人暮らししているから立派だとは限りませんし、本当に自律できているとは限らない場合もあります。また、実家暮らしの人でも一人暮らしをしている人以上にしっかりしていることもあります。

しかし、人から見ると一人暮らしか、実家暮らしかは分かりやすい基準になるため、一人暮らしをしていると自立している人だとみられることがあります。

一人暮らしなら恋人や友人を部屋に呼べる

1人暮らしなら恋人や友人を自由に部屋に呼べんで遊べることもメリットの1つです。実家暮らしの場合は、他の家族がいるので気軽に恋人や友人を自宅に呼ぶのは難しい場合があります。

もし呼ぶ場合には、基本的に他の家族にも呼ぶことを伝えて了承してもらう必要があります。そのため、気まずさから自由に人を呼べないことがありますが、一人暮らしなら自由に人を呼ぶことができます。ただし、部屋を綺麗にして人を呼べる状態にしておくことが必要です。

社会人や学生の一人暮らしのデメリット

社会人が大学生が1人暮らしをするデメリットについてです。

一人暮らしの部屋は誰も待っていない暗い部屋で寂しくなることがある

1人暮らしの場合、仕事等から帰宅しても、待っている人がいるわけではなく、夜遅くになれば電気を点けるまでは暗い部屋で、寂しい気持ちになってしまうことがあります。誰かがただいまと言ってくれるわけではありません。

また、家族など話し相手がいるわけではないので、電話などで他の人と話さなければ、帰宅しても誰とも話をすることがありません。慣れの問題もありますが、寂しいと感じる事もあります。

一人暮らしは住居費・生活費を自分で負担しなければいけない

1人暮らしの場合には、一人暮らしに必要なお金は自分で負担しなければいけません。実家暮らしの場合には実際に必要な生活費よりもはるかに少ない負担で済んでいることが多いですが、一人暮らしの場合には実際にかかっているお金だけを負担しなければならず、実家の時よりも普通は負担が重くなってしまいます。

住居費・生活費の負担が重くなるため、その分だけ自分が自由に使えるお金が減ってしまいます。

一人暮らしは住居費負担などが重く実家暮らしより貯金しづらい

家計で大きな負担を占めるのが住居費です。一人暮らしの場合は住居費が重い負担となりますが、実家暮らしの場合は住居費の負担はほとんどないか、一部を実家に生活費として入れるだけで済むことが多く、住居費の負担は軽くなることが多いです。

そのため一人暮らしは実家暮らしの場合と比べると貯金がしづらいというデメリットがあります。同じ収入でも実家暮らしと比べると一人暮らしの場合は貯金に回せるお金が少なくなりがちなので、なかなかお金が貯まらないことがあります。

一人暮らしは生活が乱れやすく堕落して怠惰に過してしまいやすい

1人暮らしの場合、他の家族の目はありません。自分の好きなようなペースで生活をすることができます。そのため、逆に自分を律するような気持ちがないと、どこまでも生活が乱れてしまうことがあります。誰からも叱られたり注意されたりすることが無くなってしまうので、家事などをせずに怠けてしまって、堕落して怠惰な生活を送ってしまうことがあります。

やるべきことをやらずぼーっと過ごしたり、不規則な生活を送るようになったりしてしまいます。

一人暮らしは掃除やゴミ出しをサボり部屋が荒れてしまうことがある

1人暮らしの場合、掃除やゴミ出しなどは自分で行わなければいけません。実家暮らしなら親がやってくれることが多いですが、一人暮らしでは自分がやらないと誰もやってくれません。

時間がなかったり、怠けてしまったりして、掃除やゴミ出しをサボっていると、部屋はどんどん荒れていってしまいます。掃除をしなければ物が溢れて部屋が散らかっていきますし、ゴミ出しを怠れば家にゴミが溜まっていってしまいます。

一人暮らしは栄養が偏った食生活になってしまうことがある

1人暮らしの場合には、実家暮らしの場合よりも栄養が偏った食生活をしてしまうことがあります。一人暮らしの場合、外食や惣菜・弁当を利用しないのであれば、自分で料理をしなければいけませんが、疲れていたり時間がなかったりするとなかなかできませんし、食材や作る料理なども栄養面で偏ってしまうことがあります。

また、外食や惣菜・弁当などで食事を取る場合にも栄養が偏った食事内容になってしまうことがあります。

一人暮らしは病気に罹ってしまうと大変

1人暮らしの場合には病気に罹ってしまった時にすぐ近くで助けてくれる人がいません。自分が動くことができないほど重症であれば、食べるものや飲みものを準備して食べたり飲んだりすることすらままなりません。とにかく横になって体力の回復を待つしかなくなってしまいます。

本当に困ってしまった時は、家族などに連絡を取って来てもらわないとどうしようもない場合があります。病気になってしまうことを考えると心細く感じるかもしれません。

一人暮らしは料理・洗濯・掃除などの家事に時間が取られる

1人暮らしの場合には、料理・洗濯・掃除などの家事は自分でやらなければいけません。料理は外食をしたり、惣菜やお弁当を買ってきて食べたりすれば自分でしなくても何とかなりますが、洗濯や掃除は避けがたいものがあります。

自分で最低限の家事をしなければいけないため、料理・洗濯・掃除なのに自分の時間を割かなければならず、実家暮らしの時と比べると自分がゆっくりする時間や自由に使える時間が少なくなって、家事に追われていると感じるようになるかもしれません。

一人暮らしは時間を無駄にしてしまいがち

一人暮らしは他の家族の目などが届かないため、自分が思うように好きな時間の使い方をすることができます。しかし、自分しか歯止めになるものがないため、自分が自制をしなければ、だらだらと過ごしてしまって、時間を無駄にしてしまうことがあります。

夜遅くまで夜更かししてしまって寝るのが遅くなり、翌日遅く起きることになったり、テレビやゲームなどを続けてしまい時間が経過してしまったりすることがあります。

一人暮らしは防犯や防災などの面で不安に感じやすい

一人暮らしは住んでいるのが1人なので心細く感じてしまうことがあります。他に誰か家族が一緒に住んでいるということは安心感につながりますが、1人だと不安を感じてしまうことがあります。特に防犯や防災などいざという時には1人だと心細いと感じるかもしれません。

最近では近所付き合いも基本的にないことが多いので、頼れる人が側にいないということは寂しさを感じるだけでなく、何かあった時に不安を感じることもあります。

まとめ

  • 一人暮らしのメリットは、自由に行動できるようになる、親の干渉を受けづらくなる、金銭感覚や家事をする能力が身に付くといったことが挙げられます。
  • 一方で一人暮らしは、住居費の負担が増えて貯金がしづらくなる、寂しく感じることがあることなどがデメリットとして挙げられます。

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【社会人や学生の一人暮らしのメリットとデメリットの記事は終わりです】

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