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小1プロブレムとは(小1問題とは)・原因と家庭での対策

記事作成日:2018年4月2日

小1プロブレム(小1問題)とは、小学校に入学した1年生が、新しい環境に馴染めず、集団行動ができない、周りとは違う行動をしてしまう、授業中座っていられない、立ち歩く、先生の話を聞かない、という状態が継続する問題です。入学直後の4月からしばらく続くことがあります。先生への反抗心などに基づくものではないとされていますが、学級崩壊の原因となることがあります。

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小1プロブレム(小1問題)が生じる原因・背景

小1プロブレム(小1問題)が生じる原因・背景についてです。一番大きな要因は幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育と小学校教育は異なったものであるということです。

遊びを通じた学びと着席して先生の話を聞く座学の違い

幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育の段階と小学校では子どもの発達段階に応じて指導方法が異なっています。幼稚園・保育所(保育園)・こども園などの幼児教育では、遊びを通じた教育が行われる一方、小学校では席に座って先生の話を聞く座学形式中心の教育が行われます。

幼児教育の時点では遊び中心だったものが、小学生になった途端一定時間着席を求められるようになるため、戸惑ってしまう子どもが出てしまうのもやむを得ないと考えられます。

時間を意識しない活動と時間割に基づく活動

幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育の段階でも時間を意識した活動が行われますが、殆どの場合厳格なものではありません。もちろん時間が決まっている活動はありますが、小学校のように時間割に基づくものではない場合が多いです。一方で小学校に入ると時間割に従って、時間通りの活動が行われるようになります。

小学校では時間管理の方法が厳格化するため、幼児教育の段階とは様子が異なり、子どもが戸惑ってしまい適応がなかなかできない場合があります。

成長に伴い自立を求められる

幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育の段階では先生が生活全般の手助けをしますが、小学校では基本的に自立が求められるため自分で何もかもしなければいけません。

自分のことは自分でできるような教育・指導が行われていないと、周りの集団行動についていけず、集団とは異なった行動をとってしまうことがあります。

集団行動や周囲とのコミュニケーションの不足

幼児教育の段階で集団行動があまり行われず自由に活動をしていた、関わる人が極めて限れていて同年代との子どもや大人とのコミュニケーションが不足していた、というような場合は集団の中で自分をコントロールする能力が養われていない、周囲とのコミュニケーションが取れないということがあります。

お友達と上手く関係を築けないため攻撃的になってしまう、お友達との関わりを嫌がってしまうなどの行動につながってしまうことがあります。

家庭でのしつけ・指導が不十分

子どもの成長においては、幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育だけでなく、家庭での指導も重要となります。

家庭でのやってはいけないことのしつけ・指導が不十分で甘やかしていた、自由にさせていたというような場合は、小学校に就学してからも自分をコントロールできずに自由に行動しようとしてしまうことがあります。

小1プロブレム(小1問題)は家庭だけの問題ではない

小1プロブレム(小1問題)は家庭での指導が問題となる場合もありますが、教育制度に関する問題でもあります。子どもの発達段階に応じて、幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育の段階と小学校の段階では異なった教育・指導をするのは当然でもあり、有益でもあります。

しかし、幼児教育と小学校のつながり・接続に段差が生じてしまっていることが小1プロブレム(小1問題)につながっている側面もあり、家庭ではどうにもならない部分があります。

そのため、幼小連携・幼保小連携・幼小接続・幼保小接続として、幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育の段階から小学校の段階への円滑な移行が模索されてきました。

家庭における小1プロブレム(小1問題)への対応方法

小1プロブレム(小1問題)は家庭だけの問題ではありませんが、家庭での指導が効果的な部分もあります。少しでも多くの家庭が小1プロブレム(小1問題)を理解し、家庭で効果的な指導を行うことで、小1プロブレム(小1問題)が緩和されると考えられます。

基本的な生活習慣を身に付けておく

小学校への入学が近づいたら基本的な生活習慣を身に付けておくことが重要です。

例えば、食事、お風呂、睡眠などは時間通りの規則正しい生活を行い、時間に対する意識を養うことが大切です。また、身の回りのこと、着替え、トイレ、片付け、整理整頓などの基礎的なことは自分でできるようにしておくことが大切です。

友達との関わり方や集団生活のルールを教えておく

友達と一緒に遊ぶ時にしてはいけないことを教えておくことは重要です。一方的に教えるのではなく、自分がされたらいやだということをわかってもらったり、相手の気持ちを考えるように促したりして、友達との人間関係が築けるようにしておくのです。

また、あいさつ、言葉に出して伝えること、人の話を聞くこと、社会常識(交通ルールなど)、マナー(やっていいこといけないこと)など最低限の集団生活を送る上で必要となるルールなどについても学ばせておくことが大切です。

座って勉強などする時間を作る

小学校では授業時間中は座って勉強などの活動をします。年長の後半の時期には一定時間座って勉強などをする時間を家庭で儲けることによって、座って行う活動になれることができます。

最初は少しの時間から初めて、10分、20分、30分と時間を延ばしていきます。学習・勉強ができることが望ましいですが、難しい場合は学習・勉強以外の活動でも構いません。

親が愛情をもって子どもに接する

親が子どもにいい加減、おざなりに接していると子どもの情緒が不安定となることがあります。また、夫婦の仲が悪く子どもの前で喧嘩していると子どもに悪影響を与えてしまう場合があります。

子どもが情緒不安定とならず、自己否定をしないために、子どもに対して愛情をもって接すること、子どもの前で夫婦が喧嘩をしないことなどを意識して、子どもが精神的に不安定にならないように配慮する必要があります。

様々な人と接する機会を作る

幼稚園・保育所(保育園)・こども園などに通っていれば通常は同年代の子や大人と一定のかかわりを持つため、コミュニケーション能力が不足するということは少ないと考えられます。

しかし、何らかの事情で様々な人と接する機会が少ない場合には、幼児教室、習い事、地域活動、児童館などで同年代の子と関わる機会を設けたり、親戚や知り合いの大人(ママ友など)などと関わる機会を設けたり、人が沢山いる場所に出かけたりして、他人に慣れるようにするということも大切になります。

まとめ

  • 小1プロブレム(小1問題)とは、小学校に入学した1年生が、新しい環境に馴染めず、集団行動ができない、授業中座っていられない、先生の話を聞かない、という状態が継続する問題です。
  • 小1プロブレム(小1問題)は幼稚園・保育所(保育園)・こども園の幼児教育の段階と小学校の段階では子どもの発達段階が異なるため異なる方法で教育が行われることや家庭での指導不足などによって引き起こされると考えられています。

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【小1プロブレムとは(小1問題とは)・原因と家庭での対策の記事は終わりです】

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