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塾の個別指導と集団指導(グループ授業)の違い・メリットとデメリットの比較

記事作成日:2019年5月26日

塾の個別指導(個別授業)と集団指導(集団授業、グループ授業、クラス授業)の違いとそれぞれのメリットやデメリットの比較についてです。個別指導は先生1人に対して生徒が1人から2~4人の少人数で指導を行う形式で、生徒の理解度に応じて一人一人個別に指導します。集団指導は、先生1人が生徒数人から十数人に対して学校の授業と同じような形式で一斉指導を行います。

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個別指導とは

個別指導とは、先生が生徒を個別に指導する指導方法です。生徒の理解状況や性格に応じてきめ細かな指導が行われることが特徴です。「個別」なので、基本的には1人の先生が1人の生徒を指導する1対1の形態を指しますが、塾によっては先生1人に対して、生徒が2人(1対2)、3人(1対3)、4人(1対4)の場合も個別指導という場合があります。人数は複数でも、生徒一人一人に対して個別に違う指導行う場合は個別指導と呼ばれることがあります。

もちろん、生徒が1人の場合と比較すると、生徒の人数が2人、3人、4人と増えるにしたがって、生徒1人当たりにかけられる時間は少なくなります。

個別指導の特徴とメリット

個別指導は、生徒の理解度に合わせて学習計画が作られ、指導が行われるということが特徴です。学校の授業が理解できない、苦手な部分が多いという場合でも、個別指導なら対応してもらえます。

生徒の理解度や性格に合わせて指導ができる

個別指導であれば、生徒の理解度や性格に合わせて指導ができます。理解しているところはスピードを上げて、理解できていないところに時間をかけるといった対応が可能です。

学校の授業の補習や苦手科目の克服にも対応できる

個別指導は、あらかじめ決められた学習計画ではなく、生徒の状況に合わせた学習計画が作られるため、受験対策の前にまず学校の授業の補習をする、苦手科目の対策をする、前の学年の復習をするといったこともできます。

生徒に合わせた学習計画を立てられる

個別指導であれば、生徒の理解度に合わせて個別にオーダーメードの学習計画を立てることができます。弱点の科目を重点的に学習する、苦手な部分に時間を割くなど、柔軟な学習計画を作ることができるのが個別指導のメリットになります。

時間の都合を合わせやすい

個別指導は先生と少人数の生徒の時間の都合が合えば良いので、集団指導の場合と比較すると、時間の都合を合わせやすく、生徒が忙しい場合でも指導を受けやすいというメリットがあります。

分からない部分を質問しやすい

個別指導であれば、先生は生徒一人一人に向き合うことになり、生徒が先生に分からない部分を質問しやすくなります。分からない部分でつまづいてもそのまま放置せず、分かってから先に進むことができるようになります。

個別指導のデメリット

個別指導のデメリットとしては、授業料が高くなる傾向がある、先生の質にばらつきがある、などのデメリットがあります。

授業料が高い

個別指導は、集団指導と比較すると1人の先生が同時に担当できる生徒の数が少なくなるため、その分だけ授業料が高くなる傾向があります。

先生の質にばらつきがある

個別指導は塾側の立場からすると人手がいるため、先生の質にばらつきが出やすい傾向があります。また能力が高い先生は数多くの生徒を指導でき、効率が良い集団指導(グループ授業)を中心に担当する場合があります。

1対2・1対3・1対4は丁寧な指導が難しい

個別指導は基本となるのが先生1人に生徒1人という形式ですが、個別指導と呼ばれるものの中には先生1人に対して生徒が2~4人の1対2・1対3・1対4の形式があります。しかし、1対2・1対3・1対4では生徒一人一人にきめ細かな指導を行うことが難しくなります。

学習ペースが乱れやすい・進度が遅くなりやすい

個別指導は生徒に合わせたきめ細かな対応ができることがメリットですが、逆に生徒に合わせて指導を行うため、生徒の理解が進みづらい部分では学習ペースが乱れやすく、学習の進度が遅くなってしまうことがあります。

周りに張り合う相手がいないため励みがない

集団指導の場合、同じクラスの人が張り合う相手、ライバルともなるので、学習意欲が維持しやすい場合があります。周りの人も頑張っているんだから自分も頑張ろうという気持ちです。しかし、個別は励みになるような周りの人がいない場合があり、励みがない場合があります。

友人ができづらい

個別指導では自分1人か少人数が一緒に指導を受けるため、塾で友達ができづらい傾向があります。もちろん、塾は友達を作ることが主目的ではなく、学習するために来ているのですが、友達ができた方が学習意欲が高まる場合があります。

集団指導とは

集団指導とは、教室であらかじめ決められた学習計画に沿って数人から十数人、場合によっては数十人の生徒を相手に一斉に指導する方式です。集団授業、グループ指導(授業)、クラス授業などと呼ばれることもあります。

生徒が数人といったような人数が少ない場合は先生が一人一人の反応を確かめながら指導ができますが、十数人以上になると個々の生徒の反応を確かめながら指導することが難しくなります。

集団指導の特徴とメリット

集団指導のメリットは、授業料が相対的に安いことが多いこと、学習内容や学習計画が決まっていて安定していること、学校外に友達ができる場合があることなどがあります。

授業料が相対的に安い

集団指導は先生1人に対して通常は生徒が数人から十数人集まるため、一人一人の生徒の金銭的負担は個別指導よりも少なくなる傾向があり、授業料が個別指導よりも安めに設定されることが多いです。

学習内容・学習計画(カリキュラム)が標準化されていて安定している

集団指導では、学習内容・学習計画(カリキュラム)があらかじめ決められていて、標準化されたカリキュラムに沿って授業が行われます。学ぶ内容や学習スピードが決まっていて安定している傾向があります。

学習進度が速く先取り学習に向いている

塾やコースにもよりますが、集団指導は学習進度が速く先取り学習に向いている場合があります。早めに学校で習う内容の学習を完了し、受験対策をしていくためです。

周りで一緒に授業を受けている生徒の存在が励みになる

クラスで授業を受ける集団指導形式の場合、周りで一緒に授業を受けている生徒の存在が励みになるので、負けないように頑張ろうという意欲が湧いてくることがあります。競争心に火が付きやすい人は一人で勉強するより学ぶ意欲が高まることがあります。

友達ができることがある

集団指導では、一つの教室にたくさんの生徒が集まって同じ授業を受けるので、しばらく塾に通っていると自然と仲良くなり、校外に友達ができることがあります。

一対一の個別指導が合わない生徒に向いている

先生と生徒が1対1で向き合う(場合にっては1対多の場合もあり)個別指導では、先生と話しながら学習を進めていきますが、人見知りの生徒や恥ずかしがりの生徒、内気な生徒は個別指導と性格的に合わない場合があります。その場合は集団指導の方が合っていることがあります。

優秀な先生に教えてもらえる場合がある

数多くの生徒を担当する集団授業はある意味塾の目玉となる場合があり、受け持つ生徒数が多いため収入面でも期待できることから、優秀な先生が授業を担当することがあります。そのため、良い授業を受けられる可能性があります。

集団指導のデメリット

集団指導のデメリットは、生徒一人一人に目が行き届かずきめ細かい指導が難しいこと、生徒が理解できなくても授業は進んでいくことなどがあります。

生徒一人一人になかなか目が行き届かない

集団授業では通常は先生が数人から十数人の生徒を相手にするため、なかなか一人一人に目が行き届かず、きめ細かな指導をすることが難しくなります。もちろん先生は生徒の反応を確かめながら授業をしますが、一人一人に時間を使えないのです。

理解できていない生徒がいても授業は進んでいく

集団指導では、教室の中に理解できていない生徒がいたとしても、その生徒のために授業の進度を遅らせるわけにはいかないため、授業は先に進んでいきます。理解できていないと取り残されてしまう恐れがあるのです。

分からない部分があっても質問しないで放置してしまうことがある

集団指導では、先生に質問すると授業を止めてしまうことになるため、分からないことがあっても質問がしづらい場合があります。後で個別に先生に質問できるのであればよいのですが、面倒になって質問しないまま放置してしまうことがあります。

授業の時間が決まっているため都合がつかない場合がある

集団授業は、何曜日の何時からというように指導時間が決まっているため、生徒がその時間に合わせる必要があります。学校のクラブや部活、習い事、家から塾までの距離などによっては通えない時間が出てくる場合もあります。

学習が遅れている生徒はついていくのが辛い

集団授業は決められた学習計画に従って授業が進んでいくため、学習が遅れていて理解できていない部分がたくさんある生徒はついていくことが困難になる場合があります。塾に通っていてもほとんど理解できず、通う意味がない場合もあります。

自分のペースで勉強したい生徒は合わないことがある

塾の集団授業はペースが速いので、自分のペースで勉強しないと理解できない生徒にとっては合わない可能性があります。その場合は個別指導の方が向いていることがあります。

まとめ

  • 個別指導は先生1人が1人か少人数の生徒に対して個別に教える方式で、きめ細かな指導ができることなどがメリットですが、授業料が高くなることなどがデメリットになります。
  • 集団指導は先生1人が数人から十数人の生徒に対して一斉に教える方式で、事前に決められた学習内容や計画の通り進むため安定した授業が行われる、授業料が相対的に安いなどがメリットですが、生徒が理解できていなくても授業が進んでいくことがデメリットになります。

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【塾の個別指導と集団指導(グループ授業)の違い・メリットとデメリットの比較の記事は終わりです】

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