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結婚にかかる費用・お金

記事作成日:2017年4月25日
最終更新日:2017年4月28日

結婚のお金についてです。結婚のために必要な費用の中心は結婚式(挙式・披露宴)ですが、結婚へのこだわりは人それぞれなので費用には大きなばらつきがあります。業者の統計によると結婚式にかかるお金の平均は300万円と高額ですが、結婚式のお金は工夫次第で減らせるため、300万円よりも大幅に抑えることもできます。

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結婚のために必要なお金

結婚にかかる費用をまとめると次のようなイメージになります。ただし、結婚関連費用は人によって幅がかなりあるので大幅な節約も可能です。

結婚にかかる費用
項目金額(万円)
婚約費用食事会(結納なし)3~10万
婚約指輪5~50万
結納100~150万
結婚費用結婚式200~400万
簡素な結婚式20~50万
結婚指輪5~30万
結婚後費用報告・内祝い~5万
新婚旅行5~50万
新生活用~100万

(備考)上記金額は中心となる価格帯を推測し表記したもので、実際の価格を保証するものではなく、あくまでも参考情報となります。また、工夫次第で上記金額よりも大幅に減らすことが可能な場合があります。

(出典)当サイトが作成

事前の婚約でかかる費用

事前の婚約の段階で必要になるお金です。事前の段階では結納を行う場合もありますが、結納を行わず顔合わせの食事会のみを行う場合もあります。結納を行わない場合、事前の費用は大幅に抑えられます。また、結婚式をするために内金(予約金)を支払うことがあります。

顔合わせの食事会にかかる費用

両家の食事会を行う場合はホテルやレストランを利用して行います。人数や食事の内容によっても変わりますが、3~10万円程度になります。顔合わせの食事会だけを行って結納を行わない場合もあります。

婚約指輪にかかる費用

婚約指輪を準備する場合の費用です。値段には幅があり数万~50万前後になります。昔は給料の3か月分というような相場が言われていたこともありますが、3か月分にこだわる必要はなく、納得がいくもので問題ありません。

結納にかかる費用

結納を行う場合の費用です。結納を行う場合には100~150万前後の支出を見込んでおく必要があります。

結納金

結納を行う場合には、結納金は100万円が相場となりますが、50万円、70万円といったような最初の数字が奇数の金額の場合や末広がりの80万円の場合もあります。おおむね50~100万円が相場になります。

結納返しのお金

結納金を受け取った場合には結納返しをします。関東は半額の半返し、関西は1割程度が相場になり、お金ではなく品物で返すことも多くあります。

結納の会場費

自宅以外の会場で結納を行った場合には会場費や会食費がかかります。料亭や割烹、ホテルや結婚式場などで行った場合には数万~20万前後のお金がかかります。

結納品の費用

関東か関西かなど地域によって異なり1万円~20万円まで幅広くなります。関西の方が高額になる傾向があります。

婚約記念品の費用

婚約記念品として男性側は婚約指輪、女性側は時計などを送ります。男性側は10~30万円、女性側は10~20万円程度になります。

受書・家族書の費用

受書とは結納品を受け取ったしるしに渡すもので、家族書は家族を紹介するものです。受書は結納品についていることもあります。市販の受書セットは5千~1万円程度、家族書は記載を依頼した場合は5千円前後、無地のものは1千円前後になります。

仲人へのお礼のお金

仲人さんがいる場合には、仲人さんへのお礼、お車代、お土産代などで3~10万円前後になります。

結婚式でかかる費用

結婚式(挙式や披露宴)のために必要なお金です。挙式と披露宴をした場合には平均で300万円前後の費用となります。おおむね200~400万円程度の範囲に入ってくることが多いとみられます。

挙式だけを行う場合やレストランなどでウエディングパーティーを行う場合など工夫次第では費用を大幅に抑えることもでき、20~50万前後で済む場合もあります。ただし、通常の挙式や披露宴を行う場合のようなご祝儀をいただくことが心情的に難しくなることがあるため、自己負担額が挙式と披露宴を実施した場合よりも多くなることもあります。

更に男性側と女性側の双方が再婚となる場合などには結婚式を行わない場合もあります。その場合でも写真撮影だけは行うような場合もあります。

冠婚葬祭業者のデータから見る挙式・披露宴の費用

経済産業省「平成27年特定サービス産業実態調査(確報)」によると冠婚葬祭業を主として行う事業所の挙式と披露宴の2014年の年間売上高は4,760.23億円とされていて、年間取扱件数は15万6,764件なので、1件あたりの単価は303.7万円となり、平均で挙式・披露宴は300万円程度の費用がかかっていることになります。

ただし、この中には挙式のみの場合や披露宴のみの場合が含まれているため、挙式と披露宴を両方行った場合の平均単科は300万円よりも高くなっているとみられます。

また、事業従事者が5人以上の集計では挙式・披露宴の内訳費用の売上高のデータがあるため、データを元に内訳の比率を算出し、蒸気の303.7万円に当てはめて各項目の金額を推計すると次のようになります。

挙式・披露宴の費用(2014年)
項目金額(万円)
合計303.7
挙式・介添料・室料29.4
飲食料(サービス料含む)115.9
18.2
貸衣装46.7
美容・着付12.8
写真21.6
引き出物26.2
その他32.8

(備考)その他には司会、演出、キャンドル、ケーキ、衣装販売などが含まれます。上記の区分は当サイトの挙式・披露宴費用の区分とは異なります。

(出典)「平成27年特定サービス産業実態調査(確報)」のデータを元に当サイトが作成

なお、上記統計結果は冠婚葬祭業を主として行う事業所だけの集計ですので、補足できていない結婚式が相当数あることに注意が必要です。厚生労働省「平成26年(2014)人口動態統計(確定数)の概況」によると2014年の婚姻件数は64万3,749組であるため、上記データは日本の婚姻件数の約4分の1程度をカバーしています。

挙式費用

挙式をするための費用です。挙式一式ということで計上されることも多いですが、挙式に関する各種費用が含まれています。結婚指輪は別途用意しておく必要があります。

披露宴の会場・サービス関連費用

会場使用料・控室料

披露宴で会場を使用するための費用や控室を利用するための費用です。会場使用料は人数に応じて変わる場合と会場ごとに料金が決まっている場合があります。

装花費用

メインテーブル、ゲストテーブル、ウエディングケーキ、キャンドル、ケーキナイフなどを飾るお花の費用です。お花の種類や量によって金額が増減します。費用を抑えたいときは装花の量を抑えることで節約できる場合があります。

音響照明費用・映像設備費用

演出用の音響設備、ピアノなどの設備の使用料、照明による演出費用、ビデオやスライドなどの上映を行うための映像設備の使用料、プロジェクターやスクリーンの使用料などです。ピアノなどの楽器演奏、余興での演出などをする場合に発生します。ただし、普通は音楽をかけるので音響設備使用料はかかりますし、照明もなしという訳にはいかないので照明設備使用料も通常はかかります。

映像製作費用

披露宴会場で流す映像の製作を依頼するとかかる費用です。プロフィールビデオ、プロフィールムービー、オープニング、エンドロール、生い立ちムービーなどの映像ですが、自分で作ることも可能です。業者に依頼する場合には写真を何枚か提供して製作を依頼することになります。

招待状・席札・ウエルカムボードなどの小物費用

招待状・席札・席次表・メニュー・芳名帳・ウエルカムボードなどの紙小物(ペーパーアイテム)類、ブーケ(新婦が持つ花束)・ブートニア(新郎がつける花)、フラワーシャワー、リングピロー(指輪をのせるもの)などの小物類は結婚式場にお願いするか、外部の業者を利用するか、自分で手配したり手作りしたりするかによって料金が大きく変わってきます。

結婚式場にお願いすると高くつく場合があり、自分で手配したり自作したりすると安く抑えることができる場合がありますが、手間や時間がかかります。

司会料金・介添料

司会料金は披露宴の司会をする人の費用です。介添料とは新婦や新郎の側に付き添って(主に新婦)、ドレスの裾を持ち上げたり、椅子を引いたり、衣装を整えたりする身の回りの世話をしてくれるスタッフの費用です。

キャンドルサービス費用

キャンドルサービスを行う場合にキャンドルサービス費用が発生することがあります。余興などがたくさん予定されている場合や別の形で写真撮影などで招待客(ゲスト)との交流が予定されている場合はキャンドルサービスを敢えて行わないような場合もあります。

サービス料

披露宴会場などで披露宴などのサポートをしているスタッフの費用です。飲食費などに対して10%など一定の割合で発生する場合が多いです。

披露宴の飲食関連費用(お料理代・お飲み物代・ウエディングケーキ)

披露宴の価格に影響を与えやすいのが料理のグレードや飲み物の内容です。料理はグレードを上げると単価が上がるため費用が増大します。料理のグレードを抑えることで結婚式の費用を節約できます。

また飲み物もフリードリンクの場合がありますが、フリーとなるドリンクの範囲を変更できることや、フリーでなく注文に応じた料金とすることもできます。ウエディングケーキにも種類があり、料金が異なることがあります。

記念写真費用・スナップ写真・ビデオ撮影費用

記念写真の撮影やスナップ写真・ビデオの撮影費用です。どのようなデータ形式で受け取るかや仕上げ方によっても料金が変わってきます。写真やビデオの撮影は親族や友人にお願いすることも不可能ではありませんが、負担がかかってしまうのでプロにお願いするのが無難と言えます。

衣装・美容関連費用

新婦衣装(ウエディングドレスなど)の費用

ウエディングドレスなど新婦衣装(ウエディングドレス、カラードレス、和装(白無垢(白い和装)、色打掛(白以外の赤などの和装)、引振袖)のことです。値段は様々ですがレンタルで済ますことも購入することもあります。

結婚式場で借りるか外部から持ち込むかによっても違いがあり、外部から持ち込む場合は通常持ち込み料を支払う必要があります。金額が大きくなりやすいので、洗濯によっては節約効果が大きくなることもあります。

新婦衣装の小物類の費用

新婦衣装に必要な小物の費用です。小物もレンタルするか購入するかで費用負担が大きく変化します。新婦小物には洋装の場合、アクセサリ(ヘッド(ティアラ・クラウンなど)、イヤリング、ネックレス)、ベール(頭を覆う薄い布)、グローブ(手袋)、パニエ(スカートにボリュームを持たせる下着)、シューズ(靴)、ハンカチ、バッグなどがあります。

ウエディングドレスなどの料金に含まれている場合もあります。

新郎衣装(タキシードなど)の費用

新郎の衣装(タキシード、フロックコート、紋付袴など)の費用です。通常は新婦よりも金額が安くなります。レンタルすることも購入することもできますが、外部から持ち込む場合は持ち込み料が通常発生します。

新郎衣装の小物類の費用

新郎衣装の小物類の費用です。新郎衣装にも小物類があり、洋装の場合にはシャツ、カフスボタン(シャツの袖を止めるボタンで装飾を兼ねます)、ネクタイ、ハンカチーフ、グローブ(手袋)、シューズ(靴)、アームバンド(シャツの長さを調整してとめるもの)、サスペンダー(ズボンを吊り上げる物)などがあります。

タキシードなどの衣装とセットで借りることもありますが、別途準備することがあります。

美容着付代・ヘアメイク代・引き上げ料

新婦や新郎の着付けやヘアメイクの費用です。引き上げ料とはヘア(髪)を元に直したりメイクを落としたりするための費用です。

ブライダルエステ代

結婚式に備えてブライダルエステを行う場合に必要となる費用です。

引出物関係費用

引出物・引菓子・ギフト・紙袋

引出物・引菓子・ギフトの費用です。招待者数だけ発生しますが、グレードを抑えることで費用を抑えられます。ただし、あまりに見栄えが悪くなってしまうと印象が悪くなってしまうことに注意が必要です。

両親への花束・記念品

両親に花束を贈る場合や記念品を贈る場合には花束や記念品の費用が発生します。

お車代・宿泊料・送迎費用

遠方から来てくれた人への交通費としてお車代を支払う場合があります。また宿泊が必要になった場合に自分たち以外にも親族や友人の宿泊料を一部負担する場合があります。近隣の駅から会場まで送迎バスやタクシーなどを準備する場合には送迎費用を負担する場合があります。

結婚指輪費用

結婚指輪を購入するための費用です。通常は婚約指輪よりも金額が安いものが選ばれます。数万円~30万円程度が中心の価格帯になっているとみられます。挙式・披露宴を行う業者からは買わないことが多いため、通常挙式・披露宴の費用とは別に負担することになります。

結婚後にかかる費用

結婚後の新生活で必要となるお金です。

結婚報告はがきの費用

結婚の報告をするためのはがきの費用です。はがきと印刷代を含めて通常は1万円以内に収まります。

内祝いの費用

結婚のお祝いをいただいた人には結婚内祝いのお返しをします。なお、内祝いは基本的に結婚式に招待しなかった人や招待したけれど都合が悪く参加できなかった人に対してするものです。

結婚式に参加している人に対しては、披露宴(食事と飲み物)や引出物がお返しになっているので基本的に更に別のお返しをする必要はありません。お祝いの3分の1から2分の1(半額)程度が相場とされています。

新婚旅行費用(ハネムーン)

新婚旅行をするための費用です。新婚旅行はしない場合もあります。国内にするか海外にするか、どこに行くか、何日間にするかによっても必要なお金が変わってきます。数万~50万程度が目安になります。

新生活の費用

新たに生活を始めるために必要となるお金です。新たな住まいを借りる場合には、礼金・敷金・仲介手数料や引っ越し料金、家具家電購入費、生活用品購入費などが必要になります。30~100万程度が目安になります。

どちらかが既に暮らしている家で新生活を始める場合や、実家に同居する場合などは費用が大幅に抑えられます。

まとめ

  • 結婚をするために必要なお金は、結納を行わない場合には、事前の顔合わせの食事会で10万円弱、挙式・披露宴で300万円程度、新婚旅行や新生活などの結婚後の費用で50~100万前後になるとみられます。
  • しかし、結納を行わないだけでなく、挙式・披露宴を簡素化したり、新婚旅行や新生活の費用を抑えたりすることで更に少ないお金で結婚をすることもできます。

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【結婚にかかる費用・お金の記事は終わりです】

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