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各種学校とは何か

記事作成日:2018年1月7日

各種学校とは何かについてです。教育施設には、学校(幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校)、職業に関する教育を行う専修学校の他に各種学校が学校教育法上定められています。各種学校は学校や専修学校に該当しないものの、学校教育に類する教育を行う施設で、自動車学校、外国人学校、予備校、日本語学校、珠算塾などが各種学校となっている場合があります。

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各種学校とは

各種学校とは教育施設のうち、学校(幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校)、専修学校以外で、学校教育に類する教育を行い、一定の基準を満たし、教育委員会(公立の各種学校の場合)または都道府県知事(私立の各種学校の場合)の認可を受けたものをいいます。

各種学校は教育委員会または都道府県知事のいずれかの認可を受けていることになるため、何の認可も受けていない場合は各種学校に該当しません。各種学校は学校教育法に定められ、認可を受けた教育施設なのです。

各種学校の生徒数については、専修学校のように40人以上の明確な数値基準があるわけではなく、適当な数を定めるとされています。

    学校教育法第134条第1項 第1条に掲げるもの以外のもので、学校教育に類する教育を行うもの(当該教育を行うにつき他の法律に特別の規定があるもの及び第124条に規定する専修学校の教育を行うものを除く。)は、各種学校とする。

(出典)学校教育法より引用

各種学校の修業期間

各種学校の修業期間は1年以上とされています。ただし、簡易に修得できる技術・技芸等の課程は3か月以上1年未満とすることができるとされています。

学校基本調査(平成29年度調査)によると、修業年限別に在籍する生徒数は「1年未満:1年以上」がおよそ「1:2」の割合となっています。

各種学校の修業年期間別生徒数

(出典)文部科学省学校基本調査を基にfromportal.comの担当者が作成

各種学校で学ぶ内容

日本に留学を希望する人に日本語教育を行う日本語学校、主に外国人の児童を対象として教育が行われるインターナショナルスクール、宗教に関する教育を行う宗教学校、自動車の操縦に関する自動車学校、大学受験などのための予備校・塾のほか、料理・服飾・美術・珠算・看護に関する学校があります。

学校基本調査(平成29年度調査)によると、分野別の生徒数は自動車操縦、外国人学校、予備校、文化教養(日本語学校など)、商業実務(珠算など)が多くなっています。

各種学校の分野別生徒数

(出典)文部科学省学校基本調査を基にfromportal.comの担当者が作成

各種学校の設置主体

各種学校は市町村が設置する公立の各種学校と私立の各種学校があります。

学校基本調査(平成29年度調査)によると、在籍する生徒数では圧倒的に私立の各種学校が多くなっています。

各種学校の公立私立別生徒数

(出典)文部科学省学校基本調査を基にfromportal.comの担当者が作成

各種学校の入学資格

各種学校の入学資格については、各種学校が課程に応じて定めることとされています。そのため、特に入学に制限がない場合もあります。

まとめ

  • 各種学校は学校や専修学校に該当しないものの、学校教育に類する教育を行う施設です。
  • 自動車学校、外国人学校、予備校、日本語学校、珠算塾などが各種学校となっている場合があります。

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【各種学校とは何かの記事は終わりです】

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