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出産数(出生数)が多い月と少ない月は何月か・月別の出生率

記事作成日:2017年11月25日

出産数(出生数)が多い月と少ない月は何月か、誕生日がある月で多い月と少ない月は何月かということについてです。出生率とは出生数を人口で割って計算したものですが、月の日数を調整して年率換算した数値をみると、月別に大きな差はないのですが、出生率が高くなるのは9月で2000年以降は大半の年で9月が一番高くなっています。出生率が低い月は年によってばらつきがあり2016年は12月です。

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月別の出産数(出生数・誕生数)

厚生労働省の人口動態統計で月別の出生数(出産数・誕生数・その月が誕生日の人の数)をみると、2016年は7月が最も多くなっていて、続いて8月、9月となっています。出生数が最も少ない月は2月となっています。

しかし、月ごとに日数が違っていて、7月と8月は日数が31日あるのに対して9月は30日しかありません。そこで、出生数を月の日数で割って比較すると、1日当たりの出生数が最も多くなるのは9月です。また1日当たりの出生数が最も少なくなるのは12月となっています。

月別の出生数(出産数・誕生数・その月が誕生日の人の数)(2016年)
出生数日数出生数/日
1月82,292312,655
2月76,765292,647
3月81,208312,620
4月79,753302,658
5月80,905312,610
6月80,546302,685
7月85,027312,743
8月84,977312,741
9月84,863302,829
10月83,250312,685
11月77,963302,599
12月79,429312,562

(出典)厚生労働省の人口動態統計を元にfromportal.comの担当者が加工して作成

月別の出生率

2016年の月別の出生率は次の通りになります。出生率は出生数(出産数、誕生数)を月初めの人口で割ったもので、数が小さくなるため千分率(人口1000人当たり、人口千対、‰(パーミル))で表示します。例えば、出生率が7.8であれば、人口1,000人当たりの出生数は7.8人ということになります。

また、出生率は月の日数を考慮して年率換算されています。具体的にはその月の日数で割って、年間の日数を掛けています。例えば、うるう年の1月であれば(1月の出生数)÷(1月1日の人口)÷31(1月の日数)×366(年間日数)となります。

なお、年率換算された出生率の月別の多い少ないの傾向は1日当たりの出生数の傾向と同じになります。

月別の出生率(2016年)
出生率(人口千対、千分率、‰(パーミル))
1月7.8
2月7.7
3月7.7
4月7.8
5月7.6
6月7.9
7月8.0
8月8.0
9月8.3
10月7.9
11月7.6
12月7.5

(注)月の日数が考慮された年率換算の値です。

(出典)厚生労働省の人口動態統計を元にfromportal.comの担当者が加工して作成

出生率が高い月は9月、少ない月は12月(年によって違う)

時系列で年別に出生率の推移をみると2000年以降は大半の年で9月の出生率が最も高くなっています。一方で出生率が最も低い月は年によってばらつき・変化があり、2000年以降をみると必ずしも12月とは限らず、3月の年や5月の年などがあり明確な傾向がありません。

出生率は月別に大きな差はない

月別の出生率をみると、9月が高い、12月が低くなっています。しかし、出生率が高い月と低い月の差はそれほど大きくなく、満遍なく出生・出産・誕生があるということになります。

同級生などの間で誕生日が多い月は何月かといったような疑問が湧くかもしれませんが、それほど大きな差は出ないと考えられます。

まとめ

  • 月別の出生数(出産数・誕生数・その月が誕生日の人の数)を日数を考慮して1日当たりでみると、最も多い月は9月(2016年の場合)となっています。2000年以降、大半の年で9月が最も多くなっています。出生率は年率換算された数ですが、結果は1日当たり出生数と同じ傾向となります。
  • 一方で、月別の1日当たりの出生数が最も少ない月は2016年の場合12月となっていますが、年によってばらつきがありはっきりとした傾向は読み取れません。

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【出産数(出生数)が多い月と少ない月は何月か・月別の出生率の記事は終わりです】

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