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自分で教育費を貯めるコツ

記事作成日:2015年9月9日

教育費は必要な時期や必要な金額をかなり正確に予測することができます。そのため、早い時期から計画的に貯めることがコツです。また、教育という用途が決まっているお金なので、他の用途に使わないようにしなければいけませんし、資産運用を行う場合はリスクを抑えることで予想通りの運用成績が得られなかった場合でも困らないようにしなければいけません。

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早めに必要な時期と金額を調べておく

教育費は子供の数や年齢が分かればいつ保育園や幼稚園に入園して、小学校や中学校、高校、大学はいつ入学するということが分かります。どのような教育を受けて欲しいのかによって、学校は公立や国立なのか、私立なのかということがが変わってきます。

まだ子供がいない場合には理想とする子供の数や出産時期、子供がいる場合にはどのような教育を受けてもらいたいかをイメージすることで教育費の見積もりを行うことができます。

制服や鞄、教材費、給食費など細かい費用までは分からないことも多いですが、入学料や授業料などはホームページなどから情報を得ることができます。

大学や高校を卒業して経済的に自立するまで必要な教育費はいくら位になるのか計算してみましょう。

早めに貯めると毎月の貯金額が少なくて済む

教育は早い人では結婚前から将来を見据えて貯めている人がいます。できれば妊娠や出産の時期までには教育費をどうするかということを夫婦の間で決めておいた方がいいでしょう。

子供が生まれる頃から貯金を始めるとかなりの時間を使うことができます。早めに貯金をスタートすると必要となる時期まで時間的なゆとりができるため毎月の貯金額が少なくて済みます。

夫婦でよく話し合う

子供の教育方針は夫婦の意見がぶつかりやすい分野でもあるので、夫婦の間で教育について思っていることをしっかりと話し合っておくことが重要です。大学まで進学させるかどうか、私立は選択肢に入るのかどうか、習い事はどういうことをしてもらいたいのか、塾はどうするのかなどは最低限考えておきましょう。

夫婦で目標が共有できていると助け合って貯めていくことができます。

貯金の仕組みを作り、できれば自動化する

貯金のコツと同じですが、教育費を貯める場合は余った分を貯金するというような後取り貯金ではなく、給料などが口座に振り込まれたら、自動的に定期預金などに積み立てられるか、自分で最初に別の口座に移すなど、先取り貯金の方法で貯めていくことが大切です。

自分で毎月こまめにお金を別の口座に移せる人はいいのですが、不安な人は自動的に定期預金に積み立てられたり、引き落とされて別の口座に移されるサービスを利用して自動化するのもいいでしょう。

口座は分けて管理し生活費と混じらないようにする

教育費として確保している金額は、普段の生活で引き出して使ってしまわないように別の口座などに分けて管理することが鉄則です。定期預金など別の種類の預金にするのもいいでしょう。

分けて管理しておけばいくら貯まっているのかがすぐ分かりますし、流用をしようと思っても少し考えて思い直すチャンスを増やせます。

資産運用を行う場合はリスクを抑えた運用を

教育は支出する時期や金額が決まっていて、後にずらしたり、減額したりすることは通常は困難です。そのため、必要な時にお金がしっかりと残っていなければいけません。

そのため、教育費として貯めているお金も使って資産運用を行う場合は、リスクを抑えて価格下落などによって資産が目減りしても教育費は残るような形で運用を行わなければいけません。

貯めやすい時期に多めに貯める

教育費は比較的貯めやすい時期があります。出産から保育園や幼稚園の入園までと小学校の間です。

幼稚園は公立ならば金銭的な負担は小さいですが、私立の場合は負担が大きくなります。行政から各種補助が出るため実際の負担は小さいですが、保育園や幼稚園に入園すると何かと物入りになるため、入園前よりは貯めづらくなることが多いです。

小学校や中学校は義務教育なので公立の学校に通う限り教育費負担は限定的なので、貯めやすい時期といえます。ただし都市部になると中学校から受験をして私立に入る場合も多いですが、その場合は中学校は貯めづらい時期になります。

児童手当を活用する

児童手当を丸々取っておいて教育費に回すという方法も有効です。児童手当の振込先口座を教育費の貯金用の口座にしてして必要となる時期まで全く手を付けないようにしておけば、必要になった時にはそれなりのまとまった金額になっています。

児童手当はないものだと思って児童手当を当てにしない生活をしていれば、気づかないうちに貯まっていたという事になります。

まとめ

  • 教育費は教育方針を早めに決めて早めに貯め始めましょう。
  • 口座は分けて管理し先取り貯金の仕組みで貯めましょう。
  • 教育費は幼稚園入園前や小学校の時期が貯めやすい時期です。

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【自分で教育費を貯めるコツの記事は終わりです】

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