結婚のメリット
記事作成日:2016年3月7日
最終更新日:2016年4月26日
結婚をして夫婦が一緒になることにはたくさんのメリットがあります。家計の面では共働きなら収入が増えて収入が途絶えるリスクを減らせます。また、精神的に満たされることやお互いに助け合えることなどもメリットです。お金が無いと結婚できないようなイメージがありますが、結婚することによって家計を計画的に設計できるという部分もあります。
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共働きなら収入が途絶えることを防げる
結婚して共働きをすれば、万が一夫婦のどちらかが病気やけがあるいは業績不振によるリストラなどで職を失ったとしても、もう片方に職があれば収入がなくならなくて済みます。夫婦共働きであれば収入がなくなるリスクを減らすことができます。
家計にとって収入が全くなくなってしまうということはとても危険な事です。結婚と共働きの大きなメリットの1つは収入がなくなるリスクを緩和できることです。
共働きなら収入が増える
結婚する2人が共に働いている場合、結婚後も働き続けると収入は2人分になります。収入が増えるので家計にとってメリットが大きいです。1人1人の収入はそれほど多くなくても2人分になるとかなりの金額になることも多く、生活面で安定しやすくなります。結婚で共働きというのは家計面では大きなメリットがあります。
一緒に住むと支出を抑えられる
1人暮らしと夫婦の2人暮らしでは支出が単純に2倍になるということはありません。住むところにしても、単純に2倍の広さが必要ということにはなりません。光熱水道費も2倍になるということはありません。2人で一緒に住むことによって1人の生活費が単純に2倍になるのではなく、無駄な支出を抑えて2倍以下にすることができます。
共働きの場合は、収入は2人分になっても、支出は2人分以下になるので、家計は楽になります。
仕事の励みになる
男性側に特に影響があるのが、結婚をして配偶者や子供ができると、養う家族ができるので仕事の励みになるということです。結婚によって、家族のために仕事を頑張るという気持ちが強くなる人は多いです。仕事で辛い事があった時でも、家族がいると頑張らなきゃという気持ちになって乗り越えようというようになります。
社会的信用が高まる
今時結婚が社会的信用を左右することもないと思われているかもしれませんが、既婚者かそうでないかによって人の見方が変わることがあります。結婚するかしないかは人の考え方次第で自由なのですが、結婚していないことによって人格・性格に何か問題があるのではないかという目で見られてしまうことがあるのです。
女性が男性を見る場合にも、既婚者の人の方が信用できるというような印象を持つ場合もあります。配偶者がいる、子供がいるといったことで家庭的、面倒見が良いといったイメージが加わるためかもしれません。もちろん、結婚をしているという客観的事実からは、少なくとも配偶者を持つことができるような人であるということが推測できるので、何らかの形で人の見方に影響を与えていることは否定できません。
生活が規則正しくなる
特に男性側のメリットになりますが、男性が1人暮らしをしていると几帳面な人でないと生活リズムが崩れがちになります。特に仕事で忙しい場合には睡眠時間も短くなり、食事の時間も不規則になります。土日も疲れから昼過ぎまで寝てしまうこともあります。
しかし、結婚すると共同生活になるため、夫婦それぞれが自由に好き勝手に過ごすということはしなくなり、自然と生活リズムができてくることが多いです。
男性は仕事が忙しいと外食やコンビニのお弁当が中心の食事になってしまうことがありますが、結婚すると通常は家で食べるようになるため、食事も規則正しくなります。夫婦のどちらかがちゃんと料理をするのであれば、栄養面でも偏りが少なくなります。自分一人ではちゃんと料理をしない場合でも、食べてくれる相手がいると頑張ろうという気になって料理を張り切る人もいます。
プレッシャーが無くなる
男女に共通していますが、結婚に対するプレッシャーが無くなります。親族や職場の同僚といった自分以外の周りからのプレッシャーだけでなく、自分の中から沸き起こるプレッシャーも無くなります。男女問わず30代になると同年代の友人や同僚で結婚している人や結婚して子供がいる人が増えるため、気にしないようにしていても気になってしまって、自分で焦ってしまうことがあるのです。
特に女性の場合は年齢を重ねると出産が難しくなるということがあるため、子供が欲しいと少しでも思っている人は年齢を重ねるにつれて、結婚に対する焦りを感じるようになります。出産までのタイムリミットが迫っているという意識が強くなり、周りが何も言わなくても、自分で強くプレッシャーを感じてしまっていることがあります。
結婚をすれば、変なプレッシャーを感じることは無くなり、ストレスが減ります。
法律上の婚姻関係の下で子供を作れる
結婚しなくても子供を作ることは可能です。しかし、社会的に結婚していない男女の間に産まれた子は事実上何かと不利益を受けてしまいます。結婚をした男女であれば、結婚していないということで受けてしまう社会的な不利益を避けることができ、社会的に普通と考えられている環境下で子供を育てることができます。
ただし、家族の形は様々なものがあり、価値観の違いによるところも大きいです。
精神的に満たされる
配偶者という大事な存在ができることによって精神的に満たされ、精神的に安定する効果がある場合があります。結婚して落ち着いたというような言葉を耳にした人も多いかと思います。
自分が必要とされている、自分が守りたい相手がいる、自分が役に立ちたいと思う相手がいる、自分がいつでも相談できる相手がいる、一緒に過ごして落ち着ける相手がいる、いざという時に頼れる人がいるといったように心の支えになるのです。
自分を理解してくれる話し相手ができる
自分を理解してくれる話し相手ができるということも見逃せない結婚のメリットです。社会人になって働いていると、職場の上司や同僚、お客さんと話すことはあっても、仕事上のやりとりになってしまい、自宅と職場の往復という状態になる人は少なくありません。
結婚していれば、自宅に帰れば自分の事を理解してくれるパートナーが話し相手になります。社会人になると忙しくなるため、友人とも思うように遊べなくなってしまうことがあり、独身の場合は職場以外では誰とも話さないということがあり得ます。会話が少ない職場であればほとんど誰とも話さないまま平日が終わることもあります。
パートナーと良好な関係を築けば良き話し相手になるのです。
困った時に相手が助けてくれる
若いうちはあまりないかもしれませんが、体調を崩して倒れてしまうような時に自分では病院にも行けない、救急車も呼べないというような非常事態に陥ることもあります。そんな時に家に誰か家族がいれば助けてもらえます。そこまで深刻な事態でなくても、ちょっと困った時にパートナーの相手に何かを頼めるということはとても心強いです。
夫婦で起業することができる
夫婦で起業をすることもできます。起業をする場合には、1人で始める場合も多いですが、誰かと始める場合には信頼できるパートナーであることが必要です。友人や知人でも良いのですが、家族の方がより安心で融通が利きやすいということがあります。
夫婦で同じビジネスをすると収入のリスク分散は図れないのですが、気心が知れているので上手く進められればお互いがプライベートでもビジネスでも良きパートナーになります。
もちろん一歩間違えると、仕事の問題を家庭に持ち込んでしまう、家庭の問題を仕事に持ち込んでしまうということも起きます。
まとめ
- 結婚をして夫婦が一緒になることにはたくさんのメリットがあります。
- 家計の面では共働きなら収入が増えて収入が途絶えるリスクを減らせます。
- 精神的に満たされることやお互いに助け合えることなどもメリットです。