人生のイベントはいくら必要か把握する
記事作成日:2015年9月3日
人生のお金がかかるライフイベントはしっかりと事前に必要な金額を把握して計画的にお金を準備するようにしましょう。もちろん、お金が無いなら無いなりに何とかなる部分もあるのですが、希望していることが実現しなかったり、生活水準を下げたりすることになってしまいます。
希望する生活を送れるように重大なライフイベントはどのくらいのお金が必要になるかをしっかりと考えておかなければいけません。大体これくらいだろうと思っているよりも、多くのお金がかかることがあります。なんとかなると思っても何ともならないこともあります。現実を早目に直視することで、あらかじめ対応策を考えることができます。
スポンサーリンク
ライフイベントは支出時期や金額を予測できる
人生でお金がかかるイベントは大体お金が必要になる時期や必要になる金額を予測することができます。
特に老後の生活資金は定年時期が分かりますから、何歳くらいから必要になるかは分かります。老後の毎月の生活費と平均余命などから必要なお金もある程度予想することができます。
また教育資金もいつからいつまで必要か分かります。入学費や授業料なども情報が豊富にありますから自分で計算することは可能です。
ただし、社会保障制度が変更になって年齢の受給年齢が引き下げられたり、物価変動によってお金の価値が変わったりすることで予測と現実がズレることには注意しましょう。
特に大事なのが老後資金と教育資金
ライフイベントでお金がかかるのは老後資金と住宅資金と教育資金です。このうち特に大切なのが老後資金と教育資金です。
老後資金は定年退職後はまとまった収入が期待できなくなるため、老後になってからお金を貯めるのは難しくなります。また、定年退職後は健康上の問題などから定年前と同じように働くことも難しくなります。そのため、老後資金が十分に準備できてないと、取り返しがつかない事態になりかねず、厳しい老後を送ることになってしまいます。
教育資金はどのような教育を受けたかが子供の人生を左右する可能性があるため必要なお金をかけたいものです。しかし、教育資金を支払う時期は子供が生まれた後はほとんどずらすことができないため、必要な時にお金が無ければ教育面で諦めや妥協が必要になってしまいます。
住宅資金は、いざとなったら住宅購入時期を遅らることもできますし、購入しないという選択肢もあります。賃貸でも生活はしていけるため何よりも蓄えが優先されるようなものではありません。
事前にいくら必要か分かれば計画を立てられる
人生でお金がかかるイベントに必要なお金とお金が必要となるまでの期間が分かれば、あらかじめお金を準備する計画が立てやすくなります。
何も備えをしないまま、その時になって焦ることがないように計画的にお金を準備することが必要です。いくら必要なのか具体的に分かると毎月いくらお金を貯めておかなければならないか分かってきます。
また、早く準備を始めることでお金を準備する期間が長くなりますから、お金の貯め方の幅が広がりますし、毎月少しづつ貯めても準備が間に合うようになります。
まとめ
- 人生でお金がかかるイベントはいくら必要なのか、いつ必要なのか調べておきましょう。
- 早めに必要となるお金を把握することで、計画的にお金を準備できるようになります。