お金のやりくりができない時は
記事作成日:2015年6月2日
全然お金が貯まらない、貯金が減っていく、贅沢しているわけではないのに生活が苦しい、支払日が近づくと焦ることが多い、給料日前はお金がほとんどない・・・などお金で悩む場面はたくさんあると思います。お金のやりくりができない時はどうしたらいいのか考えてみます。収入か支出のどちらかに問題があるか、家計のやりくりが十分でないことが考えられます。
スポンサーリンク
お金のやりくりができないのはなぜ?
お金のやりくりができない理由は大きく分けて次の2つです。
- 収入と支出のバランスが崩れている
- 家計のやりくりに計画性がない
収入と支出のバランスが崩れている場合、収入か支出を見直さないとどれだけ計画的にやってもお金がやりくりできません。だって足りるはずがないんですから。その場合は収入か支出の見直しを行います。
収入と支出のバランスが崩れてなくても、家計のやりくりに計画性がない場合はやりくりが苦しい月があったり、公共料金など各種支払いがピンチになったりすることがあります。その場合は、家計のやりくりに計画性を持たせます。
収入と支出のバランスが崩れている
お金のやりくりができない理由で多いのが収入と支出のバランスが崩れているということです。収入は人並みにあるけれども支出が人並み以上に使い過ぎてしまっているか、普通の生活レベルなのに収入が全然足りてないかのどちらかです。
お金のやりくりは、収入で入ってきたお金を支出で使うという関係があるので、収入か支出のどちらか、または両方に問題があればバランスが取れず家計は崩壊します。
支出が多すぎる
支出が多すぎる理由は様々ですが、代表的なものは次のようなものがあります。
- 生活水準が高い
- 無駄が多い
- 浪費してしまう
生活水準が高い
収入に見合ったよりも高い生活水準で生活してしまうと、支出が増えて家計が苦しくなります。お金のやりくりができなくなるのも当然です。生活水準をあげてしまう理由は色々ありますが、本当はまだ生活水準を上げてもいいほど余裕がないはずなのにちょっと収入が増えると使ってしまうというようなものが多いと思います。見栄っ張りのような性格でなくても、収入がちょっと上がると良い部屋に引っ越したり、外食で豪華なところに行ったり、タクシーを使う回数が増えたりしてしまうことがあります。
収入が増えると気が大きくなりやすい上、生活水準が収入に見合ってるかどうかは本人はなかなか気づかないことがあります。お金のやりくりができていないと思ったら、本当に贅沢していないか見つめ直してみましょう。
無駄が多い
生活水準はそれほど高くなくても、無駄遣いが多いとお金のやりくりができなくなります。電気や水道などの無駄遣い、食品を買い過ぎて腐らせてしまう無駄遣い、着ない服を大量に買ってしまう無駄遣いなど色々なパターンがありますが、生活に無駄が多すぎる場合です。収入に見合った生活をしているようでも、生活の随所に無駄がちりばめられていると当然家計は苦しくなります。
無駄が多いのも自覚症状を持ちづらいですが、贅沢をしているつもりもないのになんだかお金のやりくりが苦しいと感じる場合には、生活の中で無駄になっているものはないか探してみましょう。
浪費してしまう
生活水準が高いということにも似ていますが、生活全般でお金を使うのではなく、買い物で浪費してしまうような場合です。買い物が楽しくてしょうがないというような場合には、お金がどんどんなくなっていくんでお金のやりくりができなくなります。買い物がストレス発散になっていたり、趣味みたいになっていたりすると危険です。
過去の買い物のレシートを眺めてみて、そのお金の使い方は本当に良かったのか、一つ一つ振り返ると自分の浪費癖を見直すきっかけになると思います。
収入が少なすぎる
生活は人並みであっても収入が少なすぎる場合、お金のやりくりは難しいです。生活は切り詰めている、節約を頑張っているというような場合には、収入を上げる方法を考えてみましょう。
収入が生活水準からあまりに低い場合は、働き方を大胆に見直した方が良い場合があります。働いている業界が低賃金だったり、働く形態が低賃金だったりする場合は、転職をすることで収入を上げることができる場合があります。
家計のやりくりに計画性がない
収入と支出のバランスが崩れているわけでもないのにお金のやりくりができないと感じる場合は、家計を計画的にやりくりしていくことが重要です。家計の収入と支出をきちんと把握して、予算を立てて毎週あるいは毎月のやりくりをしたり、支払時期が後ずれして混乱しやすいクレジットカードの使い方を見直したりすることが必要です。
まとめ
- お金のやりくりができないと感じる時は収支のバランスが崩れていないか確かめます。
- 収支のバランスが崩れているなら、収入を上げるか、支出を減らすことになります。
- 計画性がない場合は、家計管理をしっかりして、クレジットカードの使い方などに気を付けるようにしましょう。