クレジットカードの暗証番号の使い道・利用方法
記事作成日:2016年6月9日
クレジットカードも銀行のキャッシュカードと同じように暗証番号が設定されていますが、クレジットカードの暗証番号を覚えていないという人は案外多いです。使い方次第ではクレジットカードの暗証番号を利用しなくても、クレジットカードを使えるからです。クレジットカードの暗証番号の使い道や利用方法についてまとめました。
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クレジットカードの暗証番号の使い道・利用方法
クレジットカードの4桁の暗証番号が利用されるのは次のような場合です。なお、4桁の暗証番号は3桁か4桁のクレジットカードに書かれたセキュリティコードやパスワードを用いる3Dセキュアとは違うので注意しましょう。
- 買い物での利用
- 自動支払機での利用
- 自動応答音声での利用
- ATMの利用
買い物でクレジットカードを使う場合
普段の買い物でクレジットカードを使って購入する場合、支払いの際にクレジットカードを読み取り機に差し込んだ状態で4桁の暗証番号の入力が求められることがあります。ただし、通常は暗証番号の入力は必須ではなく、暗証番号が分からなければ、サインの署名で対応してもらうことができます。
また、少額の支払いなどの場合は暗証番号の入力やサインの署名が必要ないサインレスの決済を行うことができる場合もあります。
そのため、クレジットカードの暗証番号が分からなくても、店頭ではクレジットカードで買い物ができてしまうのです。
インターネット上でのクレジットカードの支払い
インターネットでクレジットカードを利用して支払いを行う場合は、通常4桁の暗証番号を求められることはなく、クレジットカード番号と有効期限で買い物ができてしまう場合があります。
場合によってはセキュリティコードと呼ばれるカードの裏面などに書かれた3桁あるいは4桁の数字か、3Dセキュアと呼ばれるパスワードを入力することによって本人認証が行われることがありますがショップによって対応はまちまちです。
券売機、精算機、支払機などで購入する場合
機械による券売機、精算機、支払機などでクレジットカードを使う場合には4桁の暗証番号の入力が求められることがあります。代表的な例として鉄道の券売機、病院での支払いなどが挙げられます。
鉄道の自動券売機で支払う場合
JRの自動券売機でクレジットカードを使った支払いを行う場合には、4桁の暗証番号の入力が求められます。暗証番号が分からないと自動券売機でクレジットカード払いができないことがあります。
病院の自動精算機・自動支払機で支払う場合
病院でクレジットカードを使って支払いをする場合に、自動精算機・自動支払機など窓口ではなく機械で支払いをする場合には、クレジットカードで支払おうとすると4桁の暗証番号の入力が求められます。
会計の窓口でも支払いができる場合はサインでも対応してもらえる場合がありますが、対応してもらえない場合もあるようなので医療費をクレジットカードで支払う場合は、暗証番号が必要か確認しておいた方が良いでしょう。
自動応答音声の問い合わせでの本人確認
電話でクレジットカード会社に問い合わせを行うと、自動応答音声での対応となる場合があります。問い合わせ内容によっては本人確認が必要となる場合があり、クレジットカード番号と4桁の暗証番号の入力が求められることがあります。
もし暗証番号が分からない場合は、自動応答音声ではなく、オペレーターによる対応が必要になります。
ATMでキャッシングやリボルビングなどのサービスを利用する場合
クレジットカードを利用するとATMでキャッシングサービスを利用することができる場合があります。クレジットカードに付属しているキャッシングサービスをATMで利用する場合には、4桁の暗証番号の入力が必要になります。
また、場合によってはクレジットカードのショッピングのリボルビング払いやキャッシングサービスの繰り上げ返済がATMで行える場合がありますが、残高照会や繰り上げ返済をする際に暗証番号の入力が必要になる場合があります。
まとめ
- クレジットカードには4桁の暗証番号が設定されていて、店頭での買い物の際に入力を求められることがあるほか、自動券売機など機械で精算する場合に入力が求められます。
- また、クレジットカードの暗証番号は電話での自動応答音声での本人認証に用いられる場合があるほか、ATMでキャッシングサービスを利用する場合にも暗証番号の入力が必要になります。