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子供へのお小遣いの目安

記事作成日:2015年6月20日
最終更新日:2015年8月3日

子供のお小遣いの目安について説明しています。中学生や高校生では金額も大きくなるので、家計の方針をしっかりと考えておきましょう。お小遣いの使い方については家族でよく話し合うようにして、お金の使い方を学ぶ機会になるようにしましょう。子供へのお小遣いの目安は小学生では学年にもよりますが1か月1,000円以下が中心となります。中学生では1か月2,000円、高校生では5,000円が目安となります。

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子供のお小遣いの有無

金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」によると、小学生ではおおよそ8割程度、中学生や高校生では9割弱がお小遣いをもらっているとされています。何らかの形で多くの子供がお小遣いをもらっています。お小遣いなしというのは少数派となっています。

お小遣いの有無
学校・学年「ある」の比率
小学生低学年79.1%
中学年80.0%
高学年77.2%
中学生87.9%
高校生85.6%

(出典)金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」

子供のお小遣いのもらい方

金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」によると、小学生がお小遣いをもらう頻度については低学年では定期的ではなくときどきという回答が多くなっていますが、高学年になると6割強が定期的にお小遣いをもらっています。学年が低いうちは必要に応じてお小遣いを渡して、高学年になると定期的に渡す方法になる傾向があるようです。

お小遣いのもらい方
学年定期的ときどき
低学年28.0%58.5%
中学年46.5%43.9%
高学年61.3%30.6%

(備考)定期的とは「毎日」、「1週間に1回」、「( )日に1回」、「月に1回」の回答比率を単純に合計したもの。
(出典)金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」を加工して作成

子供のお小遣いの金額

金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」によると、小学生がもらうお小遣いの中央値(回答を多い順から少ない順に並べた時の真ん中の回答)は月1回の頻度の場合、低学年が400円、中学年が500円、高学年が1000円となっています。

お小遣いをときどきもらうという場合の中央値は低学年は100円、中学年は300円、高学年は500円となっています。

中学生と高校生では、1か月のお小遣いの金額の中央値は中学生で2,000円、高校生で5,000円となっています。

小学生のうちは金額が小さいので家計に影響を与えるような金額ではありません。中学生でも2,000円程度であれば家計に大きな影響はないはずです。しかし、高校生になると5,000円となるので家計にとっても大きな金額になる可能性があります。特に子供が何人もいる家庭ではお小遣いの金額も無視できない場合があります。

お小遣いの金額の中央値
学校・学年月1回ときどき
小学生低学年400円100円
中学年500円300円
高学年1,000円500円
学校・学年1か月のお小遣い
中学生2,000円
高校生5,000円

(出典)金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」

子供のお小遣いの使い道

金融広報中央委員会の「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」によると、小学生のお小遣いの使い道上位3位、中学生と高校生のお小遣いの使い道上位5位は次の通りとなっています。

小学生のうちはおもちゃやゲームが中心となっていますが、中学生や高校生では飲食代や友人との交際費、小説や雑誌などが中心となりお金の使い方が変わっていきます。中学生や高校生になると活動範囲が広がることや人間関係の構築が重要なことになってくることが影響しているようです。

お小遣いの金額の使い道
学校・学年お小遣いの使い道
小学生低学年1位おかしやジュース
2位おもちゃなど
3位ゲームをする
中学年1位ゲームソフトやおもちゃ類
2位おかしやジュース
3位漫画
高学年1位ゲームソフトやおもちゃ類
2位おかしやジュース
3位漫画
中学生1位おやつなどの飲食物
2位友達との外食・軽食代
3位友達へのプレゼント
4位文房具
5位小説や雑誌
高校生1位おやつなどの飲食物
2位友達との外食・軽食代
3位休日に遊びに行く交通費
4位小説や雑誌
5位昼食

(出典)金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」

子供へのお小遣いの目安

金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第2回)平成22年度調査」の結果を踏まえると、小学生については低学年のうちは必要な都度渡して、高学年になるにつれて定期的にお小遣いを渡すようにし、低学年から中学年くらいまでは500円以下、高学年は1,000円程度が目安となるようです。ときどき渡す場合はもう少し控えめな金額となります。

中学生の場合は2,000円程度、高校生の場合は5,000円程度がお小遣いの目安となります。

高校生のお小遣いの金額は多くなるため、子供の人数が多い家庭ではお小遣いをどうするかについてよく考えておいた方がよいと思います。また、中学生や高校生ともなれば将来のお金の使い方を学ぶ時期でもありますので、お小遣いとはいえよく考えて使うことができるように家族でちゃんとお金について話し合うことが大切になります。

まとめ

  • 子供へのお小遣いの目安は小学生では学年にもよりますが1か月1,000円以下が中心となります。
  • 中学生では1か月2,000円、高校生では5,000円が目安となります。
  • お小遣いの使い方については家族でよく話し合うようにして、お金の使い方を学ぶ機会になるようにしましょう。

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【子供へのお小遣いの目安の記事は終わりです】

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