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レシートや領収書を保存・保管するメリットとデメリット

記事作成日:2017年4月23日

レシートや領収書を集めて保存・保管しておくメリットとデメリットについてです。レシートを取っておくことと、返品をする場合や故障で保障を受ける場合に役立ちます。また家計簿をつける時にはレシート・領収書が必要ですし、医療費控除・セルフメディケーション税制の適用を受けようとする場合にも領収書・レシートが必要になります。デメリットは保管・管理が大変だということです。

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レシートや領収書を集めて保存・保管するメリット

返品の際に役に立つ

買い間違いをしてしまった場合、サイズや性能を間違えてしまった場合、期待していた効果が得られない商品だった場合、不良品だった場合など返品をしたいと思った時に、レシートがないとなかなか受け付けてもらえないことがあります。レシートを捨ててしまったような場合、レシートを無くしてしまった場合には、そのお店で購入したことを証明するのが難しくなってしまうことがあるのです。

商品を確認して問題がないと思えるまではレシートは捨てない方が望ましいです。

注文ミス・打ち間違えの返金に役に立つ

レジで商品の打ち間違えをした場合に、間違いを証明する証拠になることがあります。注文していない商品の代金が含まれている、サイズや性能違いの商品の代金になっている、購入した商品の数量が違うなど、実際に購入したものの代金と請求されている代金が違うような場合に、レシートがあるとスムーズに話ができます。

ただし、実際には商品の受け渡しの時や代金の支払い時に買ったものと支払代金について確認し、間違いはその場で指摘する方が望ましいです。

故障の保証に役に立つ

家電製品や家具などの商品を購入した場合には通常は一定期間製品の品質が保証されます。保証期間内の故障であれば無償で修理をしてもらえることがあります。メーカー保証の場合は購入店の証明ができなくてもメーカーは自社の製品だと認識できるため受け付けてもらえることも多いと考えられますが、販売店の保障の場合には購入の証明ができないと保証を受け付けてもらえない可能性があります。

保証期間がある製品を購入した場合にはレシートを説明書・保証書と一緒に保管しておくとよいでしょう。問題がなければ貼り付けておくのも良いでしょう。購入した時に整理して保管しないと、保証書がない、レシートがないということになりかねません。

支出金額の確認ができ家計管理に役に立つ

レシートは支出金額の確認ができるため、家計管理をする上では重要な意味を持ちます。家計簿をつける場合にはレシートがないと、使ったお金を家計簿に記録することが困難になります。

また何にいくら使ったかが把握できるため、お金を使い過ぎている部分を見つけることもできます。レシートを集めることは家計管理の基本なのです。家計簿をつけている場合は家計簿に支出の記録をつけるまではレシートを保存することになります。

買ったお店の確認ができる

意外にありがちなのが、商品をどこで買ったか忘れてしまうということです。気に入った商品があるのでもう1度買いたい、あるいは類似商品を買いたいという場合に、どのお店で買ったか思い出せないということがあります。

レシートがあればどのお店で買ったのか思い出せないような場合に、記憶を辿るヒントになります。

価格・値段の比較に役に立つ

どのお店がやすいかということは直観的に分かっていることも多いですが、レシートがあると値段を比較しやすくなります。レシートがあれば重量や数量が違う商品の単位当たりの値段を計算して比較することもできます。

そのためどのお店でどんな商品が安いのかという傾向を探ることができ、買い物のお金を節約するのに役立ちます。

医療費控除やセルフメディケーション税制(医療費控除の特例)に役に立つ

病院などの医療機関で医療費を支払った場合には、医療費控除を受けられる場合があります。医療機関を受診した時のレシート・領収書は確定申告の時まで取っておくようにした方がいいでしょう。確定申告を終えるまでその年の分(1月から12月まで)を捨てないで取っておきましょう。

また、医療費控除の特例であるセルフメディケーション税制を利用しようとする場合にはレシート・領収書が必要になります。セルフメディケーション税制は従来の医療費控除と選択適用となりますが、健康診査を受けている人がドラッグストアで一定の医薬品を購入した場合、一定の医薬品の購入金額から1万2千円を差し引いた金額(最高で8万8千円)の医療費控除を受けることができる制度です。

医薬品を購入したレシートに対象となる医薬品が記載されています。ドラッグストアで医薬品を購入した場合は、セルフメディケーション税制の対象となる医薬品(医療用から転用された医薬品、スイッチOTC医薬品)かどうかをレシートで確認し、確定申告を終えるまでその年の分(1月から12月まで)を捨てないで取っておくようにしましょう。

レシートや領収書を集めて保存・保管するデメリット

紙のレシートや領収書はかさばってしまう

紙のレシートは枚数が集まるとかさばってしまうことがデメリットです。財布に入れておくと財布がパンパンになってしまって見栄えが悪いですし、財布の中が雑然としていると気分も悪いです。家で取っておくにしても枚数が多いとかさばってしまうので、保管場所に困ることがあります。

紙のレシートや領収書の管理は大変

レシートの枚数が少なければそれほどレシートの管理は大変でないかもしれませんが、枚数が増えてくると管理が大変になります。整理しないで集めておいておくと、見ようと思っても見る気が無くなってしまいます。ノートなどに張り付けたり、クリアファイルに分けたり、整理しようとすると手間がかかります。

レシートや領収書がたまると集計する気がなくなる

レシートを利用して家計簿をつけている場合、紙のレシートがたまってくると家計簿をつける気が失せてしまうことがあります。ためてしまうとやろうという気持ちが失せてしまって面倒に感じてしまうことがあります。

まとめ

  • レシート・領収書を保管・保存しておくと、返品や故障で保障を受ける場合に役立ちます。また家計簿をつける時にレシート・領収書が必要ですし、医療費控除・セルフメディケーション税制の適用を受けようとする場合にもレシート・領収書が必要です。
  • 一方でレシート・領収書を保管・保存するのは大変だということがデメリットです。

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【レシートや領収書を保存・保管するメリットとデメリットの記事は終わりです】

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