詐欺師や悪徳商法や悪い人に騙されない方法やコツ
記事作成日:2016年7月18日
詐欺や悪徳商法、上手い話や悪い人に騙されないための方法・コツについてです。世の中には人を騙してお金を奪い取る詐欺を行ったり、品質に見合わない高い価格で商品やサービスを売りつける悪徳商法をしたり、上手い話を持ち掛けて投資や出資を誘ったりするような悪い人がたくさんいます。詐欺や悪徳商法などで騙されて資産を減らしてしまわないように騙されないための方法やコツについて説明します。誰もが騙される可能性があるのです。
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決断や判断を急がされたら警戒する
人は気が動転して焦ってしまうとなかなか冷静な判断ができません。時間をかけてじっくり落ち着いて考えればおかしいと気づけるようなことでも、気が動揺したり、考える時間がなかったりすると、誤った判断をしてしまいやすくなります。
人を騙そうとする人は、決断を急がせることがあるので、何か決断を急かされることがあれば、何かおかしいな?と警戒しましょう。
他人に相談できないような状況は警戒する
騙されそうになっている人でも、人に相談すると我に返って、おかしな話に気づくことができる場合があります。何かがおかしい、変だなと思った時は、他人に相談すると冷静になれることがあるので、人を騙そうとしている人は、相談できないような状況に追い込もうとします。
他人に相談できないまま何かを決めなければいけない状況になったら、騙されているかもしれないと警戒しましょう。
自分は大丈夫と思いこまない
人を騙す人は騙しのプロです。どれだけ騙されない自信があっても心の隙を突かれてしまって動揺してしまうと騙されてしまうことがあります。
自分はおかしな話には騙されない、変な商品やサービスは買わないと思っていても騙されることがあるので、自分だけは大丈夫と思いこまずに、いつ自分が騙されてもおかしくないと警戒するようにしましょう。
具体的な数字に騙されない
人を騙す時に、凄そうな実績の数字や性能・効果の数字を掲げて、信用させる方法があります。大きな数字を示されると凄いと思ってしまったり、数字で示されると具体的だと思ったりして、本当だと信じやすくなってしまうのです。しかし、それらの数字は全て作り話かもしれませんし、特殊な状況でたまたま出てきた数字かも知れません。
感情に流されず冷静になる
人を騙す場合に気持ちを盛り上げて買わせる、お金を払わせるという手段があります。良さそうだ、自分に必要だ、買わないと損だというように思わせて、買わせてしまう方法です。
何かを購入する、契約する決断をする時には、感情的になってはいけません。もし気持ちが落ち着いていないような時は一旦その場を離れ、別の場所で時間を置いてからも同じように思えるか冷静になる必要があります。
相手の身の上話に騙されない
人間は相手が心を開いて話していると感じると、自分も自然と心を開いて話しやすくなる傾向があります。騙そうとしている人が、身の上話を始めたり、家族などプライベートな話を始めたりして、距離を縮めようとしている場合は警戒が必要です。
個人的な話を持ち出して親近感を演出し、信頼を得てから人を騙すということもあるので、身の上話を聞いても不必要な親近感を持ってはいけないことがあります。
お金が動く話は身構える
お金が動くような時、お金が直接動かなくてもお金に関する時は身構えて警戒するようにしましょう。お金の支払いを求められた時、ATMの操作を求められた時、契約書などに署名と押印を求められた時など、お金が絡むような場面では、本当にそのまま続けて大丈夫なのか、一度立ち止まって冷静になって考えましょう。
おいしい話は向こうからはやってこない
世の中においしい話があったとしても、向こうから自分のところにやってきてくれて、自分を儲けさせてくれるようなことはありません。自分に近寄ってくる人は何か理由があって近寄ってくるんだということを自覚するようにしましょう。うまい話には裏があるという言葉がありますが、都合のいい話はなく、良い話には何か理由があるのだと思うようにしましょう。
欲を出さない、欲を抑える
儲け話を逃してしまうと損をしたような気持ちになるので、おいしい話を持ち掛けられると欲が出てしまって騙されてしまうことがあります。
自分の欲を抑えられない人は、人を騙そうとする悪い人たちに簡単に騙されてしまいます。人間は欲が出やすいということを自覚し、欲に流されておかしな判断をしないように心がけましょう。別に必要ない、なくてもいいやと思う気持ちが大切です。
悪いことを言わず良いことばかり言われたら警戒する
商品やサービスを他人に売ろうとする時に、悪い点、弱点、デメリットを説明しないで、良い点、利点、メリットだけを強調する人には気を付けましょう。
都合が良い事しか言わない人は、自分を騙そうとしているかもしれません。
脅しや煽りで不安にさせられたら警戒する
人を騙そうとする悪い人は、脅したり、煽ったりして不安な気持ちにさせて、商品やサービスを売り込んだり、騙そうとしたりします。商品を買わないと損をする、健康に悪い、示談金を払わないとトラブルに巻き込まれるなど、人の不安な心理状態に付け込んでお金を奪おうとします。不安な気持ちになっても、気持ちを落ち着かせて冷静になるようにしましょう。
有名人や役所の名前を出されても信用しない
人を騙そうとする悪い人は信用を得るために、有名人や役所の名前を巧みに出して信用を補おうとします。有名人も利用している、有名人がスポンサーになっている、有名人が顧問をしている、役所が推奨している、役所の依頼で来たなど、他人の信用を利用してお金を奪おうとしてきます。有名人や役所の名前が出てきても簡単に信頼してしまわないようにしましょう。
良いところばかり強調されても信用しない
人を騙そうとする人は、自分の自慢話や商品・サービスの良い部分ばかり強調して信用させようとします。自分には実績がある、表彰されている、多額の売上がある、有名人が絶賛した、利用者が高く評価している、絶対に得をするなど良い事しか言わない人には警戒しましょう。
口コミなどはサクラ・やらせの可能性も考える
インターネット上で見ることができる口コミは商品やサービスを選ぶ際にとても参考になりますが、口コミなどインターネット上の評判も操作することができます。
悪徳業者は大したことがない商品やサービスなのに高い評価を付けて絶賛をするような口コミを複数書き込んで、評判を高めようとすることがあります。逆にライバル社の商品やサービスを酷評することもあります。口コミは無条件で信用していいものではありません。
うわべの優しさに騙されない
人を騙す人は見た目が悪そうな人ばかりではありません。とても紳士のような人、優しそうな人も人を騙すことがあります。身寄りがなく寂しい気持ちのお年寄りの家に足しげく通い話し相手になり、信頼を得てから騙すというような方法もあります。優しい人だから信用していいとも限りません。不自然な優しさは警戒すべきです。
インターネット上の評判を確かめる
自分が購入しようとしている商品やサービスは購入や契約を決断する前に、評判を確認することが重要です。幸いなことにインターネット上でおかしな商品やサービスの情報が調べられる場合も増えているので、悪い評判がないかどうかを確認しましょう。火の無い所に煙は立たぬといいますが、おかしな評判があれば本当に購入や契約をして大丈夫か徹底的に調べましょう。
商品やサービスは比較する
自分が購入しようと考えている商品やサービスは必ず類似する商品やサービスと比較しましょう。極端に高かったら騙されている可能性があります。また、極端に安くても裏がある可能性があります。もちろん、比較するだけでは騙されることを防げない場合も多いですが、情報をたくさん得ることでおかしいなと気づくチャンスが増えます。
契約内容はよく確認する
商品やサービスを購入する時は契約内容をよく確認しましょう。これまで購入したことがない高額な商品やサービスを購入する時には、契約書を面倒でも隅々まで確認しましょう。自分に不利な条件が書かれていないか確認する必要があります。契約条件があいまいなままであれば契約してはいけませんし、口約束はあてになりません。
疑問に思うことや曖昧なことは徹底的に確認する
商品やサービスを購入したり、何かの理由でお金を払ったりする時は、疑問に思うことや曖昧なままになっていることがあれば遠慮しないで相手に徹底的に確認しましょう。相手がきちんと答えられなかったり、ごまかしたり、曖昧なままにしたり、不機嫌になったり、怒り出したり、不誠実な反応をするようなら騙されている可能性があります。
曖昧な見積もりで後から追加料金が発生しないか確認する
何かを一式とか、まとめていくらとか、曖昧な見積もりで人を騙そうとする業者もいます。見積もりで、何にどれだけお金がかかっているのかをはっきりさせず、商品やサービスを提供してから、見積もりに含まれていない料金が発生したので追加料金を払えと請求してくることがあります。見積もりは曖昧なところがないか、後から追加料金が発生しないか確認しましょう。
解約方法・手段や解約金・違約金について確認する
大した性能がない不必要な商品やサービスを売りつけて、やっぱりいらないと思わせて解約をするように仕向けて、契約違反だと違約金を請求してお金を得ようとする業者もいます。
購入・契約時に解約金や違約金について十分確認していなかったために、高額の解約金や違約金の支払いを求められることがあります。解約金や違約金が高くて解約を躊躇してしまうようなこともあります。
何かを購入・契約する時で、継続的に利用するような場合は特に解約の方法や手段、解約金や違約金の有無について確認しましょう。
法令を守った営業活動をしているか注意する
法律などを守らないで適当な営業活動をしている業者には要注意です。悪徳業者でなかったとしても、問題がある業者である可能性もあります。
ビジネスをするためには守らなければいけないルールがあります。資格がある人しかできない仕事がありますし、インターネットで取引をする場合には特定商取引法に基づく表示をしなければいけない場合があります。個人情報を集める場合は利用目的などを説明する必要があります。法令を守ろうとする意欲がある業者かどうかに注意が必要です。
まとめ
- 世の中には人を騙してお金を奪おうとする悪い人もいます。
- 詐欺やうまい話、悪徳商法に騙されないためには、購入や契約を慎重に行うことが重要です。判断を急がず、気持ちを落ち着かせてることが大切です。信頼できる人に相談することも大切です。