料金の前払いをする時は大丈夫な相手か注意する
記事作成日:2015年12月29日
物やサービスを買う時には、代金引き換えや商品到着後のコンビニでの支払いなどが利用できる場合もありますが、あらかじめ前払いで料金を支払わなければいけない時も多いです。しかし、料金の前払いをする時には取引をする相手が信用できる相手かどうか意識しなければいけません。お金を支払っても大丈夫な相手かどうか、ということです。
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買い物やオークション
代金先払いのリスク
最近では安心してインターネットを利用した買い物やオークションなどの個人間取引ができるように、代金決済サービスやトラブル発生時の補償などが充実しており、深刻な問題に陥ることは少なくなっていると考えられます。しかし、料金を支払ったのに品物が送られてこないといったようなインターネットを利用した取引のトラブルには気を付けなければいけません。
取引実績や口コミを確認
相手の過去の取引の実績や口コミ情報などが分かる場合には確認して、もし口コミの評価が低い場合にはなぜ低いのか理由をよく確認するようにしましょう。
サービスの前払い料金
個人の取引で特に注意しなければいけないのが、利用料金を一括で前払いしてサービスを受ける期間が長くなる形態の、語学や資格、専門的技能、趣味などの趣味に対する料金の前払いや、長期間通うことになる美容関係のサービスに対する料金の前払いです。
破綻するとお金は戻らずサービスも受けられない
サービスを受ける前に利用料金を一括して支払うため、サービスを提供している企業などが破綻した場合に、当初想定していたサービスが受けられなくなるリスクがあることに注意が必要です。企業にゆとりがあれば申し込んだサービスの料金を返金してもらえることもあるのでしょうが、ゆとりがないために破綻するため申し込んだお金はほとんど戻てこずに、サービスも受けられないという状態に陥る可能性があります。
前払い料金は提供企業の経営状態に注意
最初に料金を一括で支払って、サービスの提供を後から長期間にわたって受けるような場合には、サービスの提供企業の経営状態について念のため確認しておいた方が良いでしょう。インターネットの検索を行って、悪いうわさがあるような企業や情報がほとんど出てこないほど小さな企業である場合には警戒を強めたほうが良いでしょう。
利用するなら前払い分を出来るだけ減らす
どうしても利用する場合には、利用料金を分割して支払えないか確認し、なるべく前払いを減らして利用する分だけお金を払うような形での取引をするようにしましょう。
まとめ
- 物やサービスの提供を受ける前に代金の支払いをする場合には取引をする相手が信用できる相手かどうか、経営状態は危なくないかを確認するように心がけましょう。
- インターネットを利用した買い物やオークション等の個人間取引には料金を支払っても商品が届かないようなリスクが考えられます。また料金を先に支払って後からサービスを受けるような取引は、相手が経営破たんすると料金が返金されず、サービスも受けられないということになるリスクがあります。