利用明細でクレジットカードや電子マネーの不正利用を防ぐ
記事作成日:2016年7月3日
クレジットカードや電子マネーは、他人に不正に利用されてしまう場合があります。セキュリティの技術が上がっていっても、クレジットカードの番号や利用期限などが分かってしまえば、他人がクレジットカードを不正に利用することは不可能ではないので、利用明細をこまめに確認するなどして身に覚えがない利用がないか気を付けることが大切です。
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不正利用を防ぐために利用明細を確認する
クレジットカードでは、不正な利用を防ぐため利用明細を定期的に確認するようにしましょう。定期的に利用明細を確認していれば、身に覚えがない利用があっても早めに発見することができるからです。明らかに異常な利用はクレジットカード会社から不正な利用ではないかとの連絡が来ることもありますが、クレジットカード会社から連絡がない場合でも自分が不正利用に気づくために利用明細をちゃんと確認することが重要です。
自分が使った記憶がないような利用明細の記録がある場合には、速やかにクレジットカード会社に連絡しましょう。
利用時にメールなどで連絡してくれるカードを利用する
クレジットカードの中には、クレジットカードを利用したら利用金額などをメールで通知してくれるサービスを実施している場合があります。不正利用の被害を抑えるためにはできる限り早く不正利用に気づくことが重要なので、メールで利用を通知してくれるサービスはとても便利です。
利用限度額を最小限にする
不正利用の被害を抑えるにはクレジットカードの利用限度額を最小限にしておくという方法があります。利用できる金額が少なければ、多額の利用を防ぐことができます。
クレジットカードを複数枚使い分ける
クレジットカードを2~3枚用意して、信頼できそうなお店とそうでないお店で使い分けるということが考えられます。1枚しかクレジットカードを持っておらず、不正利用されてしまい利用を停止された場合への備えとしても有効です。
怪しいお店では使わない
海外旅行など海外で利用する場合やインターネット上で決済をする場合は、怪しそうだな、おかしいなと思うようなお店ではクレジットカードを利用しないことで被害を避けられます。しかし、どうしても決済できないと困るという場合は、普段使うクレジットカードとは別のクレジットカードを準備して利用限度額を最低限にして利用するということも考えられます。
電子マネーも利用明細を確認する
不正利用といえばクレジットカードが思い浮かびますが、電子マネーも不正に利用される可能性がないとは言えません。典型的なのは一時的に紛失してしまい、紛失している間に利用されてしまうという場合です。
電子マネーのカードを紛失した場合は不正利用のリスクを意識しやすいですが、電子マネーのカードを普段あまり使っていない、持ち歩かないという場合は無くしたこと自体気づかないかもしれません。
また、紛失した場合以外でも思わぬ不正利用をされる可能性がないとは言えないため、電子マネーを利用している場合は定期的に利用明細を確認する習慣をつけましょう。
利用明細をこまめに確認すると使い過ぎも防げる
クレジットカードや電子マネーは利用明細をこまめに確認すると使い過ぎを防ぐことができるようになります。ちょっと使い過ぎているなと思えば、自然と利用を控えるようになるからです。
クレジットカードでは利用明細の確認が延滞を防ぐ効果も
利用明細をこまめに確認していると、利用した分の支払い金額や支払日などが早めに分かるようになるため、お金の準備や支払口座への入金を早めに済ませることができ、延滞をしづらくなります。
ただし、理想なのはクレジットカードを利用した段階で利用した金額分だけ支払口座に入金して分けておくことです。
まとめ
- 利用明細をこまめに確認することでクレジットカードや電子マネーの不正利用の被害を軽減することができます。
- 不正利用を防ぐために重要な事はいち早く不正利用があったことに気づくことです。