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50円玉貯金でお金を貯めるコツ

記事作成日:2017年5月14日
最終更新日:2021年6月13日

50円玉

50円玉貯金とは、買い物お釣りなどでもらった50円玉を貯金する方法です。500円玉貯金や100円玉貯金と比べると手軽に始めることができて、10円玉貯金などと比べるとある程度多くの金額を貯めることができるという特徴があります。50円単位で貯金ペースを調整できるのがメリットですが、1度の買い物で最大1枚しか50円玉を入手できる機会がないということがデメリットです。

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50円玉貯金を1年続ける場合の貯金金額

毎日1枚50円玉を貯金し続けたとすると、1年間365日として50円玉貯金では50×365=18,250円を貯めることができます。1日2枚のペースなら36,500円、3枚なら54,750円です。50円玉貯金の目標金額の目安としては2万円、5万円あたりのちょっとした金額が現実的になると考えられます。なお、100円玉貯金なら1日1枚で36,500円、500円玉貯金なら1日1枚で182,500円になります。

50円玉貯金の特徴やメリット

50円玉貯金の特徴やメリットについてです。

50円玉貯金は気軽に始めやすく続けやすい

50円玉貯金は100円玉貯金や500円玉貯金と比べると1枚の金額が少ないので、気軽に始めやすく、家計への負担も少なく続けやすいというメリットがあります。1日に500円を貯めるのと、50円を貯めるのでは、50円の方が簡単です。貯金の第一歩として取り組みやすいのです。50円であれば、家計への負担も少ないので、家計が苦しいから続けられなくなるということがほとんどなく、続けやすいのです。貯金箱があればすぐに始められますが、家にある手頃な箱・ケースやペットボトルを貯金箱代わりに50円玉貯金をする場合もあります。

50円玉は支払いに使わなくても問題がない

50円玉を使う支払いは支払い金額の十の位が50円から99円の時、例えば、168円とか280円といったような時ですが、敢えて50円玉を使わず10円玉で支払ったり、100円玉で支払うこともできるため、支払いで50円を絶対使わなければいけないということはありません。そのため、50円玉を手に入れたら使わないで取っておきやすいのです。

1枚50円の金額も多過ぎず、少な過ぎずバランスが良い

1枚が50円の50円玉は100円玉や500円玉と比べると金額が少なく、取り組みやすいといえます。一方で10円玉、5円玉、1円玉よりは金額が大きく、10円玉、5円玉、1円玉と比べると金額を増やしやすいといえます。そのため、50円玉は小銭の中では金額が多過ぎず、少な過ぎず、バランスがいいといえます。

50円玉は500円玉よりは手に入りやすい

50円玉は支払いの際に、お釣りが10の位が50円以上99円以下になった時に受け取ることができる可能性がありますが、500円玉と比べると比較的手に入れやすいと考えられます。500円玉の場合は1000円札などの紙幣を使わなければいけませんが、50円玉は100円玉や500円玉で支払いをした場合にも手に入る可能性があり、500円玉よりは集めやすいといえます。

50円玉貯金は100円玉貯金や500円玉貯金よりは使い込みづらい

50円玉は100円玉や500円玉と比べると1枚の金額が少ないため、お金が足りないから使おうと思っても、たくさんの枚数を取り出さないとまとまった金額になりません。そのため、ちょっと使いたいなと思っても、何枚も取らないといけないため、使ってしまうことに抵抗感を感じて使い込みづらいということがあります。500円玉なら1枚取り出せば500円なので、途中で使ってしまうリスクが高いのです。

50円玉貯金のデメリット

50円玉貯金のデメリットについてです。

50円玉貯金で多額の金額は貯まりづらい

50円玉貯金は100円玉貯金や500円玉貯金と比べると手軽に始められ、財布への負担も軽いことがメリットではありますが、金額が少額なので裏を返せば貯まりづらいということになります。50円玉貯金で大きく貯めようと思うのであれば、1日1枚のペースでは少なく、何枚も貯金する必要が出てくるのです。たくさん貯めたい場合は50円玉貯金以外の貯金方法を考えた方が良い場合もあります。長く続けて気が付いたらそこそこ貯まっていた、というような結果を期待した方が期待ハズレにならないでしょう。

お釣りでは1回の支払いで最大1枚しかもらえない

50円玉は買い物をしてお釣りとして入手しますが、通常は50円玉を1枚よりも多く貰うことはできません。50円玉2枚なら100円玉でいいからです。つまり、買い物を1回で最大1枚しか50円玉がもらえないことになります。買い物をした回数だけしか50円玉を取得するチャンスがないので、貯金する50円玉を手に入れる機会があまりないこともあります。

50円玉貯金は100円玉貯金や500円玉貯金よりかさばる・重い

50円玉貯金は同じ金額を貯金するのであれば100円玉貯金や500円玉貯金よりも多くの枚数が必要になります。例えば、500円を貯める場合には50円玉は10枚必要ですが、100円玉なら5枚、500円玉なら1枚で済みます。同じ金額を貯める場合、50円玉貯金は100円玉貯金の2倍、500円玉貯金の10倍の枚数が必要になります。枚数が多い分、貯める空間が必要でかさばり、重くなります。沢山の枚数を貯めるなら頑丈で大きな貯金箱、貯金缶、貯金ケースが必要になります。なお、50円玉は1枚4g、100円玉は1枚4.8gなので50円2枚で100円ですが、50円玉なら8g、100円玉なら4.8gです。

通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律施行令(一部を抜粋)

別表第一 貨幣の素材等(第一条関係)

四 五十円の貨幣

量目 四グラム

五 百円の貨幣

量目 四・八グラム

(出典)通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律施行令の一部を抜粋して引用

貯めた50円玉は口座への入金や両替が必要になる

50円玉貯金で50円玉を貯めても、そのままでは多額の支払いはできません。3000円の物を購入する時、50円玉なら60枚必要ですが、60枚の使用は現実的ではありません。そのため、口座に入金するか、両替しないと、貯めたお金を使えないことになります。50円玉貯金で50円玉が貯まったら銀行のATMか窓口で自分の口座に入金、または両替が必要となる点が手間なのでデメリットとなります。

両替の場合は硬貨の取り扱い枚数次第で手数料が必要となることがありますし、口座への入金でも硬貨を取り扱うATMは限られる、1度の投入枚数に上限があるといった不便さがあります。また、窓口で入金すると、硬貨の枚数次第で手数料が発生することがある、手続きまで時間がかかるなどのデメリットもあります。

50円玉貯金のコツ

50円玉貯金を成功させるためのコツや50円玉貯金をする上での注意点についてです。

支払いを工夫して50円玉を貰う

50円玉をお釣りでもらえるのは普通に支払うと、支払い金額の10の位以下が1円以上50円以下となる場合です。つまり、XX01円~XX50円となる場合が基本です。しかし、支払い金額の10の位以下が51円以上99円(XX51円~XX99円)でも、10円玉を追加して支払うとお釣りの10の位の金額を50円に調整することができます。例えば、268円の支払いで300円に20円を追加して320円支払うと320-268=52となり、50円玉を入手できます。支払いを工夫すると50円玉を受け取る機会が増えます。財布の10円玉などを意識しながら、50円玉がもらえるような会計での支払いを工夫してみましょう。

貯まる金額に期待をし過ぎず気長に続ける

50円玉貯金は100円玉貯金や500円玉貯金と比べると、同じ枚数を貯めていくと、貯まっていく金額が少ないため、なかなかたまらないことがあります。50円玉貯金は一気にたくさん貯めることは難しいため、金額を気にしすぎないで気長に取り組み、たまに貯まった金額を確認して嬉しいというような気楽な気持ちで続けることが大切です。

貯金ペースは柔軟に

50円玉貯金は50円単位で貯金金額を変えられるので貯金のペースを変えやすいのが特徴です。貯金は毎日続けることが大切ですが、こだわりすぎてしまうとプレッシャーになったり、義務感を感じてしまったりします。1日に最低でも1枚といったように目標を決めるのは良いことですが、気楽に楽しむことも大切です。50円玉を手に入れるために無理して買い物をしたら節約になりません。たくさん50円玉を手に入れた日には1枚ではなく複数枚貯金するようにして、手に入らなかった日は貯金しないといったような形で貯金ペースを柔軟に調整した方が続けやすいです。

手に入れた50円玉は使わず家に帰ったらすぐ貯金する

50円玉を手に入れたら、会計に際に使わないようにしておいて、家に帰ったらすぐに貯金箱に入れるようにしましょう。50円玉は使ってしまわないでしっかり貯金できるようにするのです。50円玉は手に入れたら貯金に回すので、無かったことにしてとっておくようにするのです。手に入れた50円玉を貯金すると考えると、飲み物やお菓子などを買うのを控えて貯金に回そうとか、この50円玉は使わないにしようとか、買い物のときに意識するようになり節約にもつながります。

貯金した50円玉に手を付けない

貯金した50円玉は取り出して使わない様に気を付けましょう。貯めたものを使ってしまっては貯金の意味がないからです。50円玉は100円玉や500円玉と比べると金額が少ないため、何枚も取り出さないといけないことになりがちなので、取り出している間に抵抗感を感じることもあり、使いづらい場合もあるかもしれませんが、意識して使わないようにすることが大切です。

まとめ

  • 50円玉貯金とは、買い物のお釣りなどでもらった50円玉を貯金する方法です。
  • 50円玉貯金は、500円玉貯金や100円玉貯金と比べると手軽に始めることができ、10円玉貯金、5円玉貯金、1円玉貯金と比べると貯まりやすいためバランスがよいちょっとした金額を貯めるのに手頃な貯金方法です。

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【50円玉貯金でお金を貯めるコツの記事は終わりです】

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