小銭貯金のメリットやお金を貯めるコツ
記事作成日:2015年12月23日
小銭貯金とは、小銭を貯金することで、いろいろなやり方がありますが、毎日財布にある小銭を全部貯金箱に入れるなどの方法があります。何かの瓶などに1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉などの硬貨がびっしりと詰められているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。身近な貯金方法です。
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小銭貯金の色々なやり方
小銭貯金には様々なやり方があります。いくつか方法を紹介します。
好きな金額を好きな時に貯金
最も自由な形の小銭貯金です。気が向いた時にお財布にある小銭を貯金箱に入れます。全額入れてもいいですし、一部だけ入れてもいいです。特に制約がないので気が楽です。ただし、意識して貯めないとほとんど貯金が貯まらない可能性があります。
毎日あるいは毎週の終わりに財布の小銭を貯金
毎日あるいは毎週の終わりに貯金すると決めておいて財布にある小銭を全て貯金箱に入れます。規則的に貯金することになるため、貯金習慣がつきますし、ある程度しっかりと貯まっていきます。毎週にすると頻度が下がるので気楽にはなりますが、貯まるスピードは遅くなります。
決まった金額を貯金
毎日貯金する金額を小銭で決めておいて貯金する方法です。10円だと少ないですが、50円や100円ならそれなりの金額になります。硬貨1枚でなくても20円や60円など複数枚の金額を貯金することもできます。
特定の硬貨だけ貯金する
貯金する金額ではなく、貯金する硬貨の種類を決めておくこともできます。毎日10円玉は全て貯金する、50円玉は全て貯金する、10円玉以下の細かい小銭は貯金するといったような形です。500円玉だけなら500円玉貯金に、100円玉だけなら100円玉貯金になります。
小銭貯金の特徴やメリット
気軽にに今から始められる
小銭貯金は気軽に始めることができます。心理的なハードルがとても低いです。貯金箱を用意すればいいのですから。貯金箱はちゃんとした貯金箱じゃなくてもちょっと頑丈な箱なら何でもいいです。
小銭はいつでももらえる
小銭は紙幣で買い物をしてお釣りとしてもらうことになるため、手に入れる機会がたくさんあります。そのため、普通に生活している中で小銭を集めて貯金することができます。
貯まっているのを感じやすい
小銭貯金は見た目や貯金箱を持ち上げた時の重みから貯まっていることが感じやすいという特徴があります。小銭がどんどんたまっていくので、見た目や重さから感覚的に貯まっていると感じることができ、貯金を続ける励みになります。ただし、金額が分かるわけではありません。
両替に使える
小銭貯金は小銭が貯まっていくので、支払いでちょうどきっちり用意しないといけない時にちょっと小銭が必要になっても両替に使えるので便利です。もちろん両替でなくても、ちょっとだけ貯金から小銭を抜くこともできるのですが、貯めた小銭を使ってしまうと貯まりづらいのであまりお勧めはしません。
小銭貯金を成功させるコツや注意点
財布の小銭を残す意識をする
続けて何回か買い物をする時に財布の小銭をどうするのか自分なりにルールを決めておいて財布の小銭を残すようにすると貯まりやすくなります。小銭がたくさんある時に買い物をした時に小銭は全く使わないで紙幣だけで会計をするのか、いくらまでなら小銭で支払いをしていいのかなどイメージを作っておくことが大切です。支払いは全て紙幣でしかしないとなるとかなり買い物が窮屈になってしまう可能性があるからです。
買い物で節約を意識する
小銭をもらう基本的なパターンは1000円札などの紙幣で買い物をしたお釣りとしてもらうことです。ということは、買い物のときに買い物金額を減らせば、その分お釣りが多くなるので買い物をする時は買い物点数を絞ることで、買わなかった分が小銭のお釣りとして戻ってきて、貯金できることになります。節約を意識すると小銭貯金につながります。
貯金箱は頑丈で中身が取り出しやすいものを
小銭貯金をする場合には貯金箱は、箱ではなく瓶や金属製の缶、プラスチックケースなどに入れている人もいます。貯金箱は小銭が貯まるので頑丈でなければいけませんが、取り出しづらいのだけはやめておきましょう。貯めて入金や両替をする時に物凄く苦労します。
続けることを大切にする
小銭貯金は継続しないと大きな金額を貯めることができません。小銭貯金を始めるなら、貯金することを意識して習慣にしていくことが大切です。
貯金目標を定めにくい
小銭貯金はいつまで続けたらいいのかが定めづらいのが弱点です。貯金額が分かるような貯金箱を使わない限り、小銭を貯めていっても金額は数えないと分からないので、1万円貯める、5万円貯める、10万円貯めるといったような金額の設定をしても、何時終わりなのかが分かりません。かと言って貯金箱がいっぱいになるまでにするといくら貯めることになるのか分かりません。
少額の貯金では貯まりづらい
小銭貯金は1回あたりの貯金額が少額となる場合があり、貯まりづらくなってしまうことがあります。毎日100円以下の貯金しかしないと、毎日続けても4万円に届かないことになります。
無駄遣いが増える可能性がある
小銭は基本的に買い物をした時に紙幣で支払ってお釣りとして手に入れることになります。そのため、小銭貯金をしたいために、あまり必要ないものまで買ってしまって無理矢理小銭を作ろうとしてしまう可能性があります。貯金をするのに無駄遣いが増えては意味がありませんので、いらない買物が増えないように気を付けましょう。
貯まっている金額は分かりにくい
小銭貯金は貯金箱などに小銭が貯まっていくので貯まっていく感じは分かります。小銭がどんどん貯まっていくのですから、持ち上げれば重さを感じることができます。しかし、貯まっている金額は分かりづらいです。貯金箱の中には貯金した金額が分かるように集計してくれるような優れモノもあるのですが普通の貯金箱なら数えてみないと分かりません。50円玉や100円玉、500円玉といった高額の硬貨がほとんど入っていないと小銭の数の割には金額では全然貯まっていなかったということになりかねません。
口座への入金や両替が面倒
小銭貯金の最大の弱点は口座への入金や両替が面倒ということです。大量の小銭が貯まることになるので、口座への入金や両替は一苦労です。少ない枚数なら硬貨が入るATMで口座に入金できますが、枚数が多くなると窓口に行くことになります。持ち運びも不便ですし、取り出しづらい貯金箱に入れていると小銭を取り出すのも大変です。
まとめ
- 小銭貯金とは、小銭を貯金することで、毎日財布にある小銭を全部貯金箱に入れるなどの方法があります。
- 小銭貯金は、気軽にできることや小銭がたくさん貯まることを感じられるなどのメリットはありますが、いくら貯まっているのか分かりづらいことや口座への入金などが面倒、少額の貯金額だと貯まりづらいといった弱点もあります。