つもり貯金って何?つもり貯金でお金を貯めるコツ
記事作成日:2015年12月24日
つもり貯金とは、何かを買いたかったけど実際には我慢した時に買った「つもり」になってその浮いた金額を貯金する方法です。また、自分の努力や何らかの偶然で本来の値段よりも割安で買えた時に本来の値段で買った「つもり」になって節約できた金額を貯金する方法です。
つまり何か我慢した、何か得したという時にその我慢したお金、得したお金をそのまま財布に入れておくと使ってしまって無くなってしまうので、使ったものと思い込んで貯金してしまうのです。
ネーミングが分かりづらいと思いますが、割と知られている貯金方法です。
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買いたかったけれど我慢した例
- コンビニでおやつやデザートを買いたかったけど我慢した
- 水筒を持参してペットボトルや缶ジュースなどを買わなかった
- カフェに入ってコーヒーを飲みたかったけど我慢した
- アプリなどの有料サービスを買いたかったけど我慢した
- 飲み会に行きたかったけど我慢した
- 買いたい洋服を買いたかったけど我慢した
- タクシーに乗ろうと思ったけど定期がある電車とバスで帰った
- アンケートやプレゼントで得た金券分の買い物でお金が浮いた
- クリーニングでなく自宅で洗濯してアイロンをかけた
- 本は買わないで図書館で読んだ
本来の値段よりも割安に買えた例
- 高いレストランではなく普通のファミレスで我慢した
- 外食したかったけど自炊して我慢した
- 高級食材ではなく普通の食材で我慢した
- 閉店間際で定価のものが半額で買えた
- 賞味期限が迫っているものが安く買えた
- 冊子の本ではなく電子書籍でお金を浮かせた
- 割引セールで破格の値段で買えた
つもり貯金のやり方、方法
つもり貯金のやり方はシンプルです。
貯金箱を用意する
貯金箱を用意します。もちろん市販のものでなくても大丈夫です。貯金箱を家にある適当な箱で済ませば貯金箱を買ったつもりで早速貯金できますね。小銭が多く入ることになると思いますのである程度頑丈な箱の方がいいでしょう。
お金が浮いたら覚えておくかメモする
何かを買いたいと思ったけど我慢した場合、何かを本来の値段よりも割安に買えた場合に浮いたお金を覚えておきます。記憶に自信がなければ手帳などにメモしておきます。専用のノートなどを用意しても良いのですが張り切り過ぎると失敗してしまう可能性もあるのですでにあるものを活用しましょう。ここでもノートを買ったつもりにして貯金できます。また、携帯電話やスマートフォンのメモ機能や専用アプリを利用しても良いでしょう。
家に帰ったら浮いたお金を貯金する
その日に浮いたお金があったら忘れないうちに貯金します。金額は大体の金額、アバウトな金額で構いません。小銭が無かったらとりあえず千円札を1枚入れておくくらいの豪快なやり方でも問題ありません。細かすぎると面倒になってしまう可能性があります。貯金した金額をノートなどにメモしておくやり方もありますが、書き忘れたり、面倒になったりして続かなく可能性があるので無理して記録する必要はありません。金額を把握したいなら記録する必要がありますが手間がかかります。
つもり貯金の特徴やメリット
気軽にすぐに始められる
つもり貯金は気軽にすぐに始められることが特徴です。貯金箱は家にある適当な箱で構いません。よし、やろうと思った時に始められるということは重要です。
節約意識が向上する
つもり貯金は何かを買いたいと思ったけど我慢した、使うはずだったお金を使わなかったという時にその金額を貯金するので、節約をしようという気が強くなります。日常生活でつもり貯金のためにお金を使わないように意識するということは、自分のお金の使い方を見直すことにつながります。
貯金のチャンスはたくさんある
日常生活ではついつい細かな無駄遣い、ちょこちょこ買い、ちょっとした贅沢をしてしまうものです。そのため、使う必要がないお金を使ったつもりになるチャンスはたくさんあります。
つもり貯金を成功させるコツ
貯金の目的を持つ
つもり貯金は先取り貯金や500円玉貯金、365日貯金、小銭貯金など他の貯金方法と違って、我慢や節約がないと貯金につながりません。他の貯金方法は貯金するだけですが、つもり貯金は我慢や節約して貯金するので、他の貯金方法とは少し違っています。我慢や節約が必要なので続けられるように貯金の目的を持つことが大切です。何か頑張るための目的があれば続けやすいはずです。
買ったつもりになったら忘れずに貯金する
買ったつもりになっても後でまとめて貯金しようといったように後回しにしてしまうと、忘れてしまうし、浮かせたお金も使ってしまう可能性があります。そのため、買ったつもりになったらその日のうちに貯金するように習慣づけしましょう。
気楽に楽しんでゲーム感覚でする
つもり貯金を続けるためには、気楽な気持ちで楽しんで、ゲームをするような感覚で、したつもりのチャンスを探すことです。あ、これ実は買わなくても買ったつもりで大丈夫だと思えることを楽しく探すことが大切です。
ストレスにならないようにする
節約も貯金もある程度の忍耐や我慢は必要なのですが、ストレスになり過ぎてはいけません。我慢我慢と頑張り過ぎるとどこかで我慢できなくなって反動が来てしまいます。無理がないように気楽に取り組みましょう。
家計のやりくりが厳しい時は無理しない
お金はどんどんたまった方が良いのですが、続けていくためには家計のやりくりが厳しい時は無理をしないことも大切です。本当に家計が苦しい時は、つもり貯金を頑張り過ぎないことも必要です。
つもり貯金の注意点やデメリット
貯金のペースがつかみづらい
つもり貯金は買ったつもりになるまで貯金する金額が分からないので貯金のペースがつかみづらいということがあります。どんどん貯めたいなら、買ったつもりになる場面を意識的に増やしていかなければいけません。
貯金金額が把握しづらい
メモなどで記録をしていればいいのですが、特に記録をしていない場合貯金金額が把握しづらくなります。そのため、いつまでにいくら貯めないといけないといったような目的の貯金にはあまり向いていません。
貯まった小銭の入金はちょっと手間
つもり貯金は紙幣が貯まることもあるのですが、小銭が貯まることも多いと思います。他の小銭を貯める貯金方法と同じで、貯まった小銭を口座に入金したり両替するのは少し手間になります。手数料をかけないためには銀行の窓口や硬貨が扱えるATMで自分の口座に入金した上で、必要な金額を出金するのが一番便利だと思います。無料の両替サービスが使える場合は利用しても良いでしょう。
まとめ
- つもり貯金とは何かを買いたかったけど我慢した場合や何かを割安で買えた場合に、本来の値段で買ったつもりになって浮いた金額を貯金する方法です。
- つもり貯金は、手軽に始めることができ、節約を意識することにつながるというメリットがあります。一方で、我慢も必要になるためストレスになってしまう場合があることなどがデメリットです。