いくら使っていいのかを把握すると貯まる
記事作成日:2015年5月7日
最終更新日:2015年5月8日
自分がいくら使っていいのかをなるべく正しく把握することは家計のやりくりでとっても大切なことで、使っていい金額が分かっているとお金が貯まりやすいです。いくら使っていか分からないと、お金の使い方がずさんになってしまいがちで、いくら使っていいか分かっていると、その金額を意識してお金を使わないように意識するからです。
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使っていい額を知ることで貯まる理由
使っていい額を知ることで貯まりやすい理由について説明しています。
使い過ぎてしまうことを防げる
毎月の収入と支出がちゃんと把握できていて、今月はあとこれくらいは使っていいんだ、ということが分かっていれば、使い過ぎないように気を付けることができるため、家計のやりくりができて、貯金も貯まりやすいです。
逆にあといくら使っていいかが把握できていないと、お金が手元にあれば使ってしまって、気が付くと全然足りない、ということになりかねません。
先取り貯金だけでは安心できない
先取り貯金をしていても、お金が足りなくなってしまえば、貯金を崩してしまうかもしれませんし、クレジットカードに頼ってしまうかもしれません。どうしても支払わないといけないお金もあるからです。そのため、先取り貯金をしているから安心というわけにはいきません。
先取り貯金をする場合でも、貯金をしても大丈夫な金額以上に先取り貯金をしてしまうと結局お金が足りなくなってしまって、貯金を毎回崩してしまうか、挫折してしまうからです。
使っていい額を知る方法
使っていい額を知るためには、家計を把握する必要があります。家計把握の基本的な方法は家計簿をつけるということです。しかし、家計簿に限らなくても、通帳を使ったり、レシートを集めたりすることである程度分かります。
使っていい金額を簡単に把握
特に使っていい金額を把握するだけなら、毎月の収入と毎月あるいは一定の期間ごとに必ず支払わないといけない固定的な費用だけを把握すればOKです。収入から貯金と固定的な費用を差し引いた額が使っていい額となります。ただし、固定的な費用には年間で発生する費用や臨時の出費に備える費用も含めておく必要があります。
日々使っていい金額を把握するのは大変
しかしまだ問題があります。毎月日にちが経つと固定費が銀行口座から引き落とされて残高は変わっていきます。もし、使っていいお金の口座と固定費などを支払う口座を一緒に管理していると、あといくらが使っていい額で、いくらが使っていけない額なのが分かりません。
財布の中にも請求書を支払うお金と、普段使うお金が混じっているといくら使っていいのか分かりません。
使っていいお金を別に管理して分かりやすく
そのため、使ってもいいお金を把握しやすくするために、使ってもいいお金を分けて管理することをお勧めします。この口座に残っているお金は使っていい、このお財布にあるお金は使っていい、というように目に見えてはっきりと分かれていれば管理がとてもしやすいです。
口座を分ける、財布を分けるということは、使っていいお金を分かりやすくするという点で大きなメリットがあります。
もちろん家計の数字が頭に完璧に入っているという場合は分ける必要はありません。頭の中では計算できなくても、頭の代わりにアプリなどが頑張ってくれても同じです。
色々方法はあるので、やりやすい方法を探してみましょう。一番大事なのは使っていいお金を分かりやすくしておくということです。